技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ナノ粒子・ナノ材料のリスク評価と国内外の規制動向と低減対策

ナノ粒子・ナノ材料のリスク評価と国内外の規制動向と低減対策

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ナノ材料の曝露評価や有害性評価はどのようにするのかや、米国、EUなど各国の規制動向も解説いたします。

開催日

  • 2013年12月16日(月) 10時30分16時30分

修得知識

  • ナノ粒子・ナノ材料に関わるリスク評価や国内外の規制の動向と曝露やリスクを低減する対策についての現状と課題
  • ナノ粒子・ナノ材料に関わるリスク評価に必要な曝露評価と有害性評価の現状と課題について
  • 新たな技術の開発の安全・安心を図ることを推進するための方策についての現状と課題

プログラム

 多種多様のナノ材料が様々な分野で使われています。各国で力を入れ開発している技術であることから、新たな物理・化学的特性を持つナノ材料が開発、生産、製品、消費、廃棄の行程に入りつつあります。
 一方、人や環境中の生物がこれらの物質に曝露される可能性が増えることから、安全性に対する懸念が生じてきています。国際的にもナノ材料のリスクを評価し、安全を確保するためには規制や対策をどのようにすればよいかの検討がされています。米国では有害物質規制法のもと重要新規用途規則の提案、EU内ではフランスでナノ材料の報告義務制度が施行され、OECDやUNなど国際機関において、また、我が国においても関連省庁、各企業や研究施設において様々な取り組みが行われています。同時に安全性評価の結果を次の開発に生かすことも進められています。
 本講座ではナノ材料のリスク評価、国内外の規制動向、低減対策について概観します。

  1. はじめに
  2. リスク評価 (CNT, TiO2, Agを中心に)
    1. ナノ粒子の定義
    2. 曝露評価
    3. 有害性評価
      1. 健康影響評価
      2. 環境影響評価
    4. リスク評価
      1. リスク評価手法の現状と課題
  3. 国内外の規制の動向
    1. 米国
      1. NIOSH (国立労働衛生研究所) の動向
      2. EPA (環境保護庁) の動向FDA (食品医薬品局) の動向
      3. FDA (食品医薬品局) の動向
    2. EU
      1. 欧州化学物質庁の動向
      2. 欧州委員会の動向
    3. フランス、英国、ドイツの動向
    4. OECDの動向
      1. 工業ナノ材料作業部会の動向
      2. 工業ナノ材料スポンサーシッププログラムの進捗状況
    5. その他の国々 (カナダ、オランダ、ノルウェーなど) の動向
    6. 日本
      1. 関連省庁の動向等
  4. 低減対策
    1. リスク低減対策
      1. 曝露対策
      2. 有害性低減対策
    • 質疑応答

講師

  • 小林 隆弘
    一般社団法人 国際環境研究協会
    プログラムオフィサー

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/28 マイクロ波加熱の原理と化学反応への応用 オンライン
2025/7/28 化学プロセスにおけるラボからのスケールアップ (反応・攪拌・晶析・濾過・乾燥・粉砕・工程別) の基礎と事例集 オンライン
2025/7/29 Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用 オンライン
2025/7/30 ケモインフォマティクスと機械学習による化学データ解析 オンライン
2025/7/31 ケモインフォマティクスと機械学習による化学データ解析 オンライン
2025/8/7 化粧品OEM/ODM (海外含む) における品質管理・品質保証と工場監査用のチェックリストの作成方法 オンライン
2025/8/7 化学工場におけるプロセス安全性評価入門 オンライン
2025/8/8 化学プロセスにおけるスケールアップとトラブル対応 オンライン
2025/8/8 化学プロセスのスケールアップのための化工計算入門 オンライン
2025/8/8 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法 オンライン
2025/8/12 Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用 オンライン
2025/8/18 化学プロセスにおけるスケールアップとトラブル対応 オンライン
2025/8/18 化学工場におけるプロセス安全性評価入門 オンライン
2025/8/18 化学プロセスにおけるラボからのスケールアップ (反応・攪拌・晶析・濾過・乾燥・粉砕・工程別) の基礎と事例集 オンライン
2025/8/19 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/8/20 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/8/20 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法 オンライン
2025/8/21 有機化学スペクトル解析 徹底トレーニング オンライン
2025/8/22 分析化学・機器分析の効率的な進め方 オンライン
2025/8/22 GCP監査実施におけるQMSの考え方と構築 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/4/14 化学業界30社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 化学業界30社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/28 マイクロ波の工業応用 事例集
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2022/12/16 金属ナノ粒子の合成・設計・制御と応用技術
2022/8/2 カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2020/12/25 金属ナノ粒子の合成/構造制御とペースト化および最新応用展開
2016/3/25 初心者のためのPHREEQCによる反応解析入門
2014/10/25 表面プラズモン技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/10/25 表面プラズモン技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2011/9/20 三菱化学 技術開発実態分析調査報告書
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2010/12/10 総合化学7社 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/25 三菱化学と住友化学と三井化学 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/25 三菱化学と住友化学と三井化学 分析 技術開発実態分析調査報告書