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カーエレクトロニクスにおける放熱設計技術

カーエレクトロニクスにおける放熱設計技術

~EV、HEV関連機器の放熱課題とその解決策、熱設計手法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、伝熱の基礎から解説し、EV、HEV関連機器の放熱課題とその解決策、熱設計手順まで、広範囲な熱設計のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2011年5月24日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 回路技術者
  • 機械系技術者
  • 基板設計者
  • 品質保証技術者 など
  • これからカーエレクトロニクス関連の熱設計業務に携わる方

修得知識

  • 伝熱の基礎
  • Microsoft Excelによる熱設計
  • EV、HEV関連機器の放熱課題と解決策
  • インバータの低熱抵抗化
  • 接触熱抵抗低減材料
  • ヒートシンク・ラジエータの設計

プログラム

 地球環境問題への対応が急務となる中、ハイブリッド車 (HEV) や電気自動車 (EV) が世界的な潮流となっている。これらはインバータ、モータ、バッテリおよびこれらを制御するECUから成り立っており、いずれも小型・軽量・高効率化小型および低コスト化が課題となっている。
 本講座では、初心者向けに伝熱の基礎から、EV、HEV関連機器の放熱課題とその解決策、熱設計手順に至るまで、広範囲な熱設計のポイントについて解説する。

  1. EV、HEVの構成と放熱
    1. 温度を制限する要因
    2. 放熱基本構造
  2. 放熱設計のための伝熱の基礎
    1. 熱伝導
    2. 対流
    3. 放射
    4. 過渡熱応答
    5. EXCELによる非線形方程式の解法
  3. ECUの熱設計とEXCELによる熱計算
    1. ECUの放熱構造と放熱ルート
    2. ECUの熱設計に使う熱計算式とEXCELによる解法
      • 基板の温度計算
      • 筐体の放熱計算
      • ヒートシンクの放熱計算
    3. 熱回路網法を使った計算
  4. インバータの構造と低熱抵抗化
    1. 熱対策分類
    2. 放熱材料・放熱デバイス
  5. 接触熱抵抗低減材料
    1. 接触熱抵抗計算
    2. TIMの種類と特徴・使用上の注意
  6. ヒートシンク・ラジエターの設計
    1. 空冷ヒートシンクの設計
    2. 水冷ヒートシンクの設計
  7. モータの構造と熱対策
    1. モータの構造
    2. モータの熱源と放熱経路・熱対策例

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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