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プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術

プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術

プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術の画像

概要

本書籍では、プラスチックのリサイクルについて取り上げ、複合プラスチックのリサイクル法、リサイクルによって低下する物性、加工性の改善法、先行企業、自治体、業界団体のプラスチックリサイクルの取り組みと今後の課題等について解説しております。

目次

第1章 プラスチックリサイクルの規制と技術動向

1節 各国の再生プラスチック利用促進対策と化学メーカーへの期待
  • 1.各国の再生プラスチック利用促進対策
    • 1.1 国内リサイクル体制の構築が迫られる世界各国
    • 1.2 再生材の利用促進は世界中で加速
  • 2.化学メーカーへの期待
    • 2.1 再生プラスチック利用促進対策推進の背景への理解
    • 2.2 再生プラスチック利用促進の位置づけの把握
    • 2.3 科学的根拠に基づくサステナブルな製品開発のために
2節 軟包装を巡る国内外のリサイクル促進の法制化とリサイクル手法の開発動向
  • 1.EUの「プラスチック戦略」
    • 1.1 EUの容器包装リサイクル指令
    • 1.2 EUにおけるプラスチック製容器包装廃棄物リサイクル促進の背景
  • 2.EUのリサイクル推進のための法制化
    • 2.1 EUのプラスチック製容器包装への課徴金
    • 2.2 EUの包装材と包装廃棄物に関する規則案
  • 3.欧州各国の法制化
    • 3.1 フランス
    • 3.2 ドイツ
    • 3.3 スペイン
    • 3.4 イギリス
  • 4.日本のプラスチック戦略
    • 4.1 環境省のプラスチック資源循環戦略
    • 4.2 プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
  • 5.プラスチック製容器包装のリサイクル
    • 5.1 リサイクルの定義
    • 5.2 軟包装のリサイクル
    • 5.3 CEFLEX (Circular Economy for Flexible Packaging)
    • 5.4 リサイクルの衛生性
  • 6.モノマテリアル品のリサイクル動向
    • 6.1 軟包装のモノマテリアル化
    • 6.2 メカニカルリサイクルの動向
    • 6.3 リサイクルの方向性
    • 6.3 油化の動向
3節 プラスチック資源循環法の概要と最新の動向
  • 1.プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
    • 1.1 設計・製造段階
    • 1.2 販売・提供段階
    • 1.3 排出・回収・リサイクル段階
  • 2.環境省の補助事業
  • 3.今後のプラスチック資源循環の行方
4節 諸外国における廃プラスチックの輸入規制動向と今後の展望
  • 1.廃棄プラスチックの輸入規制動向とその影響
    • 1.1 中国
    • 1.2 ASEAN諸国
    • 1.3 アフリカ諸国の動き
    • 1.4 カナダ
  • 2.バーゼル条約改正とその影響
    • 2.1 改正の概要
    • 2.2 「特別な考慮」の判断基準 (環境省)
    • 2.3 改正の影響
  • 3.日本と世界の廃プラスチック輸出量
    • 3.1 日本
    • 3.2 世界の廃プラスチック輸出額
  • 4.日本のプラスチック処理の現状
    • 4.1 プラスチック循環利用協会のデータ
    • 4.2 OECDの評価
    • 4.3 EU加盟国のプラスチックリサイクル率
    • 4.4 日本の「ごみは燃やすもの」政策
    • 4.5 韓国のゴミ政策
  • 5.資源プラスチック化への転換
    • 5.1 資源プラスチックと言う用語
    • 5.2 資源プラ協会
    • 5.3 資源プラスチックの事業化
  • 6.国によるプラスチックリサイクル技術の開発状況
  • 7.廃プラスチックの今後の展望
5節 欧州におけるプラスチックリサイクルの技術動向
  • 1.欧州におけるプラチックリサイクルをめぐる動き
    • 1.1 輸出困難で行き場を失った廃プラスチック
    • 1.2 再生プラスチックの利用拡大を要求する法整備の動向
  • 2.欧州におけるケミカルリサイクルに関わる主要な動き
    • 2.1 欧州ケミカルリサイクル連盟の発足
    • 2.2 EUの研究機関JRC 各種プラスチックリサイクル技術の比較研究を実施
    • 2.3 プラスチック関係の組織・企業のグループ ケミカルリサイクル規則の制定を要請
6節 国内外における廃プラスチックのリサイクル技術とその事業動向
  • 1.国内外におけるプラスチック・リサイクルを取り巻く状況
    • 1.1 2030年のSDGsゴールにむけて容器包装プラスチックの規制が焦点
    • 1.2 国連UNEA5.2 の決定とEU規制の世界標準化
    • 1.3 欧米のプラスチック業界団体による提案
  • 2.世界のプラスチックリサイクルの状況
    • 2.1 日欧米の廃プラの処理状況
    • 2.2 欧州のリサイクルの現状と2030年
    • 2.3 米国のケミカルリサイクル現状と2030年
  • 3.リサイクルの技術と現状
    • 3.1 メカニカルリサイクル (MR) とケミカルリサイクル (CR) 、溶媒ベース精製法
    • 3.2 CRの種類と概要
    • 3.3 汎用プラスチックのリサイクルの状況
  • 4.混合廃プラ (PE/PP/PS) の熱分解法
    • 4.1 混合廃プラ (PE/PP/PS) の熱分解法CR
    • 4.2 CRにおけるマスバランス方式
    • 4.4 石油化学企業と熱分解油メーカーによる熱分解法工場の建設状況
    • 4.5 熱分解油メーカー各社の技術と工場処理能力
    • 4.6 主要な熱分解メーカーの状況
  • 5.PET (ペットボトルなど) のリサイクル (MRとCR)
    • 5.1 PETのMR
    • 5.2 PETのケミカルリサイクル (CR)
  • 6.ポリスチレン (PS) とアクリル樹脂 (PMMA) のCR
    • 6.1 ポリスチレンのCR
    • 6.2 アクリル樹脂のCR
  • 7.ポリオレフィン (PO:PE・PP) のMR
    • 7.1 欧州が強いPOのMR
    • 7.2 POのMRの最先端技術 (製品)
    • 7.3 POメーカーのMRビジネスへの参入
    • 7.4 欧米のPOリサイクラー
    • 7.5 日本の大手リサイクラーの一例
    • 7.6 米欧日の廃プラの処理方法
    • 7.7 廃プラ混合物の究極的な選別例
    • 7.8 再生ポリオレフィン (PO) の品質課題と改良技術
    • 7.9 MR技術のイノベーション
    • 8.2030年の 「世界標準」 と必要な日本の対応
    • 8.1 2030年の「世界標準化」と発生する問題
    • 8.2 2030年の日本のプラスチックリサイクルの姿

