技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製剤特許期間延長

製剤特許期間延長

~特許審査基準改訂でどう認められるか~
東京都 開催 会場 開催

今後の先発メーカー、後発メーカーそれぞれの対抗策をスペシャリストが伝授!
2名同時申込みで1名分無料(1名あたり21,000円) で受講いただけます。

開催日

  • 2012年6月29日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医薬品・製剤の知的財産・特許担当者、管理者

修得知識

  • 特許審査基準の改訂内容
  • 知財高裁判決後に出願・登録された具体的事例
  • 先発・後発メーカーの今後の知的財産戦略
  • 改訂審査基準前に期間延長登録された特許に対する無効審判提起

プログラム

 2011年4月28日の最高裁判決を受けて審査基準が改訂された。改訂審査基準で特許期間延長はどう変わるのか、又、知財高裁判決後に出願・登録された具体的事例を紹介し、今後の先発・後発メーカーの戦略策定の一助にしたい。
 その背景となった制度導入からの経緯についても解説し、最近の先発・後発側の特許を巡る攻防についても解説していく。

  1. 改訂審査基準で期間延長はどう変わるのか?
    1. 改訂審査基準のポイント
    2. どのようなパブリックコメントが出されたか
    3. 講師の質問に対する特許庁回答
    4. 産業構造審議会知的財産政策部会特許制度小委員会特許権の存続期間
      〜延長制度検討WGでの主な意見
    5. 改訂審査基準に対応する出願戦略・戦術はどうすれば良いか
  2. 改訂の基となった知財高裁判決・最高裁判決のレビュー
    1. パシーフカプセル30mg事件
    2. リュープリンSR注射用キット事件
    3. 知財高裁判決・最高裁判決での問題点
  3. 知財高裁判決後に出願された延長登録事例
    1. エルプラット水溶性製剤の含有量違いにより延長期間に差が出た事例
    2. テルミサルタンの延長出願事例
    3. その他の事例
  4. 特許期間延長制度はどういう経緯を辿ってきたか
    1. 延長制度の背景
    2. ボーラー判決とハッチ・ワックスマン法
    3. アメリカのANDA訴訟の事例
    4. ANDAを巡る最近の動き:リバースペイメント等
    5. 日米欧における延長制度の比較
  5. 日本における特許期間延長の特色
    1. 具体的な延長期間算定の仕方は?
    2. 日本特有の制度
  6. 期間延長に係る他の知財判決例
    1. エンブレル事件
    2. タケプロンOD錠15事件
    3. エプジコム (ラミブジン+アバカビル配合錠) 事件
    4. アリセプト適応症追加事件
  7. 先発メーカー側からのジェネリック対応策
    1. アクトス併用特許に関する攻防 (含審決取消訴訟)
    2. アクトネル/ベネットにみる新用法・用量特許戦略事例
  8. ジェネリックメーカー側からの対抗策
    1. アレグラ特許、アレンドロン酸特許等にみる積極的な無効審判請求と無効審決獲得
    2. タキソテール事例
    3. 改訂審査基準前に期間延長登録された特許に対する無効審判提起
  9. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第2特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で同時申込みの場合、1名分無料で受講いただけます。
    (1名あたり21,000円)
  • 2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による2名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 上記以外の割引は適用・併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目/ 全2日間) オンライン
2025/9/11 抗体医薬品をはじめとしたバイオ医薬品の特性解析 (構造解析) と規格及び試験方法 (ペプチドマップ、糖鎖プロファイル) オンライン
2025/9/11 特許情報調査の基本と調査精度の高め方、および競合他社調査、技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2025/9/11 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン
2025/9/11 再生医療等製品における商品コンセプト構築と開発戦略 オンライン
2025/9/11 GCP実践講座 オンライン
2025/9/11 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/9/12 スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目 / 全2日間) オンライン
2025/9/12 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン
2025/9/12 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/12 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/9/12 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン
2025/9/12 GCP実践講座 オンライン
2025/9/12 化学分野における特許出願戦略と強い明細書の作成 オンライン
2025/9/12 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/9/16 研究開発部門、事業部門への知財教育の進め方 オンライン
2025/9/16 特許調査への生成AIの活用 オンライン
2025/9/16 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/16 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2025/9/16 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/10 中堅電子部品12社 技術開発実態分析調査報告書
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/29 造船・重機6社 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/25 断熱材 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/25 フォトレジスト 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/30 省エネ住宅 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/25 火災警報器 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/25 炭素繊維大手3社 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/20 燃料電池【2012年版】 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2012/1/20 LED照明 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/15 光学フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/15 免震・制震・耐震技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/10 放電加工機 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー