技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

植物油脂由来ポリマーの物性と用途展開

植物油脂由来ポリマーの物性と用途展開

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化石資源由来の汎用高分子材料の代替出発物質として研究開発が進展する植物油脂について、基礎から応用、技術トレンドまで、幅広く解説いたします。

開催日

  • 2012年4月12日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 植物油脂由来ポリマーの応用が期待される分野の技術者
    • 自動車分野
    • 電気・電子分野
    • スポーツ分野 など
  • 植物油脂由来ポリマーに関連する分野のマーケティング担当者、事業企画担当者、経営者

修得知識

  • 植物油脂由来ポリマーの基礎
  • 植物油脂由来ポリマーの物性
  • 植物油脂由来ポリマーの最新開発動向
  • 植物油脂由来ポリマーの用途展開

プログラム

 バイオマスエネルギーはカーボンニュートラルと捉えられ、バイオマスエネルギーの利用は地球温暖化防止や化石資源の枯渇対策としても重要です。オイルリファイナリーの中でエネルギー利用と並んで重要なプラスチックについても、バイオリファイナリーへのシフトが社会的に強く求められています。代表的なバイオマスである油脂の生産量は堅調に増加しており、化石資源から製造される汎用高分子材料の代替出発物質として高い潜在性を有しています。最近ではポリウレタンフォームやコーティングへの応用・実用化が進んでおり、油脂の材料化技術が高く注目されています。
 本セミナーでは油脂ベース高分子材料を取り上げ、その基礎から応用・技術トレンドまでを幅広く紹介します。

  1. はじめに
    1. バイオマス利用技術
    2. バイオマスプラスチックと生分解性プラスチック
    3. バイオプラスチックの開発動向
  2. 植物油脂ベースポリマーの開発動向
    1. 植物油脂の基礎
    2. 植物油脂ポリマーの種類と用途
    3. エポキシ化油脂ネットワークポリマー
    4. 植物ポリウレタン
    5. 微生物産生ポリエステル
    6. 複合化技術
  3. フェノール脂質ポリマーの開発動向
    1. フェノール脂質の基礎
    2. フェノール脂質ポリマーの種類と用途
    3. 人工漆
  4. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 宇山 浩
    大阪大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻
    教授

会場

ドーンセンター

中会議室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/29 各種分子シミュレーションを用いた高分子研究、材料解析の考え方、その選び方と使い方 オンライン
2026/1/29 加工の基礎と機械加工技術 オンライン
2026/1/29 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術 オンライン
2026/1/29 分子動力学法の進め方と高分子材料開発への応用 オンライン
2026/1/30 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2026/1/30 高分子へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術の基礎と応用 オンライン
2026/1/30 熱可塑性エラストマーの総合知識 オンライン
2026/1/30 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2026/2/3 防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2026/2/4 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/2/5 高分子の (黄変・ピンク変など) 変色・劣化の発生メカニズム、変色箇所の評価、その対策 オンライン
2026/2/5 プラスチックの破面解析技術 (不具合分析) オンライン
2026/2/6 シランカップリング剤の基礎と上手な活用法 オンライン
2026/2/6 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/2/9 シランカップリング剤の基礎と上手な活用法 オンライン
2026/2/9 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 オンライン
2026/2/9 CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向と工業化の可能性 オンライン
2026/2/9 分子動力学法の進め方と高分子材料開発への応用 オンライン
2026/2/10 有機フッ素化合物の特性と合成法ならびに今後の展望 オンライン
2026/2/12 ポリマーアロイの要素技術と再生/バイオマス樹脂への応用 オンライン