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ゼータ電位を理解して微粒子の分散・凝集を制御する

ゼータ電位を理解して微粒子の分散・凝集を制御する

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年1月27日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 粉体・微粒子分散に関連する技術者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品
    • セラミックス
    • トナー
    • 肥料
    • 化学原料
    • 電子材料
    • 金属材料
    • 電池材料
    • 粉末治金 など
  • ゼータ電位に関心のある研究者・技術者・開発部門・技術管理部門

修得知識

  • ゼータ電位 (分散促進因子) とハマカー定数 (凝集促進因子) の理解
  • 電気泳動移動度の解釈とゼータ電位計算法
  • DLVO理論に基づく微粒子間相互作用のポテンシャル曲線の描き方と利用法

プログラム

 微粒子分散系をいかに安定化させるか、基礎から応用まで解説する。DLVO理論に登場するハマカー定数 (凝集促進因子) とゼータ電位 (分散促進因 子) が2つのキーワードである。ゼータ電位を与える電気泳動移動度の測定と解釈および分散・凝集を定量的に決定するポテンシャル曲線の描き方の習得および分散系安定化のための戦略を徹底的に解説する。

  1. 微粒子の集団は必ず凝集する
  2. 微粒子間の凝集力は分子間力に由来する
  3. ハマカー定数が粒子の凝集を促進する:代表的な物質のハマカー定数
  4. 微粒子のゼータ電位が分散を促進する
  5. 帯電微粒子周囲の拡散電気二重層
  6. 微粒子の表面電荷と表面電位の関係
  7. 電気泳動移動度の測定とゼータ電位
  8. 電気泳動移動度とゼータ電位を結びつける式
    1. スモルコフスキーの式と ヒュッケルの式
    2. ヘンリーの式
    3. 精度の高い式
  9. 液滴とエマルジョン
  10. 高分子電解質と柔らかい粒子
  11. 濃厚系の電気泳動
  12. 振動電場中の電気泳動:動的電気泳動
  13. 濃厚系における動的電気泳動:ESA法とCVP法
  14. 粒子間の静電反発エネルギー
  15. コロイド粒子間の相互作用エネルギーの計算:DLVO理論
    1. ポテンシャル曲線による凝集・分散の定量的評価
    2. シュルツ・ハーディの法則
    3. 非水系におけるDLVO理論
    4. 柔らかい粒子の場合
    • 質疑応答

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
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