技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子絶縁材料の劣化・破壊メカニズムと対策例

高分子絶縁材料の劣化・破壊メカニズムと対策例

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、従来の絶縁破壊現象の解釈を紹介した後、最新の測定結果に基づく絶縁破壊現象を紹介し、その観点から、絶縁材料改質により絶縁破壊特性を改善した例などを解説いたします。

開催日

  • 2013年10月30日(水) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子絶縁材料に関連する技術者、品質担当者、管理者

修得知識

  • 高分子の高電界特性と絶縁破壊現象
  • 空間電荷分布測定法
  • 絶縁材料の改質最前線

プログラム

 高分子絶縁材料はあらゆる電気電子機器やデバイスに使用されているが、その高電界下における特性は不明な点が多く、予期せぬ絶縁破壊が発生することが多い。近年はコストダウンとダウンサイジングの目的により、絶縁層を薄くすることが求められ、結果として絶縁材料が高電界下にさらされ、絶縁破壊が生じることが懸念されている。一旦、絶縁破壊が生じると、通常、機器やデバイスの修復は困難であるため、絶縁破壊を予測もしくは回避する方法の開発が望まれている。
また、近年は絶縁材料には高温・高湿度環境、放射線環境といった過酷な環境下における使用にも耐え得る優れた絶縁性が求められている。さらに、自然エネルギー利用を目的とした、直流高電圧に耐えうる機器の開発のためにも、優れた絶縁材料が求められている。 このような背景のもと、近年は導電率測定や絶縁破壊測定といった従来の材料評価方法に加えて、空間電荷分布測定などの新たな測定技術により、これまで不明だった絶縁破壊メカニズムが、徐々に明らかになってきている。
 そこで、本講演では、従来の絶縁破壊現象の解釈を紹介した後、最新の測定結果に基づく絶縁破壊現象を紹介し、その観点から、絶縁材料改質により絶縁破壊特性を改善した例などを紹介する。

  1. はじめに
  2. 高分子の高電界特性と絶縁破壊現象
    1. 高分子絶縁材料の高電界特性
      1. 高電界下ではオームの法則が成り立たない?
      2. 絶縁破壊は予測不能?
    2. 絶縁破壊現象
      1. さまざまな絶縁破壊現象
      2. 基本的な理論と問題点
  3. 空間電荷
    1. 空間電荷とは何か?
      1. 空間電荷が注目される理由
      2. 空間電荷が高分子材料の絶縁性に与える影響
    2. 空空間電荷が本当に絶縁破壊に影響を与えるのか?
  4. 空間電荷分布測定法
    1. さまざまな空間電荷分布測定法
    2. パルス静電応力法による空間電荷分布測定
    3. さまざまな環境下における空間電荷分布測定例
      1. 高電界下における測定
      2. 高電圧下における測定
      3. 高温下における測定
      4. 放射線環境下における測定
  5. 空間電荷分布と絶縁破壊
    1. パケット状空間電荷の発見
    2. パケット状空間電荷による絶縁破壊
    3. 更なる問題点
  6. 絶縁材料の改質最前線
    1. ナノコンポジット材料
    2. ナノフィラー添加による空間電荷蓄積抑制効果
    • 質疑応答

会場

タイム24ビル

4F 研修室

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/8 半導体パッケージ基板における「層間絶縁」材料および実装、その評価 オンライン
2025/4/8 ガラスの機械的性質、破壊メカニズムと高強度化 オンライン
2025/4/9 動的粘弾性のチャート読み方とその活用ノウハウ オンライン
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/9 高分子材料の難燃化技術と難燃剤の選定、配合設計およびその実際技術 オンライン
2025/4/10 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン
2025/4/10 ゲル化剤・増粘剤の基礎・特性・評価法 オンライン
2025/4/11 電気光学 (EO) ポリマーの基礎と評価技術および光制御デバイスへの応用 オンライン
2025/4/11 粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 オンライン
2025/4/11 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2025/4/14 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2025/4/14 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2025/4/15 押出機・混練機内の高分子材料の輸送・溶融と混練技術 オンライン
2025/4/15 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2025/4/15 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/16 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2025/4/17 応力腐食割れ入門 オンライン
2025/4/17 プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法 オンライン
2025/4/17 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/4/17 低誘電性樹脂の開発と伝送損失の低減、高速・高周波通信への対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用