技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製造販売後 (GVP・GPSP) 自己点検の基礎と実習

GVP,GPSPにおける自己点検の進め方

製造販売後 (GVP・GPSP) 自己点検の基礎と実習

~製造販売後の安全性監視、調査等の品質確保のための実務面からのアプローチ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年7月9日(月) 10時30分 16時30分
  • 2012年7月10日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品・医療機器等の製造販売会社
  • CRO
  • 自己点検・監査の新任者・初心者

修得知識

  • GVP・GPSPの概要
  • 自己点検の重要性
  • 自己点検の趣旨
  • 自己点検計画作成方法
  • チェックリスト作製力

予備知識

  • GVP・GPSPの基礎知識があると望ましい。

プログラム

 GVP、GPSPに基き、製造販売後の安全管理並びに調査・試験等が適正に実施されているかを、日常業務として確認していることが自己点検である。
 自己点検が実施され既に13年が経過している。この間、薬事法及び関連法規の様々な改正があったが、自己点検の本質は変わってはいない。
 自己点検により、如何にして製造販売後の安全性監視、調査試験実施、体制確保とその品質向上を図るかについて、実務面における留意事項を中心に地方庁 (都庁) によるGVP調査、そして再審査申請後のGPSP調査の実例等を踏まえ、受講者が抱えている問題事例について改善案を検討し、実習を進めながら理解するとともに、自己点検担当者のあり方を確認する。

第一部 (基礎:手順と体制) 2012年7月9日

  • Ⅰ. 自己点検のための基礎知識
    • 製造販売後の監視・調査等の変遷を把握し、自己点検の本質を理解する
    • 再審査制度
    • GPMSPの制定
    • 自己点検の登場
    • GVP,GPSPの分離
  • Ⅱ. 自己点検に必要な体制構築
    • 地方庁 (都庁) のGVP調査、PMDAのGPSP調査 (GPMSP含む) の具体的事例を基に、手順書等の作成から最終体制確保までの各段階の必要事項を理解する
    • 点検目的の明確化
    • 手順書等作成
    • チェックリストの作成
    • GVPの点検 (収集・評価・措置)
    • GPSPの点検 (調査・臨床試験)
    • 共通事項の点検 (教育・自己点検・保管)
  • Ⅲ. 自己点検と担当者
    • 自己点検の結果を如何に評価し、改善に向けた行動へとつなげていくための担当者のありかたを確認する
    • 自己点検の教育
    • 自己点検と社内体制
    • 自己点検の担当者

2012年7月10日 第二部 (実務:実施と改善)

  • Ⅳ. 自己点検の実施上の留意点
    • 手順書に定めた定期的・臨時の点検を実施するうえで留意すべき事項を事例に基づいた実際の流れを想定し理解する
    • 点検計画の立案
    • 点検の実施① (点検及び準備依頼)
    • 点検の実施② (調査実施)
    • 調査時の面談 (ヒヤリング)
    • 点検結果報告書
    • 点検後フォロー
  • Ⅴ. その他の自己点検上の留意点
    • 上記Ⅱ、Ⅲを別切口で関連会社等への点検実施時の留意事項のまとめを理解する
    • グローバル・オーディット (海外本社による・海外関連先への)
    • 国内販売提携先・CRO選定
    • 受講者の事例について

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/11 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2024/7/11 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
2024/7/11 GCP実践講座 オンライン
2024/7/11 体表面における生体信号計測技術と医療ヘルスケアへの応用 オンライン
2024/7/11 皮下投与製剤 (高容量含む) の最新開発動向と製品開発におけるポイント オンライン
2024/7/12 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/12 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/12 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 オンライン
2024/7/12 医療機器開発から製造販売承認申請におけるメディカルライティングテクニック オンライン
2024/7/12 人工知能の医療検査への応用事例と関連法規制 オンライン
2024/7/12 医療機器におけるサイバーセキュリティ規制動向および対策のポイント オンライン
2024/7/16 現場で役に立つCAPA (是正予防・予防処置) 導入手順・事例と根本的原因分析入門講座 オンライン
2024/7/16 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/7/16 医薬品非臨床試験の信頼性確保のポイントと適合性書面調査対応 オンライン
2024/7/16 製薬関連企業とアカデミアにおける共同研究実務およびトラブル防止策 オンライン
2024/7/17 QMS適合性調査 (EO滅菌、放射線滅菌、バイオバーデン測定) の滅菌関連指摘事項と問題点解決 (PMDA、第三者認証機関、MDR認証審査) オンライン
2024/7/17 再生医療等製品における事業性評価の進め方と注意点 オンライン
2024/7/17 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/17 GMP/GQPにおけるQA教育訓練とGMP文書、記録類のレビューのポイント オンライン
2024/7/17 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/30 医療機器 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2011/1/20 コンタクトレンズ 技術開発実態分析調査報告書
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応