技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

水素輸送・貯蔵技術と材料開発の最新動向・課題・将来展望

水素輸送・貯蔵技術と材料開発の最新動向・課題・将来展望

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、水素輸送、貯蔵技術について基礎から解説いたします。
各種技術・材料の特徴や課題・研究開発動向を学び、用途に応じた開発方針について解説いたします。
また、全固体電池や医療分野などの応用に向けた、各種水素化物の機能設計・応用事例についても解説いたします。

開催日

  • 2018年10月25日(木) 13時00分16時30分

プログラム

 水素はクリーンなエネルギー媒体として期待されているが、常温常圧では気体であるため、体積あたりのエネルギー密度向上が実用上の課題である。また、水素の圧縮や液化は容易ではなく、かつ法規制の制約にも受けることがあるので、様々な応用場面において適切な水素貯蔵技術や材料の選択およびその更なる改善が求められている。
 本セミナーでは、各種水素輸送・貯蔵技術と材料開発の特徴および課題を体系的に紹介し、用途に応じた開発方針について考察する。それから、各種水素化物における水素貯蔵以外の機能設計を解説し、応用展開の事例についても紹介する。

  1. 各種水素輸送・貯蔵技術の特徴と実用上の課題
    1. 水素の基礎物性
    2. 高圧ガス水素
    3. 液体水素キャリア
    4. 固体水素貯蔵材料
  2. 各種固体水素貯蔵材料の優位性と課題
    1. 高比表面積水素吸着材料
      1. 炭素系
      2. 金属有機構造体 (MOF)
    2. 侵入型水素貯蔵材料
      1. 水素吸蔵・放出メカニズム
      2. 水素吸蔵合金
    3. 非侵入型水素貯蔵材料
      1. アラネート系
      2. アミド系
      3. ボロハイドライド系
    4. その他の水素化物
      1. マグネシウム水素化物
      2. アルミニウム水素化物
      3. アンモニアボラン
  3. 各種水素化物における多様な機能性
    1. ニッケル – 水素電池への応用
    2. 全固体電池の固体電解質への期待
    3. ヒートポンプへの応用
    4. 水素コンプレッサーやアクチュエーターへの応用
    5. 水素センサーへの応用
    6. 水素分離・精製への応用
    7. 医療への応用
  4. 水素輸送・貯蔵技術と材料開発の将来展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/14 燃料アンモニアの基礎と利用技術および最新動向 オンライン
2025/7/23 水電解の原理・特徴から開発動向・課題・今後の展望まで オンライン
2025/7/24 宇宙太陽光発電の実用化に向けた最新の国内外研究開発動向と残された課題 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 高分子膜のガス透過メカニズムと高分子CO2分離膜の技術動向 オンライン
2025/7/25 日揮グループが挑む水素・アンモニア製造技術開発とサプライチェーン構築の最前線 東京都 会場・オンライン
2025/7/29 水素エネルギー市場の最新動向と主要国の水素戦略・巨大プロジェクト オンライン
2025/7/29 光触媒による二酸化炭素の光燃料化・高付加価値資源化技術動向と今後の展望 オンライン
2025/7/30 SMR開発・社会実装における課題と解決の方向性 東京都 会場・オンライン
2025/7/30 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/7/31 アンモニア活用に関する技術開発動向 オンライン
2025/8/4 小型モジュール炉 (SMR) に関する海外動向と今後の見込み 東京都 会場・オンライン
2025/8/8 フュージョンエネルギー (核融合発電) 研究の最新動向と炉壁用異材接合技術の開発 オンライン
2025/8/19 変革する電力システムの保安を担う事業構造・要員問題と解決のキーとなる自発的・自律的な組織文化づくりへの挑戦 東京都 会場・オンライン
2025/8/20 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズムの解明 オンライン
2025/8/21 洋上風力発電事業の取り組みと浮体式洋上風力実証事業で目指す社会実装 東京都 会場・オンライン
2025/8/27 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 東京都 会場・オンライン
2025/8/28 ペロブスカイト太陽電池の高性能化と社会実用への展望 オンライン
2025/8/29 分散電源ならびに電力系統の基礎と安定運用制御の具体的ポイント オンライン
2025/8/29 再生可能エネルギー・脱炭素電源を支える蓄熱発電と熱電池の現状と展望 オンライン
2025/8/29 ペロブスカイト太陽電池の技術開発の現状と展望 東京都 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/30 熱、排熱利用に向けた材料・熱変換技術の開発と活用事例
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/7 2023年版 次世代住宅市場・技術の実態と将来展望
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/7 2023年版 脱炭素社会の市場予測・技術と将来展望
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/12/28 カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/11 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2022/9/30 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2022/5/20 2022年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望