第2章 プラスチックのケミカルリサイクル技術

1節 熱分解法によるプラスチックの化学原料化
2節 マイクロ波プロセスによる廃棄プラスチックのケミカルリサイクル
  • 1.マイクロ波について
    • 1.1 マイクロ波とは
    • 1.2 マイクロ波による加熱
  • 2.プラスチックを取り巻く環境
    • 2.1 国内の廃棄プラスチックの状況
    • 2.2 プラスチックのリユース・リサイクル
  • 3.マイクロ波を用いたケミカルリサイクル
    • 3.1 プラスチック分解に対するマイクロ波プロセスの適用について
    • 3.2 マイクロ波によるケミカルリサイクルモデル
    • 3.3 Plawaveの基盤技術
    • 3.4 プラスチック分解例
  • 4.小型分散型システムへの取り組み
3節 高温水を用いた廃プラスチックからの固体/気体燃料製造
  • 1.超臨界水・亜臨界水・高圧過熱水蒸気とは
  • 2.廃プラスチックを含む有機系残渣からの固体燃料製造
    • 2.1 固体燃料の生産技術の開発
    • 2.2 生成した固体燃料の特徴
  • 3.廃プラスチックからの気体燃料製造
4節 流動床技術を活用した使用済みプラスチックのケミカルリサイクル
  • 1.流動床技術の開発の経緯
  • 2.EUP加圧二段ガス化システム
    • 2.1 プロセスの概要
    • 2.2 プロセスの特徴
    • 2.3 EUPの運転状況
    • 2.4 安定運転のための工夫
  • 3.ICFG内部循環流動床ガス化システム
    • 3.1 ICFGの概要
    • 3.2 ICFGの特徴
    • 3.3 ICFGの利用用途
  • 4.流動床技術を用いたケミカルリサイクルの適用先
5節 リアクティブプロセッシングによる精密ケミカルリサイクル
  • 1.はじめに
    • 1.1 PLAの熱分解制御
  • 2.ポリ乳酸系ポリマーブレンド・アロイの展開
  • 3.ポリマーブレンド・アロイからの選択分解・分離特性の理論的検討
  • 4.実用的な熱分解触媒の検討
    • 4.1 酸化マグネシウム触媒の高性能化
    • 4.2 PPの安定化剤のMgO触媒活性への影響
    • 4.3 水酸化アルミニウム含有ポリ乳酸コンポジットの熱分解反応の主因子の探索
    • 4.4 MgOとAl (OH) 3の共触媒効果
  • 5.リアクティブプロセッシング (反応押出) によるケミカルリサイクル実証試験
    • 5.1 リアクティブプロセッシング装置の構造
    • 5.2 PLA/PP/MgOブレンドからのPLA選択的ケミカルリサイクル
    • 5.3 PLA/PP/Al (OH) 3ブレンドからのPLA選択的ケミカルリサイクル
    • 5.4 Al (OH) 3/MgO共触媒系の効果
  • 6.残渣汎用樹脂のマテリアルリサイクル性
  • 7.PLAケミカルリサイクルにおける共存成分のポジティブおよびネガティブマップ
6節 触媒を使用した廃プラスチック油化技術
  • 1.ケミカルリサイクルループの必要性
  • 2.触媒を使用したHiCOPプロセスの優位性
  • 3.事業化へ向けた油化装置の開発
  • 4.ケミカルリサイクルが描く未来
  • 5.環境貢献性の可視化
7節 ゼオライト触媒を用いたケミカルリサイクル技術
  • 1.ゼオライトの特徴
    • 1.1 細孔構造と形状選択性
    • 1.2 イオン交換
    • 1.3 ゼオライトの酸性
  • 2.ポリオレフィン分解反応の機構
  • 3.ゼオライトを用いたポリオレフィン接触分解の研究動向
    • 3.1 ゼオライトの種類とポリオレフィン分解性能
    • 3.2 ゼオライトを用いたポリオレフィンの接触分解における生成物
    • 3.3 酸性と分解温度
    • 3.4 コーキングの抑制
8節 可逆的な共有結合を活用した高分子の解架橋、解重合とその応用
  • 1.HABI骨格を有する架橋-解架橋性高分子
    • 1.1 トリフェニルイミダゾール骨格を有するポリマーの合成
    • 1.2 トリフェニルイミダゾール骨格を有するポリマーを用いた架橋高分子の合成
    • 1.3 トリフェニルイミダゾール骨格を有する架橋体の解架橋反応
  • 2.分子レゴブロックを利用した重合-解重合性高分子の合成
    • 2.1 分子レゴブロックの合成
    • 2.2 分子レゴブロックポリマーの合成
    • 2.3 分子レゴブロックポリマーの解重合
    • 2.4 飽和炭化水素鎖を有する分子レゴブロックポリマーと芳香族系分子レゴブロックの組み換え反応
9節 PETのケミカルリサイクル技術
  • 1.ポリエチレンテレフタレートのケミカルリサイクルについて
    • 1.1 ポリエチレンテレフタレートの特長とリサイクル法
    • 1.2 従来のPET解重合法
  • 2.解重合反応の低温化
    • 2.1 酵素分解法
    • 2.2 溶媒膨潤による反応促進
    • 2.3 触媒の高性能化
    • 2.4 化学平衡の移動
  • 3.今後の展望
    • 3.1 PETケミカルリサイクル法の複合素材への展開可能性
10節 ナイロン加水分解酵素群 (Nyl series) の遺伝子・酵素学的研究の進展と効率的な酵素的モノマー化への展開
  • 1.ナイロン資化微生物の探索
  • 2.ナイロン加水分解酵素群 (Nyl series)
    • 2.1 ナイロン加水分解酵素の分類
    • 2.2 ナイロン加水分解酵素遺伝子群のゲノム構造
    • 2.3 NylA
    • 2.4 NylB
    • 2.5 NylC
    • 2.6 ナイロン-4分解酵素
  • 3.Nyl seriesを用いたナイロンの酵素分解
    • 3.1 ナイロン微粒子の酵素分解
    • 3.2 ナイロン薄膜の酵素分解
  • 4.Nyl seriesのまとめと今後の展望
11節 廃ポリエステル繊維のケミカルリサイクル
  • 1.資源循環とPET市場
  • 2.繊維としてのポリエステル
  • 3.ケミカルリサイクルの必要性
  • 4.ケミカルリサイクル

