技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

UV硬化型樹脂の必須基礎知識と応用展開

UV硬化型樹脂の必須基礎知識と応用展開

~各材料の安全性・法規制 / 塗料・コーティング剤への応用 / 接着剤・粘着剤の市場動向など~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年7月18日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 紫外線硬化技術に関連する技術者、研究者、開発者
  • 硬化不良で課題を抱えている担当者
  • 紫外線硬化について復習したい方
  • 紫外線硬化の初級者、入門者

修得知識

  • UV硬化の基礎
  • UV硬化技術の応用
  • UV硬化の最新動向
  • UV硬化の市場調査

プログラム

 UV硬化樹脂の応用分野及び基礎分野の技術者向け基礎講座UV硬化技術は電子部材を始め多くの領域で採用されている技術である。特に生産性に優れており、今後益々発展していく分野である。
 その中でもモノマー、オリゴマー、ポリマーは樹脂本来の特性を出すには、各材料特性を知る必要がある。モノマー、オリゴマー、ポリマーの配合技術は時代により新しい材料開発が要求される。弊社では新しい材料として光開始剤内蔵型樹脂を3年前に開発しお客様より好評を得ている。同時に有機―無機ハイブリット化の技術により低屈折率~高屈折率樹脂を2年前に開発し多くのお客様より反響がある。本講習会では新規材料解説中心に行う。

  1. 基礎講座分野
    1. アクリル酸エステルモノマーとオリゴマーについて
    2. アクリル酸エステルモノマー分類
    3. アクリルオリゴマーの分類
    4. 硬化方法
    5. UV硬化法について
    6. 光開始剤のタイプ及び構造
    7. アクリル酸エステルモノマーの特性及び反応性
    8. アクリルオリゴマーの特性及び反応性
    9. 反応性オリゴマー (光開始剤内蔵型オリゴマー) -トピック
    10. 有機無機ハイブリット化の応用
    11. 低屈折―高屈折率樹脂開発及び特性―トピック
    12. UV照射機 (紫外線ランプ) の種類特性
    13. ランプ波長領域及び特性
    14. EB硬化法
    15. EB硬化法の現状及び今後の進展状況
    16. 熱硬化―UV硬化法併用方法
    17. 湿気硬化―UV硬化併用方法
    18. モノマー、オリゴマー特性
    19. Tgと硬化収縮
    20. モノマー、オリゴマー等含めた安全性
    21. 各材料の法規制
    22. 化審法、CAS,TSCA等法規制
  2. 応用分野
    UV硬化技術の応用、最新動向及び市場調査
    1. UV硬化樹脂の市場動向
    2. 感光性材料の世界市場
    3. UV硬化インキの世界市場
    4. 光学用透明粘着テープ (タッチパネル用) 世界市場
    5. 各種プラスチックの改良
    6. PVC被覆 (放射線架橋)
    7. 合成ゴム加硫
    8. エマルジョン重合応用
      • SBR
      • 酢ビ等
    9. 成型物の応用
      • メタアクリル板
      • ポリエステル板 等
    10. 塗料、コーテング剤への応用
      1. 紙用塗料
      2. プラスチック用塗料
      3. 金属塗装
      4. 木工用仕上げ塗料
      5. 光ファイバーこーテング剤
      6. 磁気記録媒体塗料
      7. 印刷インキ
      8. 金属印刷インキ
      9. スクリーン印刷用塗料
      10. 塗料、印刷インキ配合ポイント
    11. 感光性樹脂凸版
    12. プリント配線用レジストインキ
    13. UV硬化材料の高分子設計と高機能化
      1. 有機―無機ハイブリット材料
      2. シリカハイブリットコート剤
    14. 高屈折率コート剤
    15. 導電性コート剤
    16. 接着剤
      1. 接着における光利用技術
    17. 粘着テープ、フイルム市場動向
      1. 研磨パット固定用両面テープ
      2. タッチパネル用OCAテープ
      3. 自動車分野―塗装用マスキング粘着テープ
      4. ワイヤーパーネス用粘着テープ
    18. 感圧接着剤 (粘着剤) 製造例
    19. 医療用樹脂材料への応用

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/24 接着不良を未然に防ぎ信頼性の高い接着を行うための必須知識と強度・耐久性の評価・設計法 (1日目 基本編) オンライン
2025/9/25 接着不良を未然に防ぎ信頼性の高い接着を行うための必須知識と強度・耐久性の評価・設計法 (2日目 実践編) オンライン
2025/9/25 押出・延伸・冷却による構造制御と可視化・解析による機能発現の最適化 オンライン
2025/9/25 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/9/26 ナノ粒子分散系コーティング膜の各種評価テクニックとその応用 オンライン
2025/9/26 ソフトマテリアルの摩擦・摩耗メカニズムおよび材料内部のひずみや接触挙動の可視化技術と摩擦・摩耗制御への応用 オンライン
2025/9/30 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/9/30 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 オンライン
2025/10/6 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/10/8 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2025/10/10 高分子材料の劣化 オンライン
2025/10/15 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/10/15 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/16 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/20 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/20 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2025/10/21 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/22 塗工プロセスにおける乾燥技術の基本、実際とプロセス・条件の最適化、乾燥起因トラブルへの対策 愛知県 会場
2025/10/23 ラジカル重合の基礎と分子量・立体構造の制御、最新の重合手法 オンライン
2025/10/23 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/31 粘着・剥離のメカニズムと粘着製品の評価方法
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート