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ドライプロセスLiB電極作製の最新動向

ドライプロセスLiB電極作製の最新動向

~LiB電極ドライプロセスに求められる材料、製造方法としての全固体電池、最新動向 / パウダーレオロジー分析を用いたドライプロセスLIB電極材料の粉体物性評価 / LiB電極作製におけるドライ方式プロセスレビュー~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池の新たな製造技術として注目される「ドライ電極・ドライプロセス」について取り上げ、LiB電極ドライプロセスに求められる材料、製造方法としての全固体電池と最新動向、パウダーレオロジー分析を用いたドライプロセスLIB電極材料の粉体物性評価、LiB電極作製におけるドライ方式プロセスレビューについて詳解いたします。

配信期間

  • 2026年3月6日(金) 10時30分2026年3月13日(金) 16時15分

お申し込みの締切日

  • 2026年3月11日(水) 16時15分

受講対象者

  • バッテリーの電極製造に携わる技術者・研究者
  • ドライプロセスについて把握したい方

修得知識

  • ドライプロセスの基本的な知識
  • ドライプロセスのメリット・デメリット
  • ドライプロセスと材料 (主にバインダー) の知識
  • 全固体電池の製造方法としてのドライプロセス
  • 粉体の機械特性を測定する手法の基礎的知見
  • 粉体剪断試験の測定と解析内容
  • 粉体流動試験の測定と解析内容
  • 電池材料粉体のレオロジーの特徴
  • ドライプロセス電極粉体サンプルの特徴と解析のポイント
  • LIBドライ工程の製造方法
  • 従来方式との違い

プログラム

第1部 LiB電極ドライプロセスに求められる材料、製造方法としての全固体電池、そして最新動向

(2026年3月5日 10:30〜12:00)

 昨年はドライプロセスという新たなリチウムイオン電池電極の製造方法が少しずつ現実味を帯びてきた年であった。多くの研究者、企業がこの技術開発に取り組み、新たに分かってきた事が少しずつ増えてきた。まだ開発途上の技術であり、なかなか浸透してこない技術ではあるが、二酸化炭素排出 (カーボンフットプリント;CFP) 低減の切り札と行っても良い技術だ。
 この講座はドライプロセスの基礎と、非常に重要な技術であるバインダー技術、評価技術、加工技術をそれぞれの専門家から学ぶ非常に良い機会だと思う。私の講座では主にバインダー材料からの切り口でそれを説明していく。また、ドライプロセスは全固体電池の製造方法として相性が良いと言われている。その理由や現在の市場の状況を説明する。

  1. ドライプロセス
    1. ドライプロセスのメリット・デメリット
    2. Polymer fibrillationとDry spraying deposition
  2. 全固体電池とは
    1. 固体電解質
    2. 全固体化のメリット・デメリット
    3. 製造方法としてのドライプロセス
  3. ニュースから見る全固体電池まわりの現状
    1. 日本メーカーの状況
    2. 海外メーカーの状況

第2部 パウダーレオロジー分析を用いたドライプロセスLIB電極材料の粉体物性評価

(2026年3月5日 13:00〜14:30)

 従来の溶剤を用いたスラリー塗工による電極作製プロセスでは、スラリーの粘弾性特性が塗工可否判断や工程管理のための重要なファクターの一つとなっていました。一方で溶剤を使用しないドライプロセスでの電極作製の場合、電極材料は混合粉体となり、スラリーとは異なる粉体専用システムを用いた分析が必要です。
 本講演では、粉体の機械特性評価が可能なパウダーレオロジー測定システムやその測定原理について詳細に説明します。また、ドライプロセス電極材料の測定事例や観測のポイントについても紹介する予定です。

  1. パウダーレオロジー分析システム
    1. 粘弾性測定装置と回転型レオメータ
    2. パウダーレオロジーの基本測定モード
    3. パウダー流動試験のシステムと測定・解析の流れ
    4. パウダー剪断試験のシステムと測定・解析の流れ
  2. 電池材料のパウダーレオロジー測定事例
    1. グラファイトのパウダーレオロジー (ロットの違いや形状の違い)
    2. 正極混合粉体のパウダーレオロジー
    3. 繊維化PTFEを用いた負極ドライサンプルのパウダーレオロジー

第3部 LiB電極作製におけるドライ方式プロセスレビュー

(2026年3月5日 14:45〜16:15)