第3章 プラスチックのマテリアルリサイクル技術

1節 使用済プラスチックのマテリアルリサイクルプロセスとその装置
  • 1.使用済プラスチックについて
    • 1.1 使用済プラスチックのマテリアルリサイクルについて
    • 1.2 ポストコンシューマ材料 (PCR) の材質
  • 2.プラスチックをリサイクルするためのプロセスとその装置の紹介
    • 2.1 容器包装リサイクル法における市町村の役割
    • 2.2 再生材料製造プロセスについて
    • 2.3 マテリアルリサイクル以外の利用
    • 2.4 最適化の取り組み
  • 3.再生材料の利用用途について
    • 3.1 再生材料の流通形状について
    • 3.2 再生材料を使用したリサイクル製品について
  • 4.品質管理とリサイクル証明について
    • 4.1 品質管理
    • 4.2 リサイクル証明
  • 5.資源有効活用に向けた取り組み
    • 5.1 自主回収等のリサイクルの取り組みについて
    • 5.2 品質管理用アナライザーによる情報収集
    • 5.3 再生材料の更なる高度利用を目指して
2節 廃プラスチックの識別、選別技術
  • 1.廃プラスチックのリサイクルプロセス
  • 2.テラヘルツ活用による識別
  • 3.テラヘルツ波について
  • 4.テラヘルツ波による計測技術
3節 分光技術による廃棄プラスチックの選別
  • 1.光とは?
  • 2.分光技術の概要
    • 2.1 ハイパースペクトルイメージング
    • 2.2 再生プラスチックに含まれる異物除去
    • 2.3 臭素系難燃剤の検出
    • 2.4 FT-NIR (~2500 nm) と拡散反射光源によるバイオマス由来プラスチックの計測
    • 2.5 黒色プラスチックの分別
    • 2.6 単一素材プラスチックの分別
  • 3.デュアルエナジーX線ラインセンサカメラ
  • 4.プラスチック選別のフロー
4節 静電選別による廃プラスチックの選別
  • 1.静電選別の基礎
    • 1.1 帯電の種類
    • 1.2 摩擦帯電の利用方法
    • 1.3 誘導帯電とコロナ帯電の利用方法
    • 1.4 帯電量の計測と評価
  • 2.絶縁体同士の静電選別
    • 2.1 選別精度の評価方法
    • 2.2 代表的な静電選別装置
    • 2.3 衝撃吸収シートを用いた静電選別
    • 2.4 円筒電極を用いた静電選別
  • 3.絶縁体と導体の静電選別
    • 3.1 ベルトコンベアを用いた静電選別
    • 4.2 コロナ帯電を用いた静電選別
5節 AI画像認識を用いた廃プラスチック高度選別
  • 1.AI画像認識におけるタスクの分類
  • 2.黒色~濃色プラ選別へのAI画像認識の適用
    • 2.1 実験試料
    • 2.2 3D特徴量計測による自動識別
    • 2.3 AI画像認識 (物体検出) による自動識別
  • 3.産業廃棄物プラスチックの自動識別
6節 溶剤分別法と機器分析を組み合わせた廃プラスチックの組成分析
  • 1.分析の課題
  • 2.分析事例と効果
    • 2.1 試料の溶剤分別フロー
    • 2.2 PVC、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂の分離・分析
    • 2.3 ポリエステル、ポリアミドの分離・分析
    • 2.4 ポリオレフィンの分離・分析
  • 3.分析結果の妥当性
7節 プラスチックリサイクルプロセスにおける濾過・造粒技術
  • 1. ブルーシート水平リサイクル
    • 1.1 水平リサイクル概要
    • 1.2 水平リサイクルにおける課題
    • 1.4 水平リサイクルにおける課題の解決
    • 1.5 スクリーンメッシュ
    • 1.6 2段階濾過の応用例 (PETボトルリサイクル 2段階濾過焼結フィルター)
  • 2.樹脂改質
  • 3.押出前プラスチック洗浄の重要性
  • 4.リサイクルペレットの脱臭
  • 5.リサイクル技術・装置における課題とその対策
  • 6.異樹脂・アルミ等の金属分離 (濾過)
8節 架橋ポリオレフィンの再資源化技術と応用例
  • 1.はじめに;背景
    • 1.1 架橋ポリオレフィン処理の現状
    • 1.2 開発を行った弊社の背景
    • 1.3 架橋ポリエチレンの種類
    • 1.4 今までに行われてきたマテリアルリサイクルの検討
  • 2.本技術 (XPRシステム) の概要・特徴
    • 2.1 XPRシステムの概要
    • 2.2 XPRシステムの特徴
    • 2.3 XPRによる脱炭素社会構築の提案
  • 3.可塑化材料の利用について (SDGs対応)
    • 3.1 SDGs当社の例
    • 3.2 他社でのSDGs例
  • 4.今後の展開
    • 4.1 再生樹脂としての展開
    • 4.2 新材料としての展開
9節 繊維強化プラスチックのリサイクル技術
  • 1.GFRPリサイクル技術
    • 1.1 国内で実用化された技術
  • 1,2 海外で実用化された技術
  • 2.CFRPリサイクル技術
    • 2.1 国内で実用化された技術と実用化されつつある技術
    • 2.2 海外で実さ用化れた技術と実用化されつつある技術
  • 3.まとめ
10節 高分子微粒子を鍵とした高分子材料のマテリアルリサイクル
  • 1.高分子微粒子とは
  • 2.強靭な環境配慮型高分子微粒子材料
    • 2.1 ロタキサン架橋を施した微粒子から成る微粒子フィルム
    • 2.2 ホモポリマーから成るポリアクリレート微粒子フィルム
  • 3.高分子微粒子材料のリサイクル
    • 3.1 強靭な高分子微粒子フィルムの分解と再利用
    • 3.2 無機ナノ粒子を包埋した高分子微粒子材料のリサイクル
  • 4.高分子微粒子の分解

