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ユニバーサルデザインの基本的考え方と制作手法について

ユニバーサルデザインの基本的考え方と制作手法について

~「誰にでも伝わる」「誰にでも使える」が、企業の強みになる~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年7月7日〜14日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年7月11日まで承ります。

概要

本セミナーでは、ユニバーサルデザインの基本的な考え方から実際の制作への応用までを分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2025年7月4日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 印刷物、ウェブサイト、製品、建築の制作に関わる担当者
  • 製品開発部門、広報・宣伝部門の関係者
  • 経営者・役員などの意思決定者
  • 情報やデザインを提供している全ての方々 (有形・無形問わず)

修得知識

  • 自社の製品・サービスをより多くの人に使ってもらうためのマーケティング的スキル
  • 基本的なユニバーサルデザインの考え方と実践方法
  • 社会貢献、ブランディングへの活用方法
  • 障がいのある方を含む多様な人々への配慮による社会貢献および法令遵守 (コンプライアンス対応)
  • 視認性の高いグラフィックデザインやパネルなどの制作技術
  • 海外の先進事例や深い専門領域への理解
  • 国際的事例から学ぶ先端的ユニバーサルデザインの知見

プログラム

 障害とは、「未来の自分」であるかもしれません。今は健康でも、年を重ねれば視力が落ちたり、聞こえづらくなったり、体が動きにくくなる。つまり、誰にとっても「生きやすい社会」を考えることは、自分の未来を守ることでもあるのです。
 本講演では、ユニバーサルデザインの基本的な考え方から実際の制作への応用までを分かりやすく解説します。特に、製品やサービスが「誰にでも伝わる」「誰にでも使える」ことが、マーケティング上の強みとなり、結果として企業価値を高めることにつながることをお伝えします。さらに、社会貢献や法令遵守の視点からもユニバーサルデザインの重要性を見直し、多様化する社会において不可欠な要素であることを理解していただきます。

  1. ユニバーサルデザイン概論
    1. ユニバーサルデザイン概論
      • 街の中に隠れているユニバーサルデザイン
      • 右利き用のデザインの偏り
      • 色覚多様性への配慮
      • 自分視点から他者視点への転換
  2. 日本国内におけるユニバーサルデザインの動き
    1. 過去5年の国内のユニバーサルデザインの動き
      • 大阪・関西万博におけるUD対応
      • 東京メトロのナビゲーションアプリ
      • 観光庁の「心のバリアフリー」推進
      • 改正障害者差別解消法の施行
    2. 企業・団体の具体的な取り組み
      • ユニクロの店舗におけるユニバーサルデザイン化
      • ヤマト運輸の「指さしボード」導入
      • NHKのアクセシビリティ活動
      • TBSによるユニバーサルデザイン推進
  3. なぜユニバーサルデザインが必要なのか
    1. ユニバーサルなマーケットの拡大
    2. より多くの顧客への対応
    3. ハードとソフトの両面からの必要性
  4. 地域・エリア開発におけるユニバーサルデザイン
    1. 米国・ボストンにおける地域開発の実例
    2. 日本・嬉野温泉地での取り組み
  5. ユニバーサルデザインのメリット
    1. より多くの人の社会参加と生活支援
    2. 企業の社会的評価の獲得
    3. 売上げへの貢献と新しい市場の開発
  6. 米国におけるユニバーサルデザインの起源と制度
    1. 米国におけるユニバーサルデザインの起源と発展
    2. 米国の法規制と情報保障
      • カード規制を含む法制度
      • 情報のユニバーサルデザイン
      • 映像字幕における配慮
    3. 米国の研究機関と専門手法
      • IHCD (Institute for Human Centered Design) の手法
      • MITにおける研究事例
  7. 米国における政策的手法と企業の取り組み
    1. デザイン分野での政策的アプローチ
      • グラフィックデザイン
      • パッケージデザイン
      • 色覚多様性への対応
    2. 製品開発と共創プロセス
      • 製品開発への導入
      • インクルーシブラインの政策手法
      • ユーザー共創型開発サイクル
      • アカデミック・プルーフとエビデンスの効果
    3. 組織・事業としての展開方法
      • 製品販売への結びつけ
      • 社内展開 (部門間の連携)
      • 社員・関係セクションとの協働
      • 全社的なUD推進手法
    4. グローバル展開と地域適応
      • 国際展開の可能性
      • グローバル化に伴う製品対応
      • 現地での情報吸収と開発への反映
      • 海外での成功事例
  8. まとめ

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年7月7日〜14日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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