技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

進化する薬局の経営と管理者に求められる責任及び法律知識

進化する薬局の経営と管理者に求められる責任及び法律知識

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年1月24日(木) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 薬局の経営者や管理者

修得知識

  • 薬局に関する法律
  • 薬局の責任のあり方

プログラム

1. 安心・安全を提供する薬局への進化とは ~第二ステージに変わる薬局のリスクマネジメント

(2013年1月24日 13:00〜14:15)

一般社団法人保険薬局経営者連合会 会長
山村 真一 (やまむら しんいち) 氏

 医薬分業の歴史の中で、リスクマネジメントの概念が導入された歴史はまだ浅く、今だ未成熟な現状にあると言って良い。しかし真の意味で医薬分業が国民から支持されるためには、薬局が医薬品の有害事象から守る重要なインフラとして国民から認知される必要がある。
 そのために必要なリスクマネジメントの第二ステージについて考えてみる。

  1. 薬局の存在意義
  2. 社会インフラとしての薬局
  3. リスクマネジメントの第一ステージから第二ステージへ
  4. 臨床思考プロセスに基づく薬物治療リスクマネジメント
  5. 医薬品提供者の責任
  6. 真の医薬分業の実現へ

2. 薬局開設者・管理者を護る法律知識 -今後、薬局におけるリスクをどのように回避するのか

(2013年1月24日 14:20〜15:35)

弁護士・薬剤師
赤羽根 秀宜 (あかばね ひでのり) 氏

 近年、チーム医療や在宅医療が推進される中、薬剤師の業務が大きく変化し職能の拡大が進んでいるが、それは一方で責任が重くなることを意味する。
 また、消費者の権利意識が高まっていること等から法的な紛争が増加することも予想される。
 今後、薬局におけるリスクをどのように回避するのかを弁護士、薬剤師の立場から解説する。

  1. 訴訟社会?
  2. 薬局での法的問題
  3. 調剤過誤における責任
  4. 薬局開設者及び管理者の義務
  5. 自己を護る法的視点

3. 薬局における副作用マネジメントとリスクコミュニケーション

(2013年1月24日 15:45〜17:00)

株式会社マディア 代表取締役・薬剤師
古川 綾 (ふるかわ あや) 氏

 日本においても、2013年4月1日以降、製造承認申請を行う品目については、医薬品リスク管理計画書の案を提出することが義務付けられた。リスク最小化活動の一つであるリスクコミュニケーションは、リスク情報の伝達にとどまらない。
 患者との双方向のコミュニケーションをはかりながらShared Decision Makingを行うヨーロッパの事例を見ながら、薬局における副作用モニタリングを考える。

  1. リスクコミュニケーションとは
  2. ヨーロッパにおける患者invovement
  3. 副作用に関する服薬指導の課題
  4. 医療パートナーとしての薬剤師へ

講師

  • 山村 真一
    一般社団法人保険薬局経営者連合会
    会長
  • 赤羽根 秀宜
    中外合同法律事務所
    パートナー弁護士 薬事・ヘルスケア・医療グループ代表
  • 古川 綾
    株式会社マディア
    代表取締役・薬剤師

会場

クラブハウス会議室 赤坂
東京都 港区 赤坂2-5-1 東邦ビルディング 6F
クラブハウス会議室 赤坂の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 31,500円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 26,250円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込) で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/21 不具合発生の可能性を予測し、未然に原因を排除するための変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) 東京都 オンライン
2025/1/21 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/21 相場観をふまえた医薬品ライセンス契約とライセンスフィー設定の課題 オンライン
2025/1/22 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/24 GMP対応工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/1/24 GMP対応工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/1/24 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン
2025/1/27 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/1/27 洗浄バリデーションでの洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定 オンライン
2025/1/28 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/28 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/1/29 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/29 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/1/30 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 東京都 会場・オンライン
2025/1/30 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2025/1/30 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン
2025/1/30 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/1/30 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2025/1/30 変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書