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研究者・技術者のためのマーケティング実践

研究者・技術者のためのマーケティング実践

~顧客価値構想と競争対抗戦略~
オンライン 開催 演習付き

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年3月5日〜19日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年3月17日まで承ります。

概要

本セミナーでは、マーケティングの基礎から解説し、問題解決の手段となる新技術・新商品の構想・企画ができる力、ステルス型ライバルを早期に発見する力を身に着けていただけます。

開催日

  • 2025年3月4日(火) 9時30分 17時00分

受講対象者

  • 技術マーケティングに関心のある方
  • 企画やマーケティング業務に携わっている方
  • 新技術や新製品の企画・開発に関心のある方
  • 顧客のニーズを技術開発に反映させたい方
  • 技術を活用したビジネスの拡大を目指している方

修得知識

  • 技術の使い手が誰かを明確にし、使い手の抱える問題を明らかにし、問題解決の手段となる新技術・新商品の構想・企画ができる力を養える。
  • 既存・現行技術が対象とするユーザーではなく、まったく異なるユーザー・用途を発見するための構想・企画ができる力を養える。当該能力を特許申請時にも適用できるようにする。
  • 既存・現行技術とはまったく異なるかたちで既存ユーザーのニーズに応えられる技術、それを擁する企業を「ステルス型ライバル」 (ディスラプター) と呼び、ステルス型ライバルを早期に発見する力を養える。
  • 「差別化」をライバルから模倣されない状態と捉え、特許による防御以外、どのようにそれを実現することができるか、構想法を修得する。その構想法を用いることで、業界シェアで首位に立つことを目指す。

プログラム

 技術を語るとき、そこには大きく2つの視点があると思います。1つは、その特性・機能です。2つめは、その価値です。どちらも同じに見えるかもしれませんが、2つの視点はいわば表裏一対、コインの表裏です。しかし、技術の特性・機能と価値は違います。一方、研究開発の場では自然と1つめの視点でのやりとりがもっぱらになるのではないでしょうか。
 本研修は、研究開発という仕事に日々取り組む方々に、ご自身が取り組んでいることを、使う人間にとっての価値として徹底的に追求すること、これを狙いとするプログラムです。とはいえ、コインの表側については当然知悉しているはずです。その上でなぜこのような研修を行う必要があるのか。
 1つめに、技術をめぐる取り組みが組織の外に出て行くときに重要になること、それ以前に社内のトップ、営業、社外のサプライヤー、アライアンスの候補など自分の世界と違う人に対して技術の価値を説明する必要があること、にもかかわらずえてして1つめの視点で語ってしまうきらいがあるからです。
 2つめに、どのような技術や製品の世界にも、情報通信技術が入り込んできており、製品のスマート化が進行しています。モノとモノ、モノとヒト、それが企業とコネクトしています。そうすることで製品の価値が大きく変化していきます。お客様と企業との関わり合い方も変化していきます。たとえば、製品の利用・稼働状況がわかることでタイムリーな予防保守が可能になったり、買い換え時期や消耗品補充の適切な推奨・通知が可能になる。より最適な製品の使い方を助言できる、といったことがあります。製品自体の性能をソフトウェアで制御できたり、リモートでアップグレードしたり、機能を追加したりできる、ということもあります。そんなことを可能にする情報通信技術が飛躍的に進化しているので、自ずと製品のスマート化もどんどん進んでいきます。これは、自分が担当する技術や関連製品の価値を根本から見直し、いままでにない価値を見つける・構想する必要があること、そのために技術や製品を捉える視野・スコープを拡げる必要があること意味します。それをいかに行うかに関するリテラシーが必要となります。
 3つめの課題については、ビジネスでの競争関係が大きく変わることも関連してきます。情報通信技術を盾・武器として業界の外から新参企業が入り込んできて、自社のライバルになる事例が増えてきました。このような企業を「ディスラプター」と呼び、事例のことを「ディスラプション (業界破壊) 」と呼びます。自社が満たしてきた既存顧客のニーズを、異なる技術システムを実装した製品・サービスで満たそうとする、それがディスラプターです。そんなディスラプターをいかに見つけ出すかも課題ですし、逆に自社が既存技術を使ってディスラプターになる、つまり新規事業展開という課題もあります。こうしたことには総じて顧客価値の分析・把握が根本課題になります。また、顧客にとって技術なり製品が価値を持つのは、ライバルから模倣されない状態をつくれたときです。模倣からの防御方法としては特許が考えられますが、それ以外にも模倣を防ぐ方法があります。その方法を知り、超上流工程でそれを組み込むことが重要です。

  1. 技術価値構想のための「コト発想」実践
    1. 「コト発想」エグザサイズ
    2. 「コト発想」の実践ポイント
    3. ユースケース分析
    4. コトと不を減らす・なくす
  2. 技術に「コト発想」を適用する
    1. 既存技術の用途を拡げる
    2. 失敗技術を価値化する
    3. 隠れた競合技術を発見する
  3. 技術の価値を「守る」─ライバルからの模倣を防ぐ
    1. 業界リーダーのイミテーション (模倣) 戦略
    2. ケーススタディ PLUS「アスクル」とコクヨ
    3. イミテーション防御の論理
  4. 総括: ビジネス成功の本質
    • 顧客に愛され、ライバルに嫌われる

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 27,500円 (税別) / 30,250円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 27,500円(税別) / 30,250円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 82,500円(税別) / 90,750円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年3月5日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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開始日時 会場 開催方法
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2025/2/13 技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘 オンライン
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