技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品製造における変更/逸脱管理のクラス分けと一変・軽微の判断基準

医薬品製造における変更/逸脱管理のクラス分けと一変・軽微の判断基準

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

開催日

  • 2013年7月18日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品の製造担当者、品質管理担当者、生産技術担当者

修得知識

  • 変更管理と逸脱管理の相違点
  • 変更管理の実践ポイント
  • 逸脱管理の実践ポイント

プログラム

 医薬品の製造技術や品質管理技術は、年々向上し、また製造環境の法的規制も時代の要求とともに改正され、それによる既承認品目の承認内容に変更が発生することは避けられない。更に、製造過程でも制定した標準から意図しない逸脱が発生することもある。その際、迅速かつ適切な対応措置により対象物件の救済を考えねばならないのは当然であるが、その対応には一定のルールがる。
 本講座では、変更管理と逸脱管理の重度分類とその対応措置に焦点を当て、変更及び逸脱管理の実践のポイント/ルールについて解りやすく解説する。

  1. 変更管理と逸脱管理の相違
  2. 変更管理の実践ポイント
    1. 変更管理と変更マネジメント
    2. 変更マネジメントと継続的改善
    3. 公定書中の変更管理に関する記載状況
    4. 変更管理の実施に際して
  3. 変更管理に対する三極比較
  4. 変更管理の重度 (レベル) 分類基準
  5. 改正薬事法に基づく一部変更承認
    1. 変更管理実施手順の留意点
      • 製造販売業者及び製造業の対応
      • 同等性試験
      • 安定性試験、
      • バリデーション
  6. 変更管理承認申請書・記録書の記載方法及び留意点
    • 一変変更承認申請書
    • 軽微変更届書の作成、
    • 記録の記載方法および管理
  7. 変更管理に関する参考事例
  8. 「逸脱」を考える 逸脱って何だ!
    • GMP省令、施行通知における逸脱管理に関する記述
    • GQP省令に記載されている「逸脱管理」事項
    • 「逸脱」に対する製造販売業者と製造業者の関連
    • 逸脱管理に関する規制の比較
    • 逸脱管理の適用範囲
    • 逸脱・異常発生時の検討項目
    • 逸脱のレベルと処理対応
    • 「逸脱」重度の評価事例 ―中程度及び軽度逸脱・重大な逸脱の例―
    • 「逸脱」に対する考察
  9. 規格外試験結果 (OOS) に対する対応
    • OOSの適用範囲
    • OOS発生時の対処基本
    • 試験室の環境微生物評価の留意点
    • 無菌再試験の基本的な対応事例
    • 逸脱処理の根本的対応事例 (CAPA)
    • その他逸脱事例
    • 「逸脱管理」導入に際して ーまとめー
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 GMPで必須となる英語表現と対応エラー事例 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験とモニタリング 基礎知識 (Part 1) の習得 〜 応用力 (Part 2) を身につける オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験のモニタリング業務で理解すべき基本的な関連法規 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/12 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/2/13 GMP文書・当局査察・監査時の英語表現と効果的な説明のポイント オンライン
2025/2/13 ニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) に対する分析技術、試験法開発 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/14 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/14 医薬品製造現場で使われる暴露許容値 (PDE (ADE) 、OEL) の算出の基礎とその活用 オンライン
2025/2/17 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/2/17 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と開発段階に応じた規格設定 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン
2025/2/17 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/17 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書