技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療・細胞・組織加工製品の国内承認取得にむけた薬事・申請対応と参入への要件/事業化

再生医療・細胞・組織加工製品の国内承認取得にむけた薬事・申請対応と参入への要件/事業化

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、再生医療製品に関する規制と薬事承認審査の動向やガイドラインおよび標準の策定動向について、元PMDAの担当者が解説いたします。

開催日

  • 2014年6月20日(金) 12時40分17時10分

修得知識

  • 再生医療分野の実用化・産業化の動向
  • 再生医療製品に関する規制と薬事承認審査の動向
  • 再生医療分野の標準化の動向
  • 再生医療分野のガイドライン策定の動向
  • 再生医療・細胞・組織加工製品を開発する上での課題
  • 再生医療・細胞・組織加工製品を取り巻く規制・制度や環境

プログラム

第1部 再生医療/細胞・組織加工製品実用化のための薬事承認申請・審査と国内外標準化・ガイドライン策定の最新動向

(2014年6月20日 12:40〜15:10)

 細胞培養加工工程に関する周辺産業を支援するための適切な「ガイドライン」の策定が望まれている。本セミナーでは、再生医療の早期産業化の観点より、国内外における「標準化」および「ガイドライン」の重要性と動向を解説するとともに、展望を議論したい。

  1. 再生医療分野の標準化
    1. 再生医療の実用化・産業化の動向
    2. 標準化の意義と標準の種類
    3. ISOの役割とISO標準策定の仕組み
    4. 薬事承認審査における標準の役割
    5. 再生医療製品に関する規制
    6. 再生医療製品の承認審査動向
    7. 再生医療分野のISO標準
    8. ISO/TC 150/SC 7における国際標準策定動向
    9. ASTM internationalにおける標準策定動向
    10. 再生医療関連新TCにおける国際標準化活動
  2. 再生医療分野のガイドライン
    1. 厚生労働省・次世代医療機器評価指標
    2. 経済産業省・医療機器開発ガイドライン
    3. 次世代医療機器評価指標と医療機器開発ガイドラインの連携
    4. 再生医療分野におけるガイドライン策定の意義
    5. 再生医療製品に関するガイドライン
    6. 再生医療用途の細胞培養加工施設の考え方
    7. 細胞培養加工装置設計ガイドラインの策定動向
    8. ISO/TC 198/WG 9における国際標準策定動向
    9. 今後の課題と展望
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 再生医療等製品開発における課題と承認取得に向けての取組みと今後の展望 ~当社事例を基に考える

(2014年6月20日 15:25〜17:10)

 当社は、「間葉系幹細胞」の細胞性医薬品としての臨床開発ならびに「角膜疾患」の再生医療に関する 研究開発を進めているが、これら再生医療・細胞・組織加工製品の承認申請を含む実用化を目指す上での課題について、規制制度・環境への対応と合わせて、取り組みの現状と今後の展望を考察する。

  1. 再生医療を取り巻く環境の最新状況
  2. JCRファーマの事業概要
  3. 「間葉系幹細胞」の細胞性医薬品としての開発
    1. 間葉系幹細胞とは
    2. 造血細胞移植時の標準治療抵抗性移植片対宿主病 (GVHD)
    3. 品質特性と品質管理の課題
    4. 非臨床試験ならびに臨床試験の課題
    5. 臨床試験 (第1/2および第2/3相試験) 成績と今後の展望
  4. 角膜疾患に対する再生医療の研究開発
    1. アカデミアとの共同研究開発
    2. 技術課題
    3. 臨床研究の課題
  5. 同種他家細胞製品の事業化への課題
  6. 再生医療等製品の産業化の促進と今後の展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 廣瀬 志弘
    独立行政法人 産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー研究部門
    主任研究員
  • 毛利 善一
    RM開発アドバイザー
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の22,500円(税別) / 24,300円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/28 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2025/7/29 局方/GMPに対応する原薬・製剤の不純物評価・リスク管理および原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/7/29 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMSの効果的かつ効率的運用 オンライン
2025/7/29 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/7/29 非臨床試験の信頼性確保のポイントと適合性書面調査対応 オンライン
2025/7/29 最近の裁判例の論点をふまえた核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2025/7/29 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/7/29 再生医療等製品の開発プロセスのすべて オンライン
2025/7/29 EU GVP Moduleの理解に基づく当局の考え方/PV Inspectionへの対応 (事例と共に) オンライン
2025/7/29 医薬品モダリティの特許戦略 東京都 会場・オンライン
2025/7/30 高薬理活性医薬製造における洗浄負荷の軽減/最適化と曝露リスク評価 オンライン
2025/7/30 医薬品/原薬/添加物/包装材等を対象とした中国医薬品開発の基礎と応用 オンライン
2025/7/30 GMP超入門講座 オンライン
2025/7/30 抗体薬物複合体 (ADC) におけるペイロードの生体膜透過メカニズムと細胞内動態評価 オンライン
2025/7/30 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/7/30 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/7/30 再生医療等製品の開発プロセスのすべて オンライン
2025/7/30 ドロップアウト防止にむけたAIによるリスク回避・評価と意思決定にむけたデータ補完 オンライン
2025/7/30 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/7/31 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用