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潜熱蓄熱の基礎と材料物性制御および今後の課題

潜熱蓄熱の基礎と材料物性制御および今後の課題

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、基礎適事項から蓄熱技術を考え、伝熱工学の基礎知識、応用、技術の新展開について、実験・計算結果を交えながら事例紹介及び解説いたします。

開催日

  • 2013年7月25日(木) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 潜熱蓄熱材に関心のある研究者・管理部門など

修得知識

  • 蓄熱の基礎
  • 各種蓄熱材料
  • 蓄熱の実用化、具体例

プログラム

 電力のみならずエネルギー全般の需要と供給のバランスが国全体の問題としてクローズアップされている。エネルギーを扱う技術者としてこの重大な問題に取り組む時、省エネルギーあるいはエネルギーの有効利用は避けて通れない。
 蓄熱技術は身近な材料を用いて熱エネルギーを蓄積し、その蓄積エネルギーを時間的にあるいは空間的にシフトして利用するものである。
 しかし、蓄熱・放熱といったプロセスが必然的に含まれるため、その効率は低くならざるを得ない。そのため、近年の冷凍機の飛躍的なCOPの向上などによって、その利用率はあまり伸びていなかった。
 しかし、高効率の冷凍機を用いても電力需要のピークが存在するのは当然であり、夜間の余剰電力をシフトして利用することは全体的なエネルギー使用量を抑える効果があることに変わりはないものと思われる。
 そこで、氷の利用を中心として蓄熱技術を再検討するため、基礎適事項から蓄熱技術を考え、伝熱工学の基礎知識、応用、技術の新展開について、実験・計算結果を交えながら事例紹介及び解説します。

  1. 潜熱蓄熱の基礎
    1. 潜熱蓄熱の位置づけとその概要
    2. 潜熱蓄熱方法の分類
    3. 潜熱蓄熱材の種類とその特徴
    4. 氷蓄熱
    5. 吸着・脱着による蓄熱
  2. 伝熱工学から考える蓄熱特性の考察
    1. 伝熱の基礎
    2. 熱物性と蓄熱特性
    3. 実験による蓄熱特性の考察
    4. 数値計算モデルによる蓄熱特性の考察
  3. 潜熱蓄熱システムの具体例の紹介
    1. 既存潜熱蓄熱システムの特徴
    2. これからの潜熱蓄熱システムの新展開とその問題点
  • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
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