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高分子材料中の添加剤の分析法 : 基礎~実践ガイド

高分子材料中の添加剤の分析法 : 基礎~実践ガイド

~基礎から実践的な分析のコツまでを解説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年1月26日(金) 10時00分16時30分

受講対象者

  • 高分子材料を用いた製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • プラスチック製品
    • 樹脂製品
    • フィルム
    • 自動車・自動車内装
    • 家電
    • 携帯電話・スマートフォン
    • PC
    • 食品容器
    • 建築材料 など
  • 高分子材料の劣化防止、機能付与を行いたい技術者、開発者
    • 耐熱
    • 耐衝撃
    • 帯電防止
    • 難燃性
    • 透明性向上
    • 酸化防止
    • 光安定 など
  • 赤外スペクトルの読み方で課題を抱えている方

修得知識

  • 振動分光法の基礎
  • 赤外スペクトルによるポリマーの定性
  • ポリマーの定性へのラマンの効果的な利用法
  • 混合物のスペクトルの解析法
  • 振動スペクトルによる主要ポリマーのキャラクタリゼーション

プログラム

 主としてプラスチックを対象として、添加剤分析に必要な知識・技術を「分析目的別」「測定技術別」「分析対象別」で整理して、基礎から実際のコツまで解説する。
「分析目的別」の解説では次の3種を取り上げるが、最も面倒な(2) に注力する。

  • (1) Target analysis:分析したい添加剤が決まっている。代表例は、自社品の品質管理のための定量分析
  • (2) Non-target analysis:特定の添加剤ではなく、配合されている全添加剤を知る分析。代表例が他社品の添加剤配合の分析であり、定性の比重が高い。
  • (3) 作用機構・現象の解析:ブリードや変色トラブル

「測定技術」では、最新の装置についても触れるが、むしろ、普通の装置での分析や泥臭い分析法を重視する。
「分析対象別」では、HALSやリン系酸化防止剤、カルボン酸塩、帯電防止剤等、分析しにくいものを重視する。

  1. 序:添加剤分析の意義・目的
  2. 概論 (1) :添加剤の種類と効用
  3. 概論 (2) :目的別分析指針
  4. 概論 (3) :添加剤分析に使用される分析法の使い分け
    • 各種分光法
    • 質量分析
    • クロマトグラフィー
    • 化学分析 等
  5. 共通前処理技術:添加剤の分離・濃縮のための前処理
    1. 添加剤を基材から分離するための前処理技術
    2. 添加剤のグループ分けのための前処理技術
  6. 既知試料中の特定添加剤の定量の進め方
    • 赤外
    • 紫外
    • NMR
    • GC
    • HPLC
    • 熱分析等
  7. 添加剤分析のための赤外吸収スペクトルの読み方
  8. 未知試料中の添加剤の定性分析 (1) :基礎編
    • HPLC/MS
    • HPLC/FTIR
    • TLC/FTIR 等
  9. 添加剤別分析ガイド
    • 添加剤全般に触れるがHALS、リン系酸化防止剤、カルボン酸塩、帯電防止剤を重視
  10. 未知試料中の添加剤の定性分析 (2) :実践編
    • 分析のフロー
    • 分析のコツ
    • 分析例
  11. 成形品における添加剤の状態分析
    • ブリード
    • 分散状態
    • 相互作用
  12. 添加剤に由来する品質トラブルの分析
    • ブルーム
    • 変色
    • 臭い 等

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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受講料

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: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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