技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PETフィルム・ボトルの基礎講座

PETフィルム・ボトルの基礎講座

~PETフの特性と特性評価法,、特性向上技術とおよびPETの応用展開~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、PET樹脂の基本特性からPETフィルムの構造、分子配向、表面特性、ガスバリア性の解析・評価法、応用まで解説いたします。

開催日

  • 2013年4月18日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • PET樹脂、PETフィルムに関連する技術者
    • 自動車内装
    • PETボトル
    • 食品包装
    • 太陽電池バックシート
    • ディスプレイ
    • 有機ELのバリア膜
    • 透明導電性フィルム
    • 透明蒸着バリアフィルム など

修得知識

  • PET樹脂の基礎
  • PETフィルムの物性制御・物性向上
  • PETフィルムの品質
  • PETフィルムの応用例
  • PET製品のリサイクル

プログラム

 PETフィルムは、包装材料としての用途が多いが、最近、電気・電子関係の工業用用途の素材としても重要な存在となっている。
 本セミナーでは、PET樹脂の製造法と基本的な特性、PETフィルムの製造法と特性をまず解説し、これらの各種特性の制御・向上技術について述べる。
 次に、PETフィルムの構造、分子配向、表面特性、ガスバリア性などの解析・評価法について解説し、各種の特性を生かしたPETフィルムおよびPETボトルの用途展開についても言及する。

  1. PET樹脂・フィルムの基礎
    1. PET樹脂・フィルムの製造法
      1. PETの製造方法
      2. PETフィルムの製造方法
    2. PETの構造
      1. 固体構造
      2. 結晶化度
      3. 分子配向
    3. PETフィルムの特性と構造
      1. 光学的特性
      2. 力学的特性
      3. 熱的特性
      4. ガスバリア特性
    4. PETフィルムの物性制御・向上
      1. 透明性の向上
      2. 耐衝撃性の向上
      3. 熱的安定性の向上
      4. ガスバリア特性の向上
      5. 印刷適性の向上
      6. 接着特性の向上
      7. ヒートシール性の向上
    5. PETの固体構造解析
      1. X線回折による結晶構造解析
      2. 電子顕微鏡による固体構造解析
    6. PETフィルムの分子配向評価
      1. X線回折による分子配向評価
      2. 複屈折率測定による分子配向評価
    7. PETフィルムの表面特性評価
      1. 接触角測定による表面特性評価
      2. XPS (ESCA) による表面特性評価
      3. 原子間力顕微鏡による表面粗度測定
    8. PETフィルムのバリア特性評価
      1. ガスバリア性評価法
      2. 水蒸気バリア性評価法
  2. PET樹脂・PETフィルムの応用展開
    1. PETフィルムの用途
      1. 包装用多層フィルム
      2. 透明蒸着ガスバリアフィルム
      3. 有機EL・太陽電池用バリアフィルム
      4. 透明導電性フィルム
      5. 透明蒸着PETボトル
      6. パッシブバリアPETボトル
      7. アクティブバリアPETボトル
  3. PETボトルの用途
    1. PETボトルの成形法
    2. ハイバリアコーティングPETボトル
    3. ハイバリア多層PETボトル
    4. 酸素吸収性PETボトル
  4. PET製品のリサイクル技術
  • 質疑応答・名刺交換等

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/17 ヒートシールの基礎と応用・不良対策 オンライン
2025/6/18 アジア諸国における食品包装規制の最新動向 オンライン
2025/6/20 ヒートシールの基礎と応用・不良対策 オンライン
2025/6/24 フィルム製膜における延伸・配向制御、その評価と応用 オンライン
2025/6/24 再生プラスチック (Recycled plastics) 利用に向けたシール技術動向と対策 オンライン
2025/6/26 Tダイ成形機の基礎とフィルム成形トラブル対策 東京都 会場
2025/6/26 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2025/6/30 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2025/7/9 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 オンライン
2025/7/11 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 オンライン
2025/7/23 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/7/24 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 (2日間コース) オンライン
2025/7/24 設計プロセスに基づいたバリアシステム要求事項抽出と対応、開封時のユーザビリティ評価 オンライン
2025/7/29 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/7/31 グラビア製版・印刷の基礎と応用およびトラブル対策 オンライン
2025/7/31 包装プロセスに関するバリデーション オンライン
2025/8/1 グラビア製版・印刷の基礎と応用およびトラブル対策 オンライン
2025/8/4 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 (2日間コース) オンライン
2025/8/4 設計プロセスに基づいたバリアシステム要求事項抽出と対応、開封時のユーザビリティ評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書