技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

IEEE1888のインパクト

スマートファシリティーを実現する国際標準化通信規格

IEEE1888のインパクト

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年10月19日(金) 13時00分 17時00分

プログラム

1 Open Smart Facilityの標準化とビジネスシナリオ 〜IEEE1888の概要と導入事例〜

(2012年10月19日 13:00~13:55)

東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授
江崎 浩(えさき ひろし) 氏

 IEEE1888は、インターネット技術とインターネットアーキテクチャを用いた、マルチベンダー環境で動作するスマートファシリティーを実現するために2011年3月に国際標準化されるとともに、米国NIST SGIPへの提案活動が行われている技術・アーキテクチャである。
 東京大学でのスマートビル・スマートキャンパスの取組みなどを取り上げ、IEEE1888を用いたビジネスシナリオを議論する。

  1. IEEE1888の概要と特長
  2. 東京大学における導入事例
  3. スマートファシリティーのビジネスシナリオ
  4. 質疑応答

2 工場における見える化と制御 ~GreenTALKを利用したIEEE1888による空調制御事例~

(2012年10月19日 14:00~14:55)

セイコープレシジョン(株) システム事業部 SE部 SE1課
守谷 康(もりや やすし) 氏

 2012年7月にリリースされた弊社パッケージGreenTALK(Ver.2) は、IEEE1888による通信プロトコルを積極的に取り入れた製品となります。
 このGreenTALKを使用して、弊社子会社のタイ工場の空調制御を実現した事例を紹介します。

  1. 工場分野における空調制御をIEEE1888のプロトコルを用いて実現
  2. 工場分野では、さまざまな設備・センサを取込む事によりエネルギー管理だけではとどまらない、工場全体の見える化を実現
  3. 拡張性のある製品がお客様のニーズをつかむ
  4. 質疑応答/名刺交換

3 ITで実現するスマート節電システム「BE GREEN Next」

(2012年10月19日 15:05~16:00)

(株) ユビテック ユビテックグリーンソリューションタスク チーフ
伊藤 公祐(いとう こうすけ) 氏

 BE GREEN Nextは、省エネにもっとも貢献できる中小企業に導入しやすく活用しやすい形のネット型BEMSとしてIEEE1888を2011年6月にいち早く対応した製品です。
 従来BEMSの課題からBE GREEN Nextの特長やIEEE1888適用事例を紹介し、IEEE1888の今後について議論します。

  1. 従来BEMSからネット型BEMSへ
    • SaaS型
    • WebAPIでアプリ連携
    • IEEE1888でDB連携
  2. BE GREEN Nextの特長とサービスパック
  3. 導入事例紹介
  4. 質疑応答/名刺交換

4 モバイル網でのIEEE1888の商用サービス化 RemoteOne®~節電・省エネサービス~の特徴

(2012年10月19日 16:05~17:00)

NTTデータカスタマーサービス(株) プロエンジニアリング事業部SE部
山之内 浩(やまのうち ひろし) 氏

 「RemoteOne®」サービスは多数の事業所に短期間でサービス開始できるよう、クラウドと事業所間をモバイル網で構築、またセンシングには特小無線センサを採用しております。
 この環境下におけるIEEE1888の特徴や機能性についてご紹介いたします。

  1. BEMSアグリゲータの要件におけるIEEE1888の優位性
  2. 特小無線センサの特徴及び用途別のセンサ種の選択
  3. モバイル網とリアルタイム性とのバランス
  4. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 江崎 浩
    東京大学 大学院情報理工学系研究科
    教授
  • 守谷 康
    セイコープレシジョン(株) システム事業部 SE部 SE1課
  • 伊藤 公祐
    (株)ユビテック ユビテックグリーンソリューションタスク
    チーフ
  • 山之内 浩
    NTTデータカスタマーサービス(株) プロエンジニアリング事業部 SE部

会場

SSK セミナールーム
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 31,500円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,000円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 21,000円(税込) で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/9 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2024/5/9 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/10 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) 会場・オンライン
2024/5/10 ゼロから学ぶ電気事業と容量市場 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 EV×グリッド活用と今後のビジネスチャンス 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 エネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 電力・ガス業界のしくみ・ビジネス概説と秘話 東京都 会場・オンライン
2024/5/20 アルカリ水電解技術の基礎と開発動向・展望 オンライン
2024/5/21 再生可能エネルギー源としての木質系バイオマス利用の道標 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 出光興産株式会社における苫小牧CCUS構想と今後の課題 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の役割とその技術動向 オンライン
2024/5/22 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/5/22 核融合発電の最新開発動向、課題と実現への見通し 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/23 水素サプライチェーンの実用化への取り組みと将来に向けた技術開発シナリオ 東京都 会場・オンライン
2024/5/24 核融合の開発競争とビジネスインパクト 東京都 会場・オンライン
2024/5/27 核融合 (フュージョン) のイノベーション技術と産業応用 オンライン
2024/5/29 エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法 オンライン
2024/5/30 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン

関連する出版物

発行年月
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/10/30 2015年〜2016年版 電力自由化市場総覧 (2015年 秋号)
2015/8/21 2015年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/7/24 2015年版 電力自由化市場・関連技術の実態と将来展望
2015/6/30 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用
2015/6/26 2015年版 民生機器用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/6/26 2015年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2015/5/29 2015年版 水素燃料市場・関連技術の実態と将来展望
2015/4/24 2015年版 HEMS市場・関連機器の実態と将来展望
2015/3/27 2015年版 再生可能エネルギー市場の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/1/30 2015年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2014/12/19 2015年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2014/11/25 リチウムイオン電池〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/11/25 リチウムイオン電池〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/21 2015年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2014/8/29 2014年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望
2014/7/25 2014年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望