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CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座

CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年10月30日〜11月5日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年11月1日まで承ります。

概要

本セミナーでは、CSVに関する根底の考え方と基本知識を学んだ上で、教科書ベースではないプロジェクト現場での実例にもとづく、CSV活動の進め方を解説いたします。

開催日

  • 2024年10月28日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • CSV対応の根底となる必ず押さえておくべき考え方
  • 基本となるCSV活動の手順と内容および作成文書
  • プロジェクトにおけるCSV活動の実際
  • CSVのスコープとアプローチの策定のポイント
  • GAMP5 2nd Editionのポイント
  • 対応事例

プログラム

 医薬品や医療機器に関わる業務においてシステムを導入する際、CSVに関する悩みや課題を多く聞きます。

  • ユーザー企業の悩みや課題
    • 「CSVをどこまで行えばよいか分からない」
    • 「そもそも今回導入するシステムにCSVは必要なのか」
    • 「CSVをもっと効率よくできないものか」
    • 「CSV対応に要する工数がシステム導入によって削減を期待する工数を上回ってしまう」
    • 「昨今デジタルトランスフォーメーション (DX) の推進が叫ばれるがCSVを考慮すると躊躇してしまう」
    • 「CSVを加味したベンダー企業の見積は妥当なのか」
    • 「ベンダー企業とのCSVタスクの分担の食い違いがプロジェクト開始後に判明した」
  • ベンダー企業の悩みや課題
    • 「取り扱い製品にCSV対応を求められたが具体的に何をすればよいのか」
    • 「CSV対応は、Part11対応やERES対応とは異なるのか」
    • 「要求されるCSVタスクが不明瞭のためプロジェクトリスクとなって見積が膨らんでしまう」
    • 「お客様とのCSVタスクの切り分けがしづらい」
    • 「いざプロジェクトが始まるとお客様よりCSVに関する細かい要求が発生しその対応に工数やスケジュールをとられてしまう」
    • 「CSVを理解している要員が少なくアサインできない」

 これら悩みや課題の解決にあたっては、ユーザー側とベンダー側の双方がCSVに対する正しい理解と実務的な知識の学習を行うことが極めて重要となります。
 本セミナーでは、実務対応に直結する思考と知識の習得を目的として、CSVに関する根柢の考え方と基本知識を学んだ上で、教科書ベースではないプロジェクト現場での実例にもとづく、CSV活動の進め方を学習します。

  1. CSV対応の基本理解
    1. はじめに
      1. CSVとは
      2. CSVに関する法規制とガイドライン
      3. どのような時にCSVの取り組みが求められるか
    2. CSVの進め方
      1. CSV活動の種類と基本的な流れ
      2. CSV活動で使用されるシステム開発ライフサイクル
        1. 一般的なシステムの構築活動とCSV活動の関係
        2. CSV活動におけるユーザーとベンダーの役割分担
        3. CSV活動で増加するコスト
      3. カテゴリ分類と活動内容の定義
      4. CSV活動で作成する文書
      5. CSV活動の体制と役割
  2. CSV対応の実務理解
    1. モデルケースを用いたCSV活動の実例解説
      1. CSV計画
      2. サプライヤ評価 (ベンダー監査)
      3. ユーザー要件定義 (URS)
      4. 機能要件定義 (FS)
      5. 設計仕様定義 (DS)
      6. 機能リスク評価
      7. 設計時適格性評価 (DQ)
      8. 据付時適格性評価 (IQ)
      9. 運転時適格性評価 (OQ)
      10. 性能適格性評価 (PQ)
      11. 教育訓練
      12. 運用準備
      13. CSV報告
      14. CSV全体管理
        • 逸脱管理
        • 変更管理
        • 設定管理
        • 文書管理
      15. リタイアメント
    2. 対応事例の紹介
    • 質疑応答

講師

  • 新井 洋介
    株式会社シグマクシス インダストリーシェルパ
    ディレクター

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年10月30日〜11月5日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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