技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、高分子レオロジーの基礎から、複雑な工業材料に応用するためのコツ、粘弾性測定のポイントについて、2名の講師が時間をかけて詳細解説いたします。
(2013年5月22日 10:30〜14:15) ※途中40分間昼食時間
千葉大学大学院 工学研究科 教授 工学博士 大坪 泰文 氏
典型的な粘弾性物質は高分子です。レオロジーでは様々な物質を対象としますが、学問としては高分子の分子運動と粘弾性との関係解明を基盤として発展してきました。また、技術としても高分子工業において多くの成果を上げてきました。
しかし、しばしばレオロジーを実際の工業に役立てるのは難しいという声を聞きます。確かに分散系や複合材料など不均質系においては難しい点もあります。このセミナーでは、工業的応用という立場に立って高分子に焦点を絞り、レオロジーから何がわかり、どう測定して、どう応用したらよいかについて、数式を使わず基礎から応用までやさしく講義します。
レオロジー現象論とメカニズムを関連づけて解釈するための基本、さらに高分子に限らず複雑な工業材料にレオロジーを技術として応用するためのコツについて概説します。
(2013年5月22日 14:30〜16:00)
ティー・エイ・インスツルメントジャパン (株) アプリケーション課 相川 徹 氏
粘弾性測定装置は高分子 (プラスチック) 材料が工業材料として用いられると共に幅広く測定されるようになってきました。
また最近では工業材料に限らず、食品及び医薬品、生体関連材料に至るまで多岐にわたる材料分野で盛んに粘弾性測定装置が使われてきています。
本稿では変形様式に合わせて、まず固体材料から液体材料に関してその測定方法及び測定例を紹介致します。次に熱可塑性高分子、熱硬化性高分子、複合材料などの粘弾性測定の事例について解説致します。
特に熱可塑性高分子に関して測定結果と材料の分子量及び分子量分布、分岐の有無などと関連させた測定事例に関して解説致します。
最後に最新の測定装置を使って、大変形 (非線形) のレオロジーの測定解析に関して紹介致します。現在までに微小変形 (線形領域) での動的粘弾性測定はほぼ確立されつつありますが、今後は実際の成形加工の状態を考えると、大変形 (非線形) での動的粘弾性測定が幅広く実施されていくと思われます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/2/21 | 電動化モビリティのモータと関連電装品の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた絶縁品質評価技術と樹脂材料開発 | オンライン | |
2025/2/21 | プラスチック (フィルム) の熱分析 | オンライン | |
2025/2/21 | 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 | オンライン | |
2025/2/21 | プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 | オンライン | |
2025/2/21 | シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 | オンライン | |
2025/2/21 | 光導波路用ポリマーの材料設計と微細加工技術 | オンライン | |
2025/2/25 | プラスチック・ゴム材料における劣化の調べ方・耐久性評価法・寿命予測法とその実際 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/2/25 | 発泡成形の基礎とトラブル対策 | オンライン | |
2025/2/26 | シランカップリング剤の反応メカニズム、使い方、密着性や物性の評価 | オンライン | |
2025/2/26 | 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策技術 | オンライン | |
2025/2/26 | 熱伝導性フィラーの充填・表面処理技術とポリマー系コンポジットの開発、微視構造設計・特性評価技術 | オンライン | |
2025/2/27 | モータ巻線用絶縁材料の評価方法 | オンライン | |
2025/2/27 | 伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用 | オンライン | |
2025/2/27 | コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 | オンライン | |
2025/2/27 | メタクリル系ポリマー活用のための入門講座 | オンライン | |
2025/2/27 | 自動車産業における高分子材料のこれからを考える | オンライン | |
2025/2/28 | 低誘電樹脂の開発動向と高速通信用途に向けた適用技術 | オンライン | |
2025/2/28 | ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 | オンライン | |
2025/2/28 | 難燃剤、難燃化技術の基礎と最新動向 | オンライン | |
2025/2/28 | ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/7/29 | サステナブルなプラスチックの技術と展望 |
2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 |
2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版) |
2024/7/17 | 世界のリサイクルPET 最新業界レポート |
2024/6/28 | ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用 |
2024/5/30 | PETボトルの最新リサイクル技術動向 |
2024/2/29 | プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術 |
2023/10/31 | エポキシ樹脂の配合設計と高機能化 |
2023/7/31 | 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術 |
2023/7/14 | リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組 |
2023/3/31 | バイオマス材料の開発と応用 |
2023/1/31 | 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化 |
2023/1/6 | バイオプラスチックの高機能化 |
2022/10/5 | 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート |
2022/8/31 | ポリイミドの高機能設計と応用技術 |
2022/5/31 | 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価 |
2022/5/31 | 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発 |
2022/5/30 | 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート |
2021/12/24 | 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例 |
2021/7/30 | 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用 |