技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ケーブル3社の地域密着戦略と米国NCTA視察報告

ケーブル3社の地域密着戦略と米国NCTA視察報告

~コミュニティFM連携、データ放送、コミチャン、Android端末利活用、地域WiMAX~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年6月28日(木) 13時00分 17時00分

プログラム

1. 入間ケーブルテレビの地域密着サービスと今後の展望

(2012年6月28日 13:00〜13:55)

入間ケーブルテレビ (株) 渉外企画課
篠田 敬子 (しのだ けいこ) 氏

 当社は1990年、市民有志の手により「地域貢献」をテーマに開局した。エリアを拡大し、現在は4つのケーブルテレビとコミュニティFM局を有するグループ会社になったが、原点の心を忘れず地域の皆さんに喜ばれる、役に立つサービスを第一に考えている。デジタル化後、さらに力を入れているデータ放送をはじめとした地域密着型の取組み、当社のお客様層であるシニア世代に対する取組みなどをご紹介する。

  1. 当グループの紹介
    • 社員参加型のブランディング活動
  2. 地域に密着したサービス事例
    • お客様相談窓口「スマイルプラザ」の紹介
    • キャラクターの活用/コミチャンの番組紹介
    • グループ会社「FMチャッピー (コミュニティFM) 」との連携
    • 加入者優先企画
  3. データ放送について
  4. 今後の取組みについて
  5. 質疑応答/名刺交換

2. アンドロイド端末を活用したケーブルテレビサービスの可能性と今後の展望

(2012年6月28日 14:00〜14:55)

東京ケーブルネットワーク (株) 事業企画室 室長
井坪 智司 (いつぼ さとし) 氏

「リモコンの使い方がわからない」。本格的なデジタル時代を迎え、身近な存在であったテレビリモコンは複雑化してしまった。 放送、通信、電話サービスは、プロダクトライフサイクルの成熟期を迎え、お客様獲得は人海戦術、各種割引等で対抗せざるを得ず、競合他社との市場シェアの奪い合いは熾烈を極めている。これらの課題を解決できないか? アンドロイド端末を活用し、簡単テレビリモコン、地域情報配信、買い物支援、健康相談サービス等を提供することで、お客様のテレビライフをより便利で豊かなものに。CATV事業ならではの差別化、市場拡大の可能性について展望する。
  1. 会社概要/アンドロイド端末サービス開発の背景
  2. アンドロイド端末「TCNタッチコン」とは
  3. 「TCNタッチコン」実証実験の紹介と結果の考察
  4. ネットワーク環境の整備「地域WiMAXサービスの取組み」
  5. 今後の展望
  6. 質疑応答/名刺交換

3. ケーブルネット鈴鹿 地域密着への挑戦

(2012年6月28日 15:05〜16:00)

(株)ケーブルネット鈴鹿 常務取締役 コーポレート企画室長
兼 メディア事業推進本部長
井伊 真 (いい まこと) 氏

 大手通信事業者の地上デジタル・BS放送サービスが開始され、アンテナ方式によるテレビ受信も含めた厳しい競争の中で、地域に根ざしたケーブルテレビとして、あらためて市民の皆様や企業、団体の方々に「コミチャンの魅力」、「ケーブル力」を認めていただけるよう取組んでいる状況をご紹介する。

  1. 当社エリアの紹介
  2. CNSステーション (コミチャン) の番組紹介
  3. 接続率 (視聴状況) 調査と活用事例
  4. 地域情報とコミチャンについて
    ~生活に欠かせない地域ナビゲーションチャンネルを目指して
  5. さらなる取組みについて
  6. 質疑応答/名刺交換

4. 米国「ケーブルショー2012」視察報告と日本の針路

(2012年6月28日 16:05〜17:00)

(有)クリエイティブ・ビジネス・エージェンシー 代表取締役
伊澤 偉行 (いざわ ひでゆき) 氏

 2012年5月21日~23日までボストンで行われる「ケーブルショー2012」の視察レポート。スマートフォンの爆発的普及、それに続くタブレットPCの普及を背景に、米国では視聴者に新しい視聴スタイルが提案されている。激しい競争の中で、「Anytime, Anywhere, Any Device, Any Content」 (いつでも、どこでも、どんな端末でも、あらゆるコンテンツが視聴できる) という4つの「Any」を旗印に、米国ケーブル業界では「TV Everywhere」が実現しつつある。
 その動向をレポートするとともに、日本のケーブル業界の最新動向とを照らし合わせ、今後の展望を議論したい。

  1. 米国ケーブルショー2012のポイント
  2. 米国多チャンネル市場の変化
  3. 「TV Everywhere」の最前線
  4. Wi-Fiで点、線、面の展開
  5. 日本のケーブル業界の最近の動向と展望
  6. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 篠田 敬子
    入間ケーブルテレビ(株) 渉外企画課
  • 井坪 智司
    東京ケーブルネットワーク(株) 事業企画室
    室長
  • 井伊 真
    (株)ケーブルネット鈴鹿
    常務取締役
  • 伊澤 偉行
    (有)クリエイティブ・ビジネス・エージェンシー
    代表取締役

会場

SSK セミナールーム
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 35,000円 (税別) / 36,750円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 26,250円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込) で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/5/24 6G/7Gのキーデバイス
2022/11/30 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発
2021/2/26 高速・高周波対応部材の最新開発動向
2020/6/11 5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材
2019/1/29 高周波対応部材の開発動向と5G、ミリ波レーダーへの応用
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/25 2014年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
2012/11/5 三星電子(サムスン電子) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/5 三星電子(サムスン電子) 技術開発実態分析調査報告書
2012/10/15 ゲームソフト5社 技術開発実態分析調査報告書
2012/10/15 ゲームソフト5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2011/12/27 携帯機器用小形アンテナの高密度実装設計
2011/11/30 NTTグループ8社 (NTTを除く) 技術開発実態分析調査報告書
2011/10/15 通信機器大手3社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/11 スマートメータシステム
2009/11/25 中堅無線通信機10社 技術開発実態分析調査報告書
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書