技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

電子実験ノートの導入とR&Dデータ共有・利活用ノウハウ

電子実験ノートの導入とR&Dデータ共有・利活用ノウハウ

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、研究開発部門におけるデータ共有システムを取り上げ、様々な分野のR&D部門のデータ管理を10年以上にわたり支援してきた講師の実績と経験をもとに、システム、研究者、組織体制など様々な角度から問題及び改善方法を解説いたします。

開催日

  • 2025年6月6日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • データ管理で課題を抱えている方
  • 自社及び他の一般的なR&D部門のデータ管理、利用、活用状況を知りたい方
  • R&D部門のデータに対して、AIを活用したい、させたいと考えられている方
  • R&D部門のデータの利用、活用を推進することのメリットを具体的に知りたい方

修得知識

  • 研究・実験データの共有、利活用状況を改善するためのデータ蓄積方法
  • 電子実験ノートの種類とその特徴
  • 電子実験ノートを含む様々なデータ共有基盤のメリット、デメリット
  • データ探査、分析を意識したデータ蓄積での注意すべき点
  • 蓄積されたデータを使ってデータ分析を行う時の注意すべき点
  • データ探査、分析を意識したデータ蓄積を行うための意識改革
  • 研究・実験データの共有、利活用を促進するためのシステムと体制の条件

プログラム

 IoTやAIの普及により、製造工程以降のデータ利活用は急激に進展しています。一方、公的研究機関であれ、民間企業であれ、R&D部門におけるデータの取り扱いは属人的なままであり、研究の信頼性が阻害されたり、効果的なデータの利活用がほとんど進んでいないのが実態です。
 本講演では、まず、R&D部門のデータ共有、利活用の実情をお話しさせていただき、データ共有、利活用が進まない状況がなぜ発生してしまうのか?そのような状況にはどのような問題がはらんでいるのか?等を説明させていただきます。次に、データ共有、利活用状況を改善するために必要な方策に関して、電子実験ノートを導入する際に必要な要件及び、各個人に必要な意識改革や会社としての体制づくり等を説明させていただきます。最後に、電子実験ノートを導入、運用に陥りがちな落とし穴とそれらの回避方法に関して解説させていただきます。

  1. はじめに
    • 講演者のR&D実績とデータ共有の取り組みについて
  2. R&D部門のデータ共有の実情
    1. R&D部門のデータ共有状況
    2. 属人的データ共有状況が引き起こす問題
    3. 属人的データ共有状況が生み出される原因
  3. データ共有状況を改善するために必要な方策
    1. 属人的データ共有状況を脱するために必要な方策
    2. データ共有基盤としての電子実験ノートのメリット、デメリット及び選択基準
    3. データ探査、分析を意識したデータ蓄積方法
    4. データ分析は、どのようにして行うのか?
    5. データ共有、利活用状況を改善するために必要なプロジェクトチームの作り方
    6. プロジェクトメンバーに求められる資質
  4. 電子実験ノートを導入、運用する場合の注意点
    1. 電子実験ノート導入による改善例
    2. 電子実験ノート導入時に陥りがちな落とし穴とそれを防ぐ方策
    3. 電子実験ノート運用後に陥りがちな落とし穴とそれを防ぐ方策
  5. まとめ

講師

  • 上島 豊
    株式会社キャトルアイ・サイエンス
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/28 最新動向を俯瞰的に学びデータサイエンティスト/材料開発者が知っておくべき基礎 オンライン
2025/4/28 におい情報DX (デジタルデータ化から再構成まで) を実現するヒト嗅覚受容体センサの実際と課題 オンライン
2025/4/30 未知の異常も検知する人工知能MTシステム (MT法) 基礎と応用入門 オンライン
2025/5/7 ChatGPTによる実験計画法 オンライン
2025/5/7 生成AIを活用したデータ分析の基礎とポイント オンライン
2025/5/7 AIを活用した特許調査および知財業務の効率化 オンライン
2025/5/8 図解と演習で学ぶ実験計画法入門 オンライン
2025/5/11 異業種R&Dリーダーのためのヘルスケア参入戦略 オンライン
2025/5/12 Excel業務の改善術入門 オンライン
2025/5/12 知財DXの導入方法、運用ポイントと推進体制の構築 オンライン
2025/5/13 実験・測定に必要な統計の基礎とデータ解析のポイント オンライン
2025/5/13 新価値創造のための技術棚卸の進め方と生成AI活用 オンライン
2025/5/13 異常検知への生成AI活用と判断の標準化、高精度化 オンライン
2025/5/13 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2025/5/13 品質管理の基礎 (3) オンライン
2025/5/14 生産管理、生産計画策定のための需要予測の導入とAIの活用 オンライン
2025/5/14 ビジネス課題を解決するAI活用術 オンライン
2025/5/14 ものづくりデジタルツインの基礎と要素技術および導入・応用のポイント オンライン
2025/5/15 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 速習 オンライン
2025/5/15 拒絶理由通知分析、対応作成への生成AI活用 オンライン