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特許情報からの企業分析

これでできる!

特許情報からの企業分析

~研究開発Grの分析による研究開発動向とキーマンの把握~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年12月4日(火) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 研究開発部門のリーダー・担当者
  • 企画担当者
  • 営業・マーケティング担当者
  • 投資担当者
  • メディア関係者
  • アナリスト

修得知識

  • 日常業務に必要な、各企業(競合、顧客企業、提携先、投資先等)の研究開発動向の把握
  • 各企業のキーマンの把握により、商談・提携・投資・競合分析を円滑に進めることができる
  • 共同研究先の把握により業界分析が容易にできる
  • 各企業の特定分野への研究開発投資(金額)を簡便に推定できる

プログラム

 企業活動において、競合他社のみならず顧客企業や提携先、投資や買収候補の企業情報、とくに技術と人員=「だれがなにを」に関する情報を必要とする場合は非常に多い。財務情報と異なり、技術情報・研究開発情報は、整備されたデータベースが存在せず、書籍なども基本的にはヒアリングに基づく情報が多く正確さに欠ける。また特に、企業の活動を評価するにあたって一番重要な要素の一つである「だれが」の部分は、なかなか表に出てこない。
 一方、公開特許は技術に関する最大かつ非常に整備されたデータデータベースであり、これを活用することで各企業の研究開発動向を把握することができるが、これまでの特許分析はインデックスを使った統計的なものばかりで、内容を把握するためにはもう一歩踏み込む必要がある。
 今回のセミナーでは、上記の点に鑑み、一歩踏み込んだ手法として研究開発Grの把握を軸に分析を行う方法を紹介する。研究開発活動は、多くの場合Grによって継続的に実施されるため、まずは研究開発Gr (およびその中心人物) を特定し、それに沿って時系列に特許群を整理・査読することで、スムーズな分析が可能となる。
特許情報からある企業の開発に関する情報を抽出したいが、何から手をつけたらよいかわからないという人にお勧めである。講師自身の経験に基づき、忙しいエンジニア等が最低限の知識で効率よく企業分析をする手法を紹介する。方法とゴールが分かれば、あとは単にやるだけの「作業」であり、怖いものはない。

  1. はじめに 特許情報から読み取れる情報について、例をあげて紹介します。
    1. 特許情報の特徴 ~ 企業に関する最大の技術データベース
    2. 研究開発の内容と人員 ~ 「どこの」「だれが」「なにを」が明らかに!
    3. 共同研究先 ~ 公表されていない企業間活動の把握
    4. 予算規模 ~ 特許件数・人員と投資金額の相関
  2. 母集団の作成~分析対象の把握・特定 燃料電池分野およびナノインプリント技術を例に、以下の分析を紹介します。
    1. 特定の技術分野の動向把握 ~ どの企業に注目するか?
    2. 特定の出願人の研究開発活動分析 ~ 注力状況の確認
    3. IPC等のインデックスの活用 ~ キーワードかIPCか?
  3. マクロ情報の収集・分析 実務で遭遇するケースをいくつか取り上げ、そのために必要な分析の考え方を紹介します。
    1. ケース1 「微細加工技術に取り組んでいるA社とB社の取組内容把握」 同一技術分野での出願数がほぼ同じの2社を取り上げて、その相違点を浮き彫りにし、表面からは見えない研究開 発動向の把握事例と手法を紹介します。
    2. ケース2「燃料電池関連企業C社の共同研究先と内容把握」 共同研究先とその分担を、特許情報から分析した事例と手法を紹介します。
    3. ケース3「有機EL関連企業D社のチーム分析・開発動向分析」 プロセス開発・要素技術開発のGrと用途開発・製品開発のGrを分けて分析することで、動向をより明確に把握分析 した事例と手法をマスターします。
    4. ケース4「LED関連企業E社の開発動向分析・課題分析」 開発Grの変遷と研究課題の変化を分析した事例と手法を紹介します。

※ ケース内容は、変更する場合があります。

  • 質疑応答

講師

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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受講料

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