第4章 再生プラスチックの物性改善と品質評価

1節 添加剤による樹脂の長寿命化とマテリアルリサイクル向け添加剤の開発
  • 1.プラスチックリサイクルについて
    • 1.1 リサイクルの種類
    • 1.2 マテリアルリサイクルの課題
  • 2.マテリアルリサイクルに効果を発揮する添加剤
    • 2.1 リサイクルプラスチックの酸化劣化と酸化防止剤
    • 2.2 酸化防止剤
    • 2.3 核剤
    • 2.4 その他の添加剤
  • 3.マテリアルリサイクルプラスチック向け添加剤の開発
    • 3.1 リサイクルプラスチックの分析
    • 3.2 アデカシクロエイドUPRシリーズの概要
    • 3.3 アデカシクロエイドUPRシリーズの性能
  • 4.今後の展望
2節 マテリアルリサイクル向け添加剤の種類、特徴と使い方
3節 リサイクル樹脂添加剤による加工熱安定性の向上と機能付加
  • 1.熱可塑性樹脂向けの添加剤技術
    • 1.1 カップリング剤の役割
    • 1.2 バイオベースのカップリング剤の開発
    • 1.3 相溶化剤の効果の例
    • 1.4 層状ケイ酸塩による難燃性補助とフィラー効果
    • 1.5 表面の保護 添加剤による耐スリキズ性の向上
    • 1.6 VOCやにおいの除去 ストリッピング剤
  • 2.プラスチックのリサイクル時に用いる添加剤
    • 2.1 加工プロセスにおける課題
    • 2.2 添加剤による投入の簡素化とロット安定性の向上
    • 2.3 添加剤による耐熱性の向上
  • 3.循環経済・持続的成長への添加剤の寄与
4節 EVA系改質材を用いた複合プラスチックリサイクル
  • 1.複合プラスチックのマテリアルリサイクルにおける課題
  • 2.複合プラスチックリサイクルに向けた改質剤
    • 2.1 ポリマーブレンドの応用
    • 2.2 相溶化剤を用いたリサイクル
    • 2.3 EVA系相溶化剤
  • 3.EVA系改質剤を用いた複合プラスチックリサイクルの事例
    • 3.1 メルセン-Sの性能
    • 3.2 フィルムリサイクル
5節 高機能押出機によるリサイクルプラスチック押出技術
  • 1.プラスチックリサイクル概要
  • 2.化学劣化と物理劣化
  • 3.異物除去概要
  • 4.リサイクル用レーザーフィルター
  • 5.脱気技術
6節 廃棄プラスチックの高度物性再生技術
  • 1.プラスチックの資源循環
  • 2.「化学劣化説」と「物理劣化説」
  • 3.力学活性の再生機構と再生技術
7節 成形プロセス条件を最適化するAI技術を活用した再生材の成形品品質の安定化
  • 1.課題と研究目的
    • 1.1 再生材の適用拡大における課題
    • 1.2 本研究の対象と目的
  • 2.開発技術
    • 2.1 従来技術の課題と開発アプローチ
    • 2.2 金型内センサーによる特徴量の抽出
    • 2.3 成形プロセス条件を最適化するAI技術
  • 3.開発技術を用いた実証実験
    • 3.1 実験装置及び材料
    • 3.2 次元削減手法を活用した回帰モデルの構築
    • 3.3 品質安定化の検証結果
8節 リサイクル樹脂を用いたコンパウンド技術とその特性
  • 1.家電向けリサイクル樹脂を用いた難燃化ポリプロピレン (PP) ・ポリスチレン (PS) の開発・製造
  • 2.ハブラシリサイクルへの取り組み
  • 3.ホテルアメニティリサイクルへの取り組み
  • 4.コーヒーチェーンでのタンブラーリサイクルへの取り組み
