技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

炎症性腸疾患の病態・薬物療法の実態と医療現場が求める新薬像および臨床試験実施のポイント

炎症性腸疾患の病態・薬物療法の実態と医療現場が求める新薬像および臨床試験実施のポイント

~クローン病・潰瘍性大腸炎~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、炎症性腸疾患の代表であるクローン病と潰瘍性大腸炎の基礎から、臨床、薬物治療、および今後の新規治療法開発に向けた非臨床試験・治験を含めた研究に関して解説いたします。

開催日

  • 2013年11月27日(水) 13時00分16時30分

プログラム

 炎症性腸疾患は近年本邦においても増加の一途をたどる原因不明の難治性疾患である。炎症性腸疾患に対する治療薬開発の歴史は、各年代における創薬開発の最先端の場であった。19世紀末から始まった合成医薬品開発は20世紀半ばに黄金期を迎えたが、その後停滞期に陥ってしまった。しかし、抗TNFα抗体に代表される画期的な生物学的製剤が20世紀末に登場することで、従来の低分子医薬中心の新規薬剤開発の停滞が打破されることになった。今や炎症性腸疾患とリウマチ疾患の領域は、新規生物学的製剤の開発応用における最重要領域の一つとなっている。
 演者はこれまで厚生労働省の「炎症性腸疾患の画期的治療法に関する臨床研究」研究班の分担研究者に加わるなどして、炎症性腸疾患の新規治療法開発に一貫して取り組んできた。本講演では炎症性腸疾患の代表であるクローン病と潰瘍性大腸炎の基礎から臨床、薬物治療、および今後の新規治療法開発に向けた非臨床試験・治験を含めた研究に関して、現状での課題と将来展望にも触れつつ、これまでの経験を踏まえて総合的・系統的に紹介したい。
 医学部学生に対する基礎医学・臨床医学の講義内容を含めた講演内容とすることで、医学部以外の薬学部・理学部など出身の受講者の方々にも医学的な背景が十分理解できるような講演内容を目指しています。

  • クローン病の「病態、薬物治療の実際」
  • クローン病の「症例別の薬剤選定基準」
  • クローン病の「医療現場が求める新薬の薬剤プロファイル」
  • 潰瘍性大腸炎の「病態、薬物治療の実際」
  • 潰瘍性大腸炎の「症例別の薬剤選定基準」
  • 潰瘍性大腸炎の「医療現場が求める新薬の薬剤プロファイル
  • 炎症性腸疾患治療薬開発のための「臨床試験実施の際の留意点」
    • 適切なエンドポイントの設定
    • 被験者リクルート
    • 選択除外基準、適格基準の設定 など
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2025/11/27 造粒・打錠・コーティング技術の基礎とスケールアップ / トラブル対策 東京都 会場・オンライン
2025/11/27 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン
2025/11/27 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント オンライン
2025/11/27 医薬品のグローバル開発に必要な実践英語講座 オンライン
2025/11/27 製薬分野に特化した生成AIによる知的財産業務の効率化 オンライン
2025/11/27 開発段階/承認後の処方・剤形変更時の生物学的同等性評価 オンライン
2025/11/27 バイオ医薬品・再生医療等製品製造におけるシングルユースのリスク管理戦略・製造設計とE&L評価 オンライン
2025/11/28 治験薬GMP入門 オンライン
2025/11/28 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2025 オンライン
2025/11/28 製造/ラボにおけるER/ES・CSV規制要件をふまえたデータ保管・管理の留意点 オンライン
2025/11/28 承認申請に向けたリスクベースのGCP監査 オンライン
2025/11/28 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンスのプロセスと実務対応 オンライン
2025/11/28 体外診断用医薬品/関連製品マーケティング戦略の構築と展開 東京都 会場・オンライン
2025/11/28 キメラ型タンパク質分解誘導薬 (PROTAC) の分子設計と実用化への課題 オンライン
2025/11/28 GMP適合性調査で指摘を受けやすい試験室管理の要点と文書・記録管理に起因した指摘削減のポイント オンライン
2025/11/28 日本型パテントリンケージ制度の実務と考慮した特許戦略 オンライン
2025/12/1 医薬品のグローバル開発に必要な実践英語講座 オンライン
2025/12/1 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンスのプロセスと実務対応 オンライン
2025/12/1 体外診断用医薬品/関連製品マーケティング戦略の構築と展開 東京都 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書