技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオマスプラスチックの現状

バイオマスプラスチックの現状

~開発動向、バイオマスC4モノマーのコスト評価例、バイオマス量の評価~
東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、バイオマスプラスチックの種類、現状、市場動向、評価方法、国際標準規格化と石油モノマーとの比較などの現状と今後の将来展望について詳述いたします。

開催日

  • 2013年2月27日(水) 12時30分16時30分

受講対象者

  • バイオプラスチックに関連する技術者

修得知識

  • バイオマスプラスチックの種類、現状、市場動向
  • バイオマスモノマーの価格評価、石油モノマーとの比較例
  • バイオマス炭素含有率の評価方法
  • バイオマスマーク認証制度

プログラム

 バイオマスプラスチックは、化石資源の代替として注目されている。数年前の市場には、ポリ乳酸樹脂しか出回っていなかったが、バイオポリエチレンやバイオPETなどが既存の樹脂との転換が容易のため多く出回るようになってきた。
 また、コスト競争力のあるバイオモノマーも開発されつつある。それらの紹介と、コスト評価例、国際標準規格化されたバイオマス炭素含有率の測定方法、その結果によるマーク認証制度を説明する。

  1. バイオマスプラスチックとは
  2. バイオマスプラスチックの最近の話題
    1. コカコーラによるプラントボトル戦略
    2. ブラスケムによるバイオポリエチレン
    3. その他
  3. バイオマスモノマー生産
    1. C3、C4モノマーの状況
    2. バイオモノマー
      • プロピレン
      • アクリル酸
      • コハク酸
      • イソソルバイド
    3. フルフラールから、バイオ1,4-ブタンジオール、バイオコハク酸の生産
    4. バイオ1,4-ブタンジオールのコスト評価
  4. バイオマス炭素含有率の評価方法
    1. 放射性炭素14濃度測定による評価法
    2. 国際標準規格化の状況
      • ASTM
      • CEN
      • ISO
    3. 審議中のISO/CD16620について
    4. マーク認証制度
      • 米国農務省バイオベース製品
      • 日本バイオプラスチック協会バイオマスプラ等
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4F 研修室

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/27 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 2コースセット 東京都 会場
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/5 廃プラスチックのリサイクル関連技術における最新動向 オンライン
2025/9/11 セルロースナノファイバーの樹脂との複合化技術とその応用 オンライン
2025/9/11 バイオエタノール、バイオディーゼルの原料・製造技術と今後の展望 オンライン
2025/9/16 プラスチック射出成形における成形品不良発生メカニズムとその対策 東京都 会場・オンライン
2025/9/16 ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 オンライン
2025/9/17 バイオエタノール、バイオディーゼルの原料・製造技術と今後の展望 オンライン
2025/9/18 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) 基礎から最新活用まで オンライン
2025/9/18 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2025/9/22 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2025/9/26 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/9/29 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/9/29 車載用プラスチックの基礎と最新動向 愛知県 オンライン
2025/9/30 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/10/2 廃プラスチックのリサイクル技術の最新動向と今後の課題 オンライン
2025/10/3 物理劣化・物理再生理論に基づいたリサイクルプラスチックの高度物性再生技術と高度循環型社会構築 オンライン
2025/10/9 再生プラスチックの溶融粘度特性とその制御、測定・評価 オンライン
2025/10/9 微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望 オンライン
2025/10/15 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/6/28 微生物を用いた有用物質生産技術の開発
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/3/30 環境配慮型プラスチック
2022/3/30 環境配慮型プラスチック (製本版 + ebook版)
2021/7/16 2021年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応