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生産・製造工程における粒子発生のメカニズムおよび粒子付着力・汚染防止と除塵技術

生産・製造工程における粒子発生のメカニズムおよび粒子付着力・汚染防止と除塵技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、歩留まり、信頼性・品質低下の要因を特定し改善するために、粒子発生原因を根絶し付着させない技術とそのノウハウについて詳解いたします。

開催日

  • 2012年6月28日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 粒子汚染対策が必要な製品の技術者、品質担当者
    • 電子デバイス
    • フィルム
    • プラスチック製品
    • 塗装・コーティング
    • 食品梱包・包装
  • 粒子対策製品の開発者
    • クリーンルーム
    • フィルタなど

プログラム

 電子デバイス、高機能フィルム、プラスティック製品製造工程、各種塗装・コーティング工程、食品梱包工程においては、粒子汚染は製品の歩留まりおよび信頼性・品質低下の大きな要因となっている。粒子汚染経路としては、気中からの直接付着と接触面蓄積粒子の転写付着に分類されるが、転写付着の粒子の多くも気中由来の粒子が蓄積したものである。これら粒子汚染を防止するためには、粒子の発生
および付着メカニズムを理解した上で複数の防止対策を立案し、ここの対策の優先順位を考慮して実施していくことが重要である。
 そこで、本講では、粒子発生源および粒子付着メカニズムの解説によりその実態を理解した上で、具体的な粒子汚染防止技術と実施手段について詳しく紹介する。

  1. 製造環境における粒子発生源
    1. 屋外由来粒子
      • イオン性粒子物質の種類と発生源、季節変動
    2. 室内発生粒子
      • 作業者、各摺動機器からの発塵
    3. ガス成分由来粒子
      • 有機性ガス由来のイオナイザ放電による粒子発生
      • 酸および塩基性ガスの反応による塩生成
  2. 粒子付着作用力と粒径依存性
    1. 5つの粒子付着作用力と粒径依存性
    2. 微粒子付着最大の作用力、静電気力の影響
  3. 粒子汚染防止技術
    1. 粒子汚染防止「4原則+α」
    2. 4原則
      • 塵埃を持ち込まない技術 : 外調機での除塵、海塩粒子対策
      • 塵埃を発生させない技術 : 作業者防塵対策、潤滑油最適化
      • 塵埃を蓄積させない技術 : 気流制御、帯電防止
      • 塵埃を排除する技術 : 気流制御、局所フィルトレーション
    3. 対策効果の非常に大きい「α」技術
      • 「α」対策による粒子汚染改善効果評価例
      • 「α」対策技術詳細とノウハウ
  4. トピックス
    • 気流、粒子可視化技術の紹介
    • 簡易型および緊急時の除塵技術の紹介
    • 高性能な除電装置の紹介
    • 質疑応用・名刺交換

講師

  • 稲葉 仁
    高砂熱学工業(株) 総合研究所 研究開発2部
    部長

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。