技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2014年8月29日 11:00〜12:30)
京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 物質工学部門 教授 今野 勉 氏
フッ素原子を有する有機分子の構造、性質、そして化学反応性は、フッ素原子の導入数に著しく依存する。実際、フッ素原子導入数が大きく異なる分子どうしでは、全く異なる分子として振る舞うように感じられる。
しかし、一見異なると感じられるそれらの分子の性質も、実はフッ素原子のいくつかの基本的性質に起因しており、そうしたフッ素原子の性質を正しく理解し、活用することができれば、所望の性質を有する有機フッ素化合物を、容易に合成することが可能となる。
本講演では、低分子から高分子まで、様々な有機フッ素化合物を取り上げ、フッ素原子がもたらす特異性を概観し、その合成法を解説する。
(2014年8月29日 13:20〜14:50)
東ソー・エフテック (株) 研究所 所長 河田 恒佐 氏
近年、医農薬等の生理活性物質や液晶・電池材料等の機能材料分野では、含フッ素化合物の占める割合が急増している。
これは、フッ素の持つ特異な化学的・物理的性質を最大限に利用して、より高性能な機能を引き出そうとする試みの結果に他ならない。
本講演では、このような見地からフッ素化反応に用いられる各種フッ素化剤の利用方法について概説するとともに、実際の含フッ素医・農薬の製造方法について紹介する。
併せて東ソー・エフテックで工業的に製造している含フッ素化合物の製法およびその用途展開について紹介する。
(2014年8月29日 15:00〜16:30)
神奈川大学 理学部 化学科 教授 堀 久男 氏
炭素原子とフッ素原子から形成される有機フッ素化合物は耐熱性、耐薬品性、界面活性等の優れた性質を持ち、我々の生活に欠かすことのできない重要な化学物質である。
その種類は低分子化合物から高分子化合物まで多岐にわたる。分子量が数百程度の化合物は界面活性剤や表面処理剤に、数万以上の化合物、すなわちフッ素ポリマーはパッキン等の汎用品は勿論のこと、イオン交換膜,光ファイバー,レジスト等の先端材料として利用されている。このように高い機能性を持つ一方で、環境残留性や廃棄物の分解処理が困難といった負の側面が近年になって顕在化しつつある。
本講演ではこのような有機フッ素化合物が抱える環境問題と分解無害化・再資源化技術の研究動向について報告したい。
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発行年月 | |
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