技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

モータ巻線用絶縁材料の評価方法

モータ巻線用絶縁材料の評価方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ポリイミドやポリアミドイミドなど、モータ巻線被覆材料として使用される高分子絶縁材料の高温・高電界下における絶縁特性を長年調査してきた経験をもとに、効果的であると考えられる測定手法と、典型的な測定結果の例を紹介いたします。

開催日

  • 2025年2月27日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 EV車の普及に伴い、高電圧駆動によるモータのコンパクト化などの要請が高くなり、モータ巻線被覆用絶縁材料には、耐熱性に加えて高電圧下でも安定して運転可能となる高い絶縁性能が求められていることが多い。しかし、高温、高電界下における絶縁性の評価については、これまであまり効果的な手法がなく、改善に当たっての指針を見出すことすら、困難な状況である。
 本講座では、ポリイミドやポリアミドイミドなど、モータ巻線被覆材料として使用される高分子絶縁材料の高温・高電界下における絶縁特性を長年調査してきた経験をもとに、効果的であると考えられる測定手法と、典型的な測定結果の例を紹介する。

  • 高分子材料の絶縁性評価の必要性
  • 高分子絶縁材料の高電界物性
  • 電流積分電荷法 (Q (t) 法) による絶縁性評価
  • Q (t) 法による絶縁評価の例
  • パルス静電応力法 (PEA法) による空間電荷蓄積特性評価
  • PEA法による空間電荷蓄積挙動の観測例
  • モータ巻線被覆材料の特性評価例
  • 今後の展望

講師

  • 田中 康寛
    東京都市大学 工学部 機械システム学科
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 48,000円 (税別) / 52,800円 (税込)
複数名
: 24,000円 (税別) / 26,400円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、4名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり 20,900円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 48,000円(税別) / 52,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,000円(税別) / 71,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 76,000円(税別) / 83,600円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 95,000円(税別) / 104,500円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 48,000円(税別) / 52,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 96,000円(税別) / 105,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 144,000円(税別) / 158,400円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 192,000円(税別) / 211,200円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 240,000円(税別) / 264,000円(税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/2/12 プラスチック加飾技術の最新動向と環境負荷低減に向けた展望 オンライン
2025/2/12 プラスチック材料・製品の耐久性向上、劣化度評価、寿命予測 オンライン
2025/2/13 高分子の (黄変・ピンク変など) 変色・劣化の発生メカニズム、変色箇所の評価、その対策 オンライン
2025/2/13 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2025/2/13 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2025/2/13 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/13 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/2/14 高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用 オンライン
2025/2/14 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/2/14 重合反応の基礎・応用 オンライン
2025/2/17 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/2/17 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/2/17 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン
2025/2/17 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2025/2/19 EV / HEV用 主機モータとPCUの冷却・放熱技術 会場
2025/2/19 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2025/2/20 フィルム延伸の基礎と過程現象の解明・構造形成、物性発現・評価方法 オンライン
2025/2/20 プラスチックの破面解析技術 (不具合分析) オンライン
2025/2/21 電動化モビリティのモータと関連電装品の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた絶縁品質評価技術と樹脂材料開発 オンライン

関連する出版物