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施設園芸・植物工場におけるスマート化・先端技術導入の最新動向

施設園芸・植物工場におけるスマート化・先端技術導入の最新動向

~環境制御システム・AI・ロボット・植物体計測等の要素技術・導入例~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年3月28日〜4月3日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、施設園芸・植物工場分野におけるICT・AIの活用や、施設園芸・植物工場分野への新規参入・ビジネス展開について詳解いたします。
コロナウィルスによる農業生産への影響や、コロナ禍におけるスマート農業の現状と今後の展望についても解説いたします。

開催日

  • 2025年3月27日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 施設園芸・植物工場分野の生産事業者・新規参入を予定している方
  • 施設園芸・植物工場分野のICT機器、サービス、生産資材、設備等の生産販売事業者

修得知識

  • 施設園芸・植物工場分野の現状とデータ駆動型農業、スマート農業への流れ
  • 本分野におけるスマート農業の要素技術
  • 実際の製品、サービス群
  • 地域での展開例と今後の課題
  • 施設園芸・植物工場経営に寄与できるスマート農業のビジネスチャンス
  • コロナ禍における農業生産とスマート農業の展望

プログラム

 国の施策として急速に展開されているスマート農業について、施設園芸・植物工場 (太陽光型) 分野に絞り、そこに至った道筋と開発された要素技術、現状の製品群や開発成果、先端技術の導入と地域展開例、今後のビジネスチャンスについて系統的な内容でセミナーを開催いたします。
 講師は施設園芸・植物工場分野での約40年の業務経歴の中で、自動化、装置化、人工環境利用などでの技術開発と、国内外の事例調査や経営支援に関わってまいりました。本セミナーではスマート化に関わる環境制御システム、AI、ロボット、エネルギー利用等の導入例を紹介し、ビジネスとしての可能性を検討してまいります。また昨今の気象変動や資材・燃料価格高騰、労働力不足等の環境変化の中での、今後の野菜を中心とした国産農産物生産と施設園芸・植物工場分野の在り方についても検討をしてまいります。

  1. 施設園芸・植物工場とスマート農業の現状
    1. 施設園芸・植物工場の現状と展望
      1. 面積・個所数推移
        • 園芸施設面積と植物工場数
        • 品目動向
        • 法人経営体と規模拡大
      2. 最近の動向
        • 生産コスト・設備コスト高騰
        • 気候変動
        • 労働力不足
      3. 出荷販売環境の変化と今後の展望
        • 業務需要
        • 品目展開
        • 価格転嫁・高騰
        • 物流対策
    2. 農水省の施策とスマート農業加速化
      1. 次世代施設園芸の地域展開 (全国10拠点での大規模施設実証とICT・地域資源活用)
      2. スマート農業実証プロジェクトとデータ駆動型農業の実現への流れ
        • スマート農業法と技術導入
        • 新たな生産方式の取り組み
      3. みどりの食料システムにおけるゼロエミッション化
        • 化石燃料削減の方向性
        • 生産性との両立
        • エネルギーに関する技術開発
  2. スマート農業の要素技術と生産性向上
    1. ICT利用による施設生産性向上
      1. モニタリングと環境制御装置の普及拡大
        • 分散型
        • 統合型
        • クラウドサービス
      2. 経験と勘と手間からの脱却 (AI計測制御、機械的制御から植物情報を利用した制御)
      3. 施設生産性向上策
        • エネルギー投入と省エネ化
        • 生育・収量予測と販売戦略
    2. ICT利用による労働生産性向上
      1. 生産管理と労務管理への導入
        • 作業記録と分析
        • 標準と計画策定
        • 従業員評価
      2. 労働生産性向上策
        • 労働環境・組織整備
        • 人材育成
        • 農福連携
      3. 生産管理システム事例
        • 作業管理
        • 労働衛生管理
        • 生産法人での導入例
    3. 自動化省力化による生産性向上
      1. 自動化省力化の現状
        • 自動防除
        • 自動選果
        • 搬送台車類
      2. 新たな自動化省力化の技術開発 (収穫ロボット)
      3. 新たな設備設計
        • ハウス内レイアウト
        • 自動搬送
        • リノベーション (既設施設活用)
  3. 事例紹介と今後の展開
    1. スマート化・技術導入の事例紹介
      1. イチゴ栽培での生産、収穫、出荷までの一元管理 (A農場)
      2. トマト栽培での夏越し栽培の挑戦とエネルギー削減 (B農場他)
      3. 地域でのICT活用による生産性向上 (C県)
    2. 今後の展開
      1. データ活用面の展開 (データ連携による生産から販売への展開)
      2. エネルギー利用面の展開 (地域資源・廃熱廃ガスの活用)
      3. 国外への展開 (各国の動向と国内技術展開の可能性)
    • 質疑応答

講師

  • 土屋 和
    一般社団法人 日本施設園芸協会
    技術部長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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