技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

セルロースナノファイバーの基礎特性と複合化および開発動向・応用展開

セルロースナノファイバーの基礎特性と複合化および開発動向・応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、3名の講師がセルロースナノファイバーの基本的な特性・製造技術から複合化・応用展開までを幅広く解説いたします。

開催日

  • 2017年3月28日(火) 10時30分16時00分

受講対象者

  • セルロースナノファイバーで課題を抱えている方
  • セルロースナノファイバーの応用分野の技術者、研究者、開発者、企画担当者
    • 高分子複合材料
    • 医療材料
    • 食品素材
    • 化粧品素材
    • エネルギー関連材料
  • セルロースナノファイバーの技術者、研究者、開発者、企画担当者
  • これからセルロースナノファイバーに携わる方
  • 塗料、コーティング、接着剤、プラスチック、成形加工メーカー等の研究開発・生産製造に携わる方
  • プラスチック製造業、成形加工業、部品ユーザーなど

修得知識

  • セルロースナノファイバーの概要,動向
  • セルロースナノファイバーの変性の意義
  • セルロースナノファイバー/熱可塑性樹脂複合材料の複合化手法
  • 様々な樹脂との複合化事例
  • セルロースナノファイバー/熱可塑性樹脂複合材料の構造部材開発の現状

プログラム

第1部.「ナノセルロース、特にナノファイバーの基礎概要と開発動向・応用展開」

(2017年3月28日 10:30~12:00)

 ナノセルロースが生まれる木材の構造と構成成分、特にセルロースについての利用状況、その中でもナノセルロースの研究開発が盛ん紙パ産業の現状を解説した後、主にセルロースナノファイバーについて、その種々の作り方、特性と日本における開発状況、海外での動向、さらに課題についても解説するので、ナノセルロース全般の話が理解できる。

  1. はじめに
    1. ナノセルロース利用促進の背景
    2. セルロースナノファイバーに関する最近のトピックス
  2. 木材の構造と構成成分および利用状況
    1. 木材の構造
    2. 構成成分
      • セルロース
      • ヘミセルロース
      • リグニン
    3. セルロースの利用状況
  3. ナノセルロースを推進する日本の紙パルプ産業について
    1. 現状
    2. セルロースナノファイバーを含むバイオリファイナリーへの展開
  4. ナノセルロースの製造
    1. 各種ナノセルロースの製造方法と比較
    2. 製造拠点、特に紙パルプメーカーについて
    3. スタート原料の変遷、影響および特徴
  5. セルロースナノファイバーの各種特性とその応用開発の状況
    1. 透明性とその応用開発
    2. 高強度とその応用開発
    3. ガスバリア性とその応用開発
    4. 熱安定性とその応用開発
    5. 高粘性、高保水性とその応用開発
    6. その他の特性とその応用開発
  6. 世界の動向 (北欧、北米、その他)
  7. 発展での課題
    • 質疑応答・名刺交換

第2部.「セルロースナノファイバーの樹脂への複合化技術」

(2017年3月28日 12:45~14:15)

 主として高圧ホモジナイザーを用いる無処理あるいは化学修飾セルロースナノファイバー (CeNF) の製造と得られた試料に関する特徴、CeNFと熱可塑性ポリマーやネットワークポリマーとの複合化と応用についての実例と複合体の物性等について述べる。
 また、機能材料の一例として、リチウムイオン電池用セパレータの開発例を挙げ、二軸押出機を用いたセルロースの化学修飾、ナノ分散を含む一連の製造法 (湿式) とセパレータ物性について紹介する。

  1. セルロースナノファイバー (CeNF) の製造とポリマーとの複合化
    1. 背景
    2. セルロース原料とナノファイバー化法、試料の特徴
    3. セルロースの化学修飾例
    4. ポリマーとの複合化例と複合体の物性
      1. 熱可塑性ポリマーとの複合化
      2. ネットワークポリマーとの複合化
    5. リチウムイオン電池用セパレータの開発とセパレータの性能評価
      1. 背景
      2. セパレータの製造
      3. リチウムイオン電池用セパレータへの利用と評価
  2. 今後の課題
    • 質疑応答・名刺交換

第3部.「様々な CNF 強化樹脂の開発・成形加工・製造技術」

(2017年3月28日 14:30~16:00)

 セルロースナノファイバーは、優れた力学的特性、低線熱膨張性を有し且つ軽量であることからプラスチック補強繊維としての用途も注目されている。京都ではセルロースナノファイバーのプラスチック構造部材の研究開発を10年以上に亘り行い昨年3月には、その一貫製造システムである京都プロセスプラントが完成し、現在各方面への材料供給を開始している。
 本発表では、京都プロセス材料のポテンシャル、特性、今後の展開について紹介する。

  1. はじめに
    1. 研究開発のバックグラウンド
      - セルロースナノファイバーとプラスチックの出会い
  2. セルロースナノファイバーの基礎、動向について
    1. セルロースナノファイバーの基本性能
      • 高強度
      • 軽量
      • 持続的再生可能
      • 化学処理容易
    2. 樹脂複合材料による構造部材開発の変遷
      - 京都における研究開発
    3. 国内外の動向
      • 構造部材
      • フィルター
      • ガスバリア
      • インク
      • 再生医療
      • 3Dプリンター
      • 電池など
  3. セルロースナノファイバー/樹脂複合材料の特性
    1. 京都プロセスについて
      - 一貫製造プロセスの概要、特徴など
    2. セルロースの化学変性について
      - これまで取り組んだ変性の概要
    3. 低コスト且つ容易なプラスチック混練プロセス
      - 同時複合解繊混練押出
    4. 樹脂複合材料の特性
      • 力学的特性
      • 耐熱性
      • 摺動性など
    5. 最近の複合材料の特性
  4. まとめ
    1. 今後の検討の方向
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/19 高分子の架橋メカニズムと特徴 オンライン
2026/1/20 UV硬化樹脂の材料設計と硬度・柔軟性の両立、低粘度化 オンライン
2026/1/20 バイオマス利用のバイオエタノール製造 オンライン
2026/1/21 高分子の架橋メカニズムと特徴 オンライン
2026/1/22 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2026/1/22 バイオマス利用のバイオエタノール製造 オンライン
2026/1/23 自動車リサイクルの課題、展望と樹脂リサイクル技術の開発動向 オンライン
2026/1/23 プラスチック射出成形過程の可視化とソリ変形予測技術 オンライン
2026/1/23 易解体性材料の基礎と最新トレンドおよび接着剤・粘着剤の開発事例とポイント オンライン
2026/1/23 ウレタン材料の基礎と組成・構造解析および難溶解材料の最適な分析手法 オンライン
2026/1/26 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/1/26 プラスチック射出成形過程の可視化とソリ変形予測技術 オンライン
2026/1/26 プラスチック成形品の残留の応力発生機構と解放機構 オンライン
2026/1/27 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2026/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2026/1/27 ビトリマー (結合交換性架橋樹脂) の基礎とイオン伝導性ビトリマーへの展開 オンライン
2026/1/28 加工の基礎と機械加工技術 オンライン
2026/1/28 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術 オンライン
2026/1/28 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/1/28 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/6/28 微生物を用いた有用物質生産技術の開発
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/3/31 溶融紡糸技術の基礎と高性能・高機能化および生産管理の実践
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望