  • 5.自動車向けリサイクル樹脂を用いた高剛性材料の開発
    • 6.1 「バージンPP+GF30%」代替材としてリサイクル樹脂を使用した開発
    • 6.2 「バージンPP+タルク20%」代替材としてリサイクル樹脂を使用した開発
  • 6.自動車向けタルク入りリサイクル樹脂での高剛性化・高耐熱化材の開発
  • 7.高流動で高衝撃化した再生ブロックPPの開発
  • 8.リサイクルアクリル樹脂 (PMMA) を活用した高衝撃化への取り組み
  • 9.リサイクル樹脂を用いた屋外大型建材向けコンパウンド材の製造
  • 10.押出加工時のベントアップ対策コンパウンド
  • 11.今後の当社の取り組み
9節 精密熱分解による末端反応性ポリプロピレンの設計とその特徴、応用
  • 1.プラスチックの熱分解
  • 2.精密熱分解
  • 3.PPの特性の本質
  • 4.PPの精密熱分解
  • 5.PSの精密熱分解
  • 6.廃プラスチックの精密熱分解
  • 7.連続式精密熱分解の開発
  • 8.末端二重結合ポリマーの機能化とその応用例
10節 高再生材率難燃ポリカーボネイトの開発事例
  • 1.高再生材率難燃プラスチックSORPLASの概要
  • 2.独自難燃剤 (PSS-K)
  • 3.SORPLASの特長
  • 4.各種SORPLASの開発とラインアップ
11節 再生プラスチックのアップグレードリサイクル技術
  • 1.プラスチックのアップグレーディング技術
  • 2.ドライブレンド法を適用した改善例
    • 2.1 プラスチックリール
    • 2.2 プラスチックパレット
12節 医療機器向けアップサイクル樹脂による循環型経済への貢献
  • 1.プラスチックのパラドックス
  • 2.プラスチック廃棄物のケミカルアップサイクル
  • 3.PBTの組成改質における課題
  • 4.PETを高付加価値なPBTへアップサイクル
  • 5.PBTの持続可能性比較
  • 6.主要な材料特性をヘルスケア用途に提供
  • 7.従来のPBTを直接置き換え可能なソリューション
13節 炭素繊維強化プラスチックリサイクル技術とその動向
  • 1.溶媒法リサイクルの特長
    • 1.1 溶媒法リサイクルの概要
    • 1.2 溶媒法リサイクルの実用化に向けた課題
  • 2.溶媒法リサイクルの社会実装に向けた検討
    • 2.1 反応条件に関する検討
  • 3.再生炭素繊維の評価、加工について
    • 3.1 溶媒法rCFの物性について
    • 3.2 溶媒法rCFの加工技術について
  • 4.rCFの社会実装に向けた取り組み
14節 再生ポリプロピレン材料の耐候性評価
  • 1.実験
    • 1.1 モデル材料
    • 1.2 試験片作製
    • 1.3 屋外暴露試験
    • 1.4 促進暴露試験
    • 1.5 物性試験
  • 2.結果と考察
    • 2.1 モデル材料の内的劣化要因の変化
    • 2.2 引張試験結果
    • 2.3 曲げ試験結果
    • 2.4 酸化誘導時間と試験片表面観察
15節 リサイクルプラスチックの使用で生じるトラブル原因の分析
  • 1.一般的なトラブル例
  • 2.分析事例-1 物性への影響因子解析
    • 2.1 分析試料
    • 2.2 物性評価
    • 2.3 無機分析
    • 2.4 ポリマー組成分析
    • 2.5 物性値への影響因子に関する考察
  • 3.分析事例-2 臭気原因物質の特定
    • 3.1 分析試料
    • 3.2 前処理
    • 3.3 官能試験
    • 3.4 GC/MS測定結果

