技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

アジア・新興国市場でのグローバル上市・薬価戦略

アジア・新興国市場でのグローバル上市・薬価戦略

~中国、韓国、インド、ブラジル、ロシアでの戦略構築のポイントとは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、市場・制度の最新動向など各国独特の特性からこれからの上市戦略/薬価戦略を解説いたします。

開催日

  • 2013年2月26日(火) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 薬価取得交渉の担当者
  • 薬価申請資料作成に携わる方

修得知識

  • アジア・新興国市場の主要5か国の保険償還、薬価制度、薬価申請プロセス
  • 各国の保険償還及び薬価戦略のポイント
  • 各国の医薬品市場の特性と新薬・GEの薬価水準レベル
  • 各国の制度改正の最新動向に関する情報

プログラム

 アジア・新興国市場の主要5か国 (中国、韓国、インド、ブラジル、ロシア) の医療保険制度と薬剤の保険償還システム、薬価制度と薬価水準、公的調達制度等の概要とその最新動向について、分かりやすく解説する。
 また、それぞれの国における医薬品市場の特性と上市・薬価戦略のポイントについても言及する。

  1. 中国
    • 医療保険制度~都市従業員基本医療保険制度と新型農村合作医療制度
    • 薬剤の保険償還制度
      • 保険償還薬甲リスト・乙リストと収載プロセス
      • 国家基本薬物目録
    • 薬価制度と薬価設定の実際
      • 新薬・GEの薬価算定方法
      • 上限販売価格登録から公定薬価設定までの流れ
      • 薬価改定の動向
      • 薬価水準など
    • 医薬品集中入札制度
    • 中国における上市・薬価戦略のポイント
  2. 韓国
    • 医療保険制度
      • 統一された国民健康保険制度と保険給付システム
    • 保険償還システム
      • HIRAによる薬剤経済評価とポジティブリスト収載
      • 政府の薬剤費適正化策など
    • 薬価制度
      • 新薬・GEの薬価算定方法
      • 薬価改定ルール
      • 薬価水準など
    • 韓国における上市・薬価戦略のポイント
  3. インド
    • 医療保険制度
      • 公的医療保険制度と民間保険
    • 薬剤給付の状況
    • 薬価制度
      • 医薬品価格規制令DPCO
      • 価格規制を受ける原薬74品目とその指定製剤
      • 薬価設定の具体的なプロセス
      • NPPAによる薬価監視システム
      • 薬価水準
      • 国家必須医薬品リストとDPCO改正の動向など
    • インドにおける上市・薬価戦略のポイント
  4. ブラジル
    • 医療保険制度
      • 「SUS統一公的医療保険制度」と民間保険
    • 3種類の公的薬剤給付プログラムとブラジル国民薬局
      • 必須医薬品リスト「RENAME」
    • 薬価制度
      • 新薬・ジェネリック品の薬価算定方法
      • 価格調整係数CAP
      • 上限政府販売価格PMVG
      • 薬価水準など
    • ブラジルにおける上市・薬価戦略のポイント
  5. ロシア
    • 医療保険制度
      • 強制医療保険OMSと任意医療保険DMS
    • 公的薬剤給付プログラム
      • 特定高額疾患患者に対する薬剤給付プログラムVZNと公的薬剤給付制度ONLS
    • 薬価制度
      • 必須医薬品リストZhNVLS
      • 価格規制と上限出荷価格登録
      • 卸・薬局の公定マージンなど
    • 病院調達
    • ロシアにおける上市・薬価戦略のポイント
  6. アジア・新興国市場でのグローバル上市・薬価戦略の留意点 (まとめ)
  • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/6 GMPコンプライアンス教育手法とその実効性評価の事例 オンライン
2025/11/6 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/6 薬事承認・保険適用・診療報酬改定を総合した保険収載戦略と満足する保険適用獲得のポイント オンライン
2025/11/7 バイオ医薬品製造におけるバリデーション 入門講座 オンライン
2025/11/7 CTD-Q入門 / 外国作成CTD日本申請利用コース (2日間) オンライン
2025/11/7 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/7 CTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2025/11/10 売上予測 (開発初期段階/導入・導出) コース (全2コース) オンライン
2025/11/10 医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際 オンライン
2025/11/10 医薬品における3極CTDの記載レベル差と外国で作成されたCTDの日本申請への利用の留意点 オンライン
2025/11/11 医薬品の費用対効果分析 (HTA) 習得講座 オンライン
2025/11/11 ICH Q1改定案の要求に沿った安定性モニタリングの進め方とOOS/OOT発生時の実務対応 オンライン
2025/11/11 GMPに基づく品質リスクアセスメント手法の選択と継続的改善のためのQRM オンライン
2025/11/11 バイオ医薬品・タンパク質医薬品の試験室におけるQC/QAと製造工程の変更に伴う同等性/同質性評価および変更管理 オンライン
2025/11/12 HPLC分析の基礎知識・ノウハウとトラブルシューティング オンライン
2025/11/12 改正QMS省令に伴う外部滅菌委託時の留意点及びQMS滅菌関連要求、滅菌バリデーション基準関連要求事項の再確認 会場・オンライン
2025/11/12 医薬品製造におけるGMP監査プロセスと適性なGMP監査員を目指すためのポイント オンライン
2025/11/12 医薬品と医療機器の製造現場とラボにおけるデータインテグリティ対応と監査証跡対応 オンライン
2025/11/12 脂質ナノ粒子 (LNP) 、リポソームによる核酸・遺伝子DDSと製剤設計 オンライン
2025/11/12 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用