 EV普及のために大量に必要なLIBを迅速かつ安価で供給するために、数年前からテスラが牽引してスラリー塗工によるWet工程ではなく粉体混合から圧延するドライ工程が開発され実際にテスラのモデルYにはドライ製造された円筒型4680が実用化されている。日本・欧州・韓国・中国も追随して2025年はドライ化が一気に加速している。
 このセミナーでは、外資系企業を数社渡り歩いた講師が独自ルート情報を元にドライ工程情報を解説する。

  1. 衝撃のBattery Day (2020.9.23) と各社の動向
    1. “Tesla Battery Day Livestream With EV Source”
    2. ドライ電極コーティング: EVへの展開
    3. 日本ゼオンのプレス発表 (2023.12.5)
    4. 日本・韓国・中国企業の動向 (LGE,SDI,SK,CATLBYK)
    5. 欧米の動向 (Tesla,VW, ケーニッヒ&バウアー,AMB,Anaphite,)
  2. Maxwell TechnologiesからTesla、そしてAMBへ
    1. テスラのLIB「4680」開発・製造動向
    2. テスラの電池用ドライ電極は何が凄いのか?
    3. ”Dry Electrode Coating Technology”
    4. 4680 第二世代
    5. のフィブリル化と製造
    6. Tesla 4680 Update
    7. 銅箔上のプライマー層
    8. 実際のドライ工程
    9. 電極箔のシワ対 (EXPローラー)
  3. バインダー (PTFEはフィブリル、PVDFはモス)
    1. “Dry Coating Technology for LIB Electrode Fabrication”
    2. “Solvent-free NMC electrodes for LIB: PTFE nano-fibril network”
    3. “From Early Concepts to Industrial Applications”
    4. “PTFE-based solvent-free LIB electrodes”
    5. フィブリルはセパレータの技術
  4. ドライとウェットの違い (間隙・膜強度)
    1. ドライ電極の課題と研究開発動向
    2. “Dry Electrode Processing Technology and Binders”
    3. ”Ultrahigh loading dry-process for LIB electrode fabrication”
    4. 混合状態の数値化
  5. 粉体の混合とプレス技術 (スリップからニップへ)
    1. LIB電極材のフィブリレーション
    2. ドライ成膜の混合強度と導電助剤被覆率
    3. Continuous dry coating process for battery electrodes cuts costs
    4. ”Lithium ion Battery Dry Electrode Preparation”
    5. ADE Technology (LiCAP社)
    6. ロール間の粉体圧密 (ニップによるプレス)
    7. 圧延の幅分布と対策
    8. Dry Cathode Finally Solved! What was the delay? (Tesla Q2)
    9. “Dry Battery Electrode Technology”, Fraunhofer IWS
    10. 圧延前の粉体混合
      • 二軸混錬
      • ロールミル
      • ビーズミル
      • コーンミル
      • ジェットミル
    11. 微粒子の気相分散・分級メカニズムの解明と高性能化
    12. 粒子間付着力に及ぼす湿度と表面構造の影響
    13. 静電方式 (AM Batteries/ATL)
  6. 正極は?PFTEの還元は?
    1. “Aactive material morphology on PTFE-fibrillation”
    2. “Lithium iron phosphate cathode fabrication with fibrillation of PTFE”
    3. “Removing electrochemical constraintson PTFE for high-loading graphite anodes”
  7. 各社の特許出願
    1. Maxwell Technologies
    2. Tesla
    3. 日本ゼオン
    4. トヨタ自動車
    5. プライムプラネットエナジー&ソリューションズ
  8. RollToRoll工程の歩留まり向上策
    1. 異物のオンライン面状検査
    2. 異物用分析と除去方法
    3. クリーンルームの分類とLIB工程の位置づけ
    4. ドライクリーンルームの構成
    5. 電極製造における露点管理
    6. 除湿方式とその特徴
      • 冷却減湿
      • 固定床吸着
      • 吸収式除湿
      • デシカントローター
    7. トラブルシューティングは工程分離から
    8. 製造〜品質保証〜技術部門の連携
    9. ロット間のアクション

講師

  • 鈴木 孝典
    株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング
    代表取締役
  • 川田 友紀
    ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 アプリケーション課
    アプリケーションケミスト
  • 浜本 伸夫
    AndanTEC
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年3月6日〜13日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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