第5章 リサイクル可能な高分子材料の開発

1節 ケミカルリサイクルを目指した易分解性高分子の開発
  • 1.ケミカルリサイクルとその現状
    • 1.1 ケミカルリサイクルの必要性
    • 1.2 ケミカルリサイクルの現状と期待
  • 2.ケミカルリサイクルを前提とした新しいポリエステル
    • 2.1 重縮合系ポリエステルとケミカルリサイクル
  • 3.ケミカルリサイクルを前提とした新しいビニルポリマー
    • 3.1 ビニルポリマーのケミカルリサイクル
    • 3.2 平衡制御を必要としないモノマーの再生方法
2節 使用後に肥料に変換できる高分子材料の設計
  • 1.ポリカーボネートの特徴とアンモニアによるケミカルリサイクル
  • 2.プラスチックを肥料に変換するアンモニア分解
  • 3.分解生成物を肥料として用いた植物の生育実験
  • 4.植物由来ポリカーボネートの機能化手法の開発
  • 5.廃棄プラスチックから肥料を作る
3節 酸化分解性高分子材料の設計と期待される応用
  • 1.ジアシルヒドラジンとポリ (ジアシルヒドラジン)
  • 2.酸化分解性エポキシ樹脂
  • 3.無機-有機ハイブリッドの形成とナノ細孔を持つシリカゲル
  • 4.酸化的脱架橋可能な架橋体とCFRP
  • 5.酸化分解性高吸水性ポリマー
4節 高酸価バイオマスアクリル樹脂の特性と脱墨インキ用バインダー樹脂への応用
  • 1.バイオマスアクリル樹脂の原料
  • 2.バイオマスアクリル樹脂の設計と物性について
  • 3.高酸価バイオマスアクリル樹脂の設計と物性について
5節 光可逆性接着剤による自在な接脱着
  • 1.結合の解離・形成および高分子鎖の分解・架橋
  • 2.光転移
  • 3.極性変化
6節 刺激応答性プライマーによる接着界面の接着/解体制御
  • 1.熱や光により結合が変化するプライマーの開発
    • 1.1 刺激応答性プライマー中での結合変化
    • 1.2 積層型プライマーの形成
  • 2.接着/解体制御の実例
    • 2.1 刺激応答性プライマーによる解体性制御
    • 2.2 積層型プライマーによる解体性制御
7節 リサイクル可能な熱可塑性複合材料による熱硬化樹脂の代替
  • 1.アクリル系現場重合型液体樹脂 ELIUM
  • 2.循環型素材として注目されるアクリル樹脂
  • 3.Eliumコンポジットのマテリアルリサイクル
    • 4.100%リサイクル可能なコンポジット風力ブレード-ZEBRAプロジェクト

