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微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御

微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、粉体・粒子充填の基礎から解説し、密充填するために必要な粒子径、粒度分布、粒子形状、粒子の表面状態などを制御する方法を実験データ、シミュレーション結果・計算モデルを交えて詳解いたします。

開催日

  • 2012年6月29日(金) 12時30分2011年6月29日(水) 16時30分

受講対象者

  • 粒子密充填が求められる製品に関連する技術者・研究者・品質担当者
    • セラミックス
    • 金属成型体
    • プラスチックス用フィラー
    • 電子部品
    • 電池
    • 錠剤
    • 化粧品
    • 触媒 など

修得知識

  • 粉体・粒子充填の基礎
  • 密充填するために必要な粒子径、粒度分布、粒子形状、粒子の表面状態などを制御する方法
  • 粉体充填状態の観察・評価

プログラム

 粒子密充填はセラミックス、金属成型体、プラスチックス用フィラー、電子部品、電池、錠剤、化粧品、触媒など様々な製品の製造、設計に関係する重要操作である。
 粒子充填層は多数の粒子から構成されているため、構成粒子の物性が充填性に大きな影響を与える。
 ここでは粉体や粒子を密充填するためには、粒子径、粒度分布、粒子形状、粒子の表面状態などを、どのように制御すれば良いのかを実験データ、シミュレーション結果や計算モデルなどを使って分かりやすく解説する。

  1. 粒子充填と粒子物性
    1. 粉体や微粒子の特徴
    2. 充填状態の定量的表現法
    3. 充填に関係する粒子物性
  2. 充填性に対する粒子径の影響
    1. 粒子間付着力への粒子径の影響
    2. 限界粒子径とRollerの式
  3. 充填性に対する粒度分布の影響
    1. 大小2成分充填時の空間率を表すFurnasの式
    2. 粒度分布から空間率を推定する鈴木のモデル式
    3. 最密充填を得るためにはどのような粒度分布が良いのか?
  4. 充填性、流動性に対する粒子形状の影響
    1. 粒子形状の定量的表現法
    2. 粉砕方法による粒子形状の違い
    3. 粉体層剪断試験と流動性指数
    4. 粒子形状と粉体の充填性、流動性との関係
  5. 充填性、流動性に対する表面状態の影響
    1. メカノケミカル反応による粒子表面の疎水化
    2. 充填性、流動性に及ぼす粒子表面疎水化の影響
  6. X線マイクロCTスキャン装置を用いた粉体充填状態の観察
    1. 充填層内部の空間率分布
    2. 充填方法の違いの影響
    3. 壁面の影響
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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