技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスとプロセスアプローチの考え方

信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスとプロセスアプローチの考え方

~信頼性を確保した実験記録の残し方とプロセスアプローチによる継続的改善 / 組織の持続的成功のためのQuality Culture / 医薬品研究開発における創薬研究のQuality向上~
オンライン 開催

開催日

  • 2024年11月27日(水) 11時00分 16時30分

受講対象者

  • 研究信頼性について学びたい方
  • 質と効率を両立する創薬研究を実践したい方
  • 研究信頼性を推進する方・教育担当者
  • Quality Culture醸成・展開を推進する方・教育担当者
  • 組織の品質マネジメントで困っている方
  • 試験従事者
  • QC/QA担当者

修得知識

  • 研究のQuality向上を目指すことで、より信頼性の高い研究成果を得ること
  • 公正な研究プロセスを実現するための取り組み
  • 組織が持続的に成功するための道筋
  • Quality Cultureの重要性、その醸成と発展に向けた方策
  • 品質マネジメントシステムの7原則
  • プロセスアプローチ思考を取り入れた品質マネジメントの実現

プログラム

 本セミナーでは、医薬品研究開発における創薬研究のQuality向上を中心的なテーマとしています。信頼性の高い研究成果を得ることは極めて重要な課題です。そのため、研究のQuality (信頼性) を高めるためのアプローチをご紹介します。また、公正な研究プロセスの実現も大きな目標の一つです。研究に潜むバイアスを排除し、客観的な結果を導き出すことができれば、より信頼性の高い研究成果が期待できます。
 本セミナーでは、そのための具体的な取り組み方法を実験記録の残し方を中心に学びます。さらに、組織が持続的に成功を収められるよう、その道筋を示すことも狙いの一つです。Quality向上活動を通じて組織が発展し続けられるよう、その実現方法を明らかにしていきます。
 そして何より重要なのが、Quality Cultureの醸成と発展です。Quality Cultureが組織の礎となり、継続的な改善を可能にするからです。本セミナーでは、Quality Cultureの重要性と、その醸成・発展方法について、「ISO9004:2018 組織マネジメントー組織の品質ー持続的成功を達成するための指針」の考えを取り入れながら解説し、理解を深めていきます。また、プロセスアプローチ思考を取り入れたツールを紹介し、ターゲットとする非臨床試験プロセスのクオリティマネジメントに何が必要か、不具合を生じている原因は何か、を気づかせる演習問題を行います。
 本セミナーを受講することで、創薬研究に携わる研究者及びその組織の発展のために、研究のQuality向上とそれを支えるQuality Cultureの構築を目指します。創薬研究のQualityの向上は製薬業界にとって極めて重要な課題です。本セミナーでは、そのための具体的なアプローチをご紹介します。

  1. 医薬品業界における創薬研究のQuality向上の重要性
  2. 創薬研究のQualityとは
  3. 信頼性の高い研究成果を得るためのアプローチ
    1. 研究プロセスにおける公正性の確保
      • 不正のトライアングル (機会・動機・正当化) から見たGLPでの不正の原因
    2. 信頼性の確保した実験記録の残し方
      • ALCOAの原則に従った実験記録とは
    3. 公正な研究実施に向けた具体的な取り組み
      • 非臨床試験のヒヤリハットから見えてくる主な原因と改善の取り組み
  4. Quality向上活動を通じた組織の持続的成功
    • 「ISO9004:2018 組織マネジメント組織の品質〜持続的成功を達成するための指針」が教えてくれる組織の品質とは
    • 組織発展に向けたQuality向上の実現方法
    • プロセスアプローチを用いたQualityの向上手法
  5. Quality Cultureの重要性と必要性
    • Quality Cultureの醸成に向けた取り組み
    • Quality Cultureを発展させるための方策
    • 継続的な改善を可能にするQuality Culture
  6. Quality向上へのリーダーシップ
  7. Quality Cultureの定着と継続的な改善サイクル
  8. 演習問題
    • 質疑応答

講師

  • 須藤 宏和
    中外製薬 株式会社 信頼性保証ユニット

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。