第6章 プラスチックリサイクルの推進とその評価

1節 プラスチック製品・包装容器における環境対応と回収システムの構築
  • 1.ライオンの資源循環への対応方針
    • 1.1 ライオンのパーパス
    • 1.2 長期環境目標LION Eco Challenge 2050
    • 1.3 ライオングループ プラスチック環境宣言
  • 2.資源使用状況
    • 2.1 国内資源使用量
    • 2.2 グループ資源使用量
  • 3.リサイクルに関する取組
    • 3.1 容器包装リサイクル制度でのリサイクル
    • 3.2 使用済み製品・容器の自主回収
  • 4.資源循環社会への道程
    • 4.1 各主体の資源循環社会への貢献
    • 4.2 各PoCの情報共有
    • 4.3 グランドデザインの重要性
2節 日用品パウチの推進とリサイクル
  • 1.花王のプラスチック包装容器に対する考え方
  • 2.パウチの普及によるプラスチックのリデュース
  • 3.パウチのリサイクルによる資源循環社会の実現
    • 3.1 パウチ構成とリサイクル戦略
3節 複合フィルムのマテリアルリサイクル
  • 1.東和ケミカルが複合フィルムのマテリアルリサイクルに取り組んだ背景
  • 2.複合フィルムのリサイクル
    • 2.1 複合フィルムを多用する食品包材について
    • 2.2 なぜ複合フィルムはリサイクルできないのか
  • 3.東和ケミカルの複合フィルムのマテリアルリサイクル
  • 4.TOWA HYBRID PP
  • 5.今後の展望
4節 食品容器の「トレーtoトレー」&「ボトルto透明容器」の資源循環型リサイクル
  • 1.食品トレーについて
  • 2.PSPトレーのリサイクル
  • 3.PSPトレーのリサイクルプロセスと工程
    • 3.1 回収 (エフピコ方式 四者一体のリサイクル)
    • 3.2 再生原料工程
    • 3.3 商品化
    • 3.4 自主基準
  • 4.透明容器及びペットボトルのリサイクル
  • 5.ボトルto透明容器 エコAPET,エコOPETの展開
  • 6.エコトレー・エコAPETの環境影響評価
  • 7.今後の展望と課題
5節 プラスチックキャップの水平リサイクルに向けた取り組み
  • 1.なぜキャップリサイクルか
  • 2.PETボトルリサイクルとプラスチックキャップリサイクルの現状について
  • 3.キャップ回収について
  • 4.キャップ選別について
  • 5.再生について
  • 6.回収プラットフォームの構築とブランディングについて
6節 PET合成紙製ラベル台紙の水平リサイクル「資源循環プロジェクト」
  • 1.従来のラベル台紙「剥離紙」の課題
  • 2.東洋紡製「カミシャイン」を用いたリサイクル専用台紙の開発経緯
  • 3.水平リサイクル技術・設備の確立
  • 4.回収スキーム構築に向けた協業
  • 5.事業戦略の推進
7節 家電におけるプラスチックの高度選別技術と自己循環リサイクル
  • 1.家電破砕混合プラスチック
    • 1.1 家電リサイクル処理の基本構成
    • 1.2 微破砕処理
  • 2.混合プラスチック高度選別技術
    • 2.1 代表組成
    • 2.2 選別プロセス
  • 3.選別における品質管理
    • 3.1 選別純度
    • 3.2 改正RoHSへの適合検査
  • 4.自己循環リサイクル
    • 4.1 製品適用の課題
    • 4.2 微少異物除去による物性改善
    • 4.3 長期耐熱性の向上
    • 4.4 色彩選別による白色系部品への適用展開
    • 4.5 シボ金型による意匠性改善
    • 4.6 製品適用の拡大
8節 自動車におけるプラスチックリサイクルの現状、課題と対応
  • 1.我が国の自動車リサイクルの仕組み
  • 2.自動車で使われるプラスチックの種類
    • 2.1 軽量化
    • 2.2 意匠性
    • 2.3 今後の動向
  • 3.自動車におけるプラスチックリサイクルの現状と課題
    • 3.1 プラスチックリサイクルの種類
    • 3.2 熱回収
    • 3.3 マテリアルリサイクル
    • 3.4 ケミカルリサイクル
    • 3.5 プラスチックリサイクルの課題
9節 仙台市のプラスチック資源循環に向けた取り組み
  • 1. はじめに
    • 1.1 仙台市の紹介
    • 1.2 本市における環境施策の位置づけ
  • 2.本市のごみ分別・処理状況
    • 2.1 ごみ量の推移
    • 2.2 プラスチック製容器包装の分別収集
  • 3.製品プラスチック一括回収・リサイクルについて
    • 3.1 プラスチック資源の焼却
    • 3.2 認定ルート選定の理由及び共同事業者との協議
    • 3.3 一体・合理化
    • 3.4 実証事業の概要・結果
    • 3.5 計画概要
    • 3.6 市民への周知広報
    • 3.7 回収実績・課題
  • 4.今後の展開
    • 4.1 リサイクルの「見える化」の推進
    • 4.2 資源循環の次なるリーダーらが垣根を越えて学ぶ文化醸成
10節 廃棄物リサイクル事業の経済性評価
  • 1.プラスチック熱分解事業
  • 2.プラスチック油化事業の事前評価手法
  • 3.結果と考察:確率論的経済性評価でわかること

