技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

超微細気泡の基礎と各種分野への応用

マイクロバブル、ナノバブル

超微細気泡の基礎と各種分野への応用

~超微細気泡が水に力を与える ~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医療、食品、水質浄化、農業、養殖など、幅広い分野での応用が期待されるマイクロバブル、ナノバブルについて、気泡特性や気泡発生方法などの基礎から応用まで幅広く解説いたします。

開催日

  • 2012年4月27日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 超微細気泡、マイクロバブル、ナノバブルの応用が期待される分野の技術者、事業企画担当者
    • 医療
    • 食品
    • 環境分野、水質浄化
    • 農業分野
    • 漁業分野、養殖 など

修得知識

  • マイクロバブル、ナノバブルの基礎
    • 気泡特性
    • 気泡発生方法 など
  • マイクロバブル、ナノバブルの応用
    • 生物・医療への応用
    • 環境分野への応用
    • 農業分野への応用
    • 漁業分野への応用

プログラム

 近年、マイクロバブルやナノバブルといわれる超微細な気泡が注目を浴びるようになってきましたが、これは従来見過ごされていた気泡の性質が大きく発現してきたためです。
 その大きな特徴は、食品分野から医療分野、環境分野とさまざまな分野に超微細気泡が利用され、その応用範囲が広いことです。
 具体的な利用技術としては、船舶の摩擦抵抗低減、水質浄化、生理活性・殺菌、洗浄・物質分解などがあげられます。
 しかしながら、その作用メカニズムの多くはいまだ明らかになっていないのが現状です。
 本講演会では、その超微細気泡の基礎から産業応用にまで焦点を当て、この超微細気泡の技術を広く知っていただくことを目的としています。

  1. マイクロバブルとナノバブルの基礎
    1. マイクロバブルとナノバブルについて
    2. 超微細気泡の発生方法とその性質
    3. 超微細気泡の挙動
    4. 単一気泡の寿命
    5. 超微細気泡に及ぼす温度の効果
    6. 超微細気泡で処理した水の性質
    7. 水の表面張力に及ぼす超微細気泡の効果
    8. 水溶液に及ぼす超微細気泡の効果
    9. 超微細気泡による新しい機能水の創造
  2. 超微細気泡を応用するために
    1. 超微細気泡はどんなことに応用できるのか
    2. 超微細気泡はどんな発生装置を用いても同じ性質を示すか
    3. 機能性を有する超微細気泡の性質とその応用
  3. 生物への応用技術
    1. 微生物に及ぼす超微細気泡の効果
    2. 超微細気泡を用いて造った焼酎
    3. ヒトに及ぼす超微細気泡の効果
    4. 超微細気泡とタンパク質との相互作用
  4. 環境分野への応用技術
    1. 超微細気泡による水質の浄化
    2. 超微細気泡による有機物の分解
    3. 超微細気泡による貧酸素水塊の解消
    4. 超微細気泡による浮上分離
    5. 超微細気泡による洗浄技術
  5. 農業分野への応用技術
    1. トマト・ナス・キュウリへの超微細気泡の効果
    2. ナシ・イチゴへの超微細気泡の効果
    3. モヤシへの超微細気泡の効果
  6. 漁業分野への応用技術
    1. 超微細気泡による有明海再生プロジェクト
    2. エビ養殖への適用
    3. ノリ養殖への適用
    4. 赤潮対策用超微細気泡発生機
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 氷室 昭三
    有明工業高等専門学校 物質工学科 教授 博士(工学) 上級教育士

会場

ドーンセンター

5階 セミナー室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/1 中国における医療機器 / 臨床開発の実際と申請書作成の留意点 オンライン
2025/7/1 欧州医療機器規則MDR (基礎編 + 臨床評価編 + PMS・ビジランス編) オンライン
2025/7/1 欧州医療機器規則MDR (臨床評価編) オンライン
2025/7/4 製薬用水入門講座 オンライン
2025/7/7 生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント オンライン
2025/7/7 医薬品/医療機器/再生医療等製品の開発に必要なGCP要求事項とSOPのライティング・維持管理 オンライン
2025/7/8 生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント オンライン
2025/7/8 ファインバブルの基礎と計測・評価・活用技術 オンライン
2025/7/8 ファインバブルの生成方法と利用・応用するための基礎知識と最新研究 オンライン
2025/7/8 アメリカの医療機器ビジネス (保険制度・商慣習・審査制度・最新情報) FDA医薬品・医療機器の査察対応 オンライン
2025/7/9 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 オンライン
2025/7/9 癒着防止材の既存製品で満たされないニーズと新規材料の開発 オンライン
2025/7/9 再生医療分野における周辺ビジネスの実際と参入戦略 オンライン
2025/7/9 気泡の動力学と泡沫の基礎知識 オンライン
2025/7/10 医療機器開発から製造販売承認申請におけるメディカルライティングテクニック オンライン
2025/7/10 再生医療分野における周辺ビジネスの実際と参入戦略 オンライン
2025/7/10 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/7/11 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 オンライン
2025/7/11 医療機器開発から製造販売承認申請におけるメディカルライティングテクニック オンライン
2025/7/11 気泡の動力学と泡沫の基礎知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/20 浄水器・整水器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/20 浄水器・整水器 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/1 メディカルバイオニクス(人工臓器) 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/1 メディカルバイオニクス(人工臓器) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/25 先端癌治療機器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/25 先端癌治療機器 技術開発実態分析調査報告書
2014/3/10 人工透析装置 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/10 人工透析装置 技術開発実態分析調査報告書