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新規モダリティの事業価値を最大化する特許・知財戦略 : 取得タイミング、範囲設定、ポートフォリオ、費用対効果

新規モダリティの事業価値を最大化する特許・知財戦略 : 取得タイミング、範囲設定、ポートフォリオ、費用対効果

~特許・知財戦略を実務の意思決定 (いつ/何を/どこまで取るか) に落とし込む方法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、核酸医薬、遺伝子治療、細胞・再生医療、次世代抗体 (ADC等) などの「新規モダリティ」を対象に、事業価値を最大化するための特許・知財戦略を、実務の意思決定 (いつ/何を/どこまで取るか) に落とし込んで解説いたします。

配信期間

  • 2026年6月1日(月) 13時00分2026年6月12日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年6月1日(月) 13時00分

修得知識

  • 新規モダリティ特有の知財構造 (コア+周辺+運用) と、モダリティ別の落とし穴
  • 取得タイミング/範囲設定/分割・継続出願の使い分けを含む、ポートフォリオ設計の実務
  • FTO・ライセンス・共同研究 (大学/ベンチャー) を見据えた“攻めと守り”の整理
  • 費用対効果 (投資回収) を社内に説明するための評価軸と意思決定プロセス
  • 生成AI/AIエージェント時代の発明創出・権利化戦略 (USPTO 2025年ガイダンス対応、AIツール活用実務) と特許以外 (営業秘密・契約・データ管理) との組合せ戦略

プログラム

 本セミナーでは、核酸医薬、遺伝子治療、細胞・再生医療、次世代抗体 (ADC等) などの「新規モダリティ」を対象に、事業価値を最大化するための特許・知財戦略を、実務の意思決定 (いつ/何を/どこまで取るか) に落とし込んで解説します。
 新規モダリティでは、コア発明に加えて製造、品質、送達、デバイス、データ・アルゴリズム (AI/インシリコ) など周辺技術の層が厚く、製品当たりの知財構造が複雑化します。その結果、ポートフォリオの設計、FTO・ライセンス、共同研究・ベンチャー連携、そして「費用対効果 (投資回収) 」の説明力が成否を分けます。
 2026年時点の最新潮流 (エージェンティックAI/AIファクトリーによる創薬革命、USPTO新長官下でのAI特許審査の方向転換、2025年11月AI発明者ガイダンス改定、バイオ特許の記載要件・サポート要件の厳格化、統一訴訟 (UPC) を含む紛争環境の変化、FDA AI創薬ガイドライン整備、データ・ノウハウ保護の重要性増大等) を踏まえ、研究開発・事業・知財が同じ地図で議論できるフレームワークを提供します。

  • 第0部:導入 (全体像の共有)
    • 新規モダリティ×知財戦略:なぜ「今」難しく、重要なのか
    • 本日のゴール:事業価値を最大化する“設計図”を持ち帰る
    • 新規モダリティ知財に立ちはだかる3つの壁
      • 技術
      • 法務
      • コスト
    • 生成AI/AIエージェントの実装が変える発明創出と権利化の前提
      • 2025年USPTO新ガイダンス
      • Ex parte Desjardins判決
      • エージェンティックAI創薬
  1. 第1部:最新環境 (制度・紛争・競争の地図)
    1. モダリティ・マップ:低分子/抗体から多様化する創薬パラダイム
    2. モダリティ別の“特許になりにくいポイント”と回避策
      • 記載
      • 実施可能性
      • サポート
    3. 主要判例・制度動向が実務に与える影響
      • 米:Squires長官下のAI特許友好姿勢、Ex parte Desjardins判決、Recentive Analytics事件、欧・日を俯瞰
    4. UPCを含む欧州紛争環境:差止め・無効・並行訴訟の実務感
  2. 第2部:モダリティ別・ポートフォリオ構築 (玉ねぎモデルで設計する)
    1. “玉ねぎモデル”で作る多層ポートフォリオ (コア→周辺→運用)
    2. クレーム範囲設定の実務:広さと耐久性 (無効耐性) の両立
      • (各論A) 核酸医薬・送達 (LNP等)
    3. 送達・製剤・組成に寄せた差別化:設計の着眼点とクレーム例
    4. 典型的な係争パターン (プラットフォーム特許 vs. 製品特許) とFTO
      • (各論B) 次世代抗体・ADC/ペプチド
    5. ADCの“構成要素分解”戦略 (抗体・リンカー・薬物・DAR・製造/分析)
    6. ペプチド最適化 (配列探索、in silico設計) とAI関連発明の守り方 (分子基盤モデル・BoltzGen・タンパク質構造予測)
      • (各論C) 遺伝子治療 (AAV等)
    7. ベクター、プロモーター、製造、QCの権利化ポイント (大学発明・ライセンスも含む)
    8. 典型的なFTOの落とし穴と、早期スクリーニングの進め方
      • (各論D) 細胞・再生医療
        • CAR-T
        • iPS等
    9. “患者個別化”とサプライチェーン:工程・データ・品質の守り方
    10. 記載要件問題 (細胞/表現型/機能) と実務上のクレーム設計
  3. 第3部:費用対効果 (IP投資) を説明できるようになる
    1. 知財コストの構造を俯瞰する
      • 出願
      • 維持
      • FTO
      • 紛争
    2. 価値評価の枠組み:事業価値に効く特許と“持つべきでない特許”の峻別
    3. ポートフォリオ運用:維持・放棄・追加出願・ライセンスの意思決定
  4. 第4部:R&D・事業・知財の連携 (IP by Design)
    1. ステージゲートと知財判断を連動させる実装 (テンプレ/チェックポイント例)
    2. 失敗事例から学ぶ:記載漏れ、共同研究の取り決め不足、データ管理の不備
  5. 第5部:まとめ・Q&A
    1. まとめ:成功のための3つのキーメッセージ
    2. 質疑応答 (個別事情に配慮しつつ、実務的に整理します)
    • 質疑応答

講師

  • 馰谷 剛志 (駒谷 剛志)
    山本秀策特許事務所 特許部門 (化学・バイオ・医薬)
    リーダー / 弁理士 (侵害訴訟代理付記)

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
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アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
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アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年6月1日〜12日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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