執筆者

  • 浜松ホトニクス 株式会社 渥美利久
  • 株式会社 iPL 伊部英紀
  • 三菱電機 株式会社 井関康人
  • 荏原環境プラント 株式会社 井原貴行
  • 西 包装専士事務所 西秀樹
  • 株式会社 ミライ化成 円子春菜
  • 株式会社 オオハシ 塩野武男
  • 株式会社 東レリサーチセンター 塩路浩隆
  • 鹿児島大学 加藤太一郎
  • 東京都市大学 岩村武
  • (公財) 日本生産性本部 喜多川和典
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 古屋仲茂樹
  • 株式会社 RePEaT 古川雅敏
  • 仙台市環境局 高橋友貴
  • 信州大学 高坂泰弘
  • 山形大学 高山哲生
  • 株式会社 富山環境整備 今井麻美
  • 広島大学 今任景一
  • 静岡大学 佐古猛
  • 株式会社 三栄興業 佐々木大輔
  • 一般財団法人 化学研究評価機構 佐藤圭祐
  • 芝浦工業大学 佐伯暢人
  • 株式会社 ADEKA 三觜優司
  • 溶解技術 株式会社 柴田勝司
  • ビックケミー・ジャパン 株式会社 若原章博
  • 萩原工業 株式会社 植村隆二
  • 環境省 杉本和也
  • 大阪大学 西山憲和
  • ライオン 株式会社 中川敦仁
  • 千葉大学 青木大輔
  • 日本山村硝子 株式会社 千葉隆宏
  • 東京工業大学 相沢美帆
  • 横浜国立大学 大久保光
  • 九州大学 大島一真
  • 東和ケミカル 株式会社 棚窪重博
  • 大成ファインケミカル 株式会社 朝田泰広
  • 東ソー 株式会社 釘本大資
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 田中真司
  • 芝浦工業大学 田邉匡生
  • BASFジャパン 株式会社 渡辺大
  • 土屋特許事務所 土屋博隆
  • 株式会社 カネカテクノリサーチ 藤本祐一郎
  • 本田技研工業 株式会社 堂坂健児
  • 株式会社 日立製作所 八木大介
  • 株式会社 エフピコ 冨樫英治
  • 株式会社 旭リサーチセンター 府川伊三郎
  • 金沢工業大学 附木貴行
  • 花王 株式会社 福井俊介
  • 日榮新化 株式会社 本池高大
  • 信州大学 湊遥香
  • 神奈川大学 木原伸浩
  • マイクロ波化学 株式会社 木谷径治
  • 環境エネルギー 株式会社 野田修嗣
  • 高六商事 株式会社 和田拓也
  • 株式会社 三井物産戦略研究所 趙健
  • アルケマ 株式会社 有浦芙美
  • 株式会社 プラスチック工学研究所 辰巳昌典
  • ソニーセミコンダクタソリューションズ 株式会社 稲垣靖史
  • SABIC Vandita Pai-Paranjap

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体裁・ページ数

A4判 621ページ

ISBNコード

978-4-86798-010-1

発行年月

2024年2月

販売元

tech-seminar.jp

価格

80,000円 (税別) / 88,000円 (税込)

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