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強磁性共鳴によるエネルギーハーベスティング

強磁性共鳴によるエネルギーハーベスティング

~磁性とスピントロニクスに関する基礎知識から、技術開発の現状と実用化に向けた課題について~
オンライン 開催

視聴期間は2024年9月5日〜19日を予定しております。
お申し込みは2024年9月17日まで承ります。

概要

本セミナーでは、磁性材料について取り上げ、磁性発現のメカニズムやスピン流について基礎から最新研究まで詳しく解説いたします。
また、磁性材料を用いたエネルギーハーベスティングに関して解説いたします。

開催日

  • 2024年9月17日(火) 10時30分 2024年9月19日(木) 16時30分

修得知識

  • 磁性とスピントロニクスに関する基礎知識
  • 磁石がなぜ磁石になるのか
  • 強磁性共鳴とは何か
  • 強磁性共鳴を用いるエネルギーハーベスティング

プログラム

 厚さが数十ナノメートル程度の磁石材料の膜 (磁性膜) に特定の条件を満たす静磁界と高周波磁界をかけると強磁性共鳴と呼ばれる現象が起きます。同時に、その磁性膜に十数マイクロボルト程度の起電力が生じます。講演者らはこの微小な起電力の生成現象に着目し、環境電磁波の高周波磁界成分を利用して強磁性共鳴を励起し、その際に生じる起電力を用いるエネルギーハーベスティング技術の創成を目指しています。
 本セミナーでは最初に磁性とスピントロニクスに関する基礎知識についてお話しします。ここでは磁石はどうして磁石になるのか、スピン流とは何かについて解説します。次に開発中の技術を紹介します。まず、強磁性共鳴とは何か、強磁性共鳴状態の磁性膜にどのようにして起電力が生成されるのかについて実験結果を基に解説します。続いて技術開発の現状と蓄エネルギー実験について紹介します。最後に今後の展望として実用化に向けた課題等についてお話しします。

  1. 緒言
    〜本技術の概要〜
  2. 磁性とスピントロニクスに関する基礎知識
    〜本技術関連を中心として〜
    1. 常磁性体
      1. 磁化の温度依存性 (キュリー則の導出)
      2. 磁化過程 (磁化曲線)
    2. 強磁性体
      1. 交換相互作用 〜磁石はなぜ磁石になるのか〜
      2. 磁化の温度依存性 (キュリー・ワイス則の導出)
      3. 磁化過程 (磁化曲線)
    3. スピン流
      1. 電流とスピン流
      2. スピン流の生成方法と検出方法
  3. 強磁性共鳴によるエネルギーハーベスティング
    1. 強磁性共鳴
    2. 強磁性共鳴による起電力生成原理 〜電磁波から電気へのエネルギー変換〜
    3. 本技術開発の現状と蓄エネルギー実験
    4. 今後の展望 〜実用化に向けた課題〜
  4. まとめ

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年9月5日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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