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アンモニア利用の最新動向と利用技術

アンモニア利用の最新動向と利用技術

~燃料、水素・CO2キャリア、CO2固定・リサイクル、メタネーション、合成ガス原料への利用~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年3月6日〜19日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年3月6日まで承ります。

概要

本セミナーでは、脱炭素エネルギーとしてのアンモニアの位置づけ・政策動向、アンモニアの物性・特長・他のエネルギーとの比較等の基礎知識、アンモニアの製造法とコスト、水素キャリア・脱炭素燃料としての利用技術、アンモニアの回収方法、アンモニアによるカーボンリサイクル、燃料アンモニアの今後の展望などを詳しく解説いたします。

配信期間

  • 2026年3月6日(金) 13時00分2026年3月19日(木) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年3月6日(金) 13時00分

受講対象者

  • 燃料アンモニアに関連する技術者、研究者、開発者

修得知識

  • 燃料アンモニアに関する政策動向
  • アンモニアの物性・特長
  • 様々なアンモニアの利用技術

プログラム

 2050年カーボンニュートラルを実現するには、脱炭素エネルギーへの積極的な転換が必要です。
 本セミナーでは、脱炭素エネルギーの1つとして注目されている燃料アンモニアの政策・技術動向を概説した後、アンモニアの基礎特性および利用技術について詳説します。アンモニアを改質して既存の内燃機関や工業炉に適用する技術、アンモニアから純水素を製造する技術、さらにはアンモニアでCO2を固定して、水素・CO2キャリアとして利用するビジネスモデルやアンモニアを利用するメタネーション技術についても解説します。

  1. アンモニアの政策動向
    1. なぜアンモニア? (IEAレポートより)
    2. アンモニア利用に関する政策動向一覧
    3. 燃料アンモニア導入官民協議会
    4. 2050年カーボンニュートラルに伴う成長戦略
    5. 第7次エネルギー基本計画
    6. 総合資源エネルギー調査会
    7. 水素社会推進法とその支援制度
    8. 水素等供給基盤整備事業にみるビジネス展望
    9. 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議
    10. 関東広域アンモニアサプライチェーン構想
    11. 新潟県カーボンニュートラル産業ビジョン
  2. アンモニアの基礎知識
    1. アンモニアの物性と特長
    2. 他のエネルギーとの比較
    3. アンモニア製造プロセスの概要
    4. 2種類のブルーアンモニアとグリーンアンモニア
    5. ブルーアンモニアとグリーンアンモニアのコスト
    6. グリーン水素とグリーンアンモニアのコスト
    7. ブルー水素とブルーアンモニアの発電コスト比較
    8. CO2対策費を考慮した2040年種々の燃料の発電コスト
    9. ブルー/グリーンアンモニアサプライチェーン
    10. 世界のアンモニア・水素サプライチェーン
    11. 2030年・2050年世界のアンモニア・水素消費量予測
  3. 脱炭素燃料としてのアンモニア利用
    1. SIP第1期「エネルギーキャリア」の概要
    2. NEDO GI基金:電力・船舶分野での利用技術開発
    3. 国内外の研究開発動向とビジネス展望
    4. SIP第3期「アンモニア・水素利用分散型エネルギーシステム」の概要
    5. 産業・工業燃料としてのアンモニアの課題
    6. アンモニア分解触媒
    7. アンモニア酸化触媒
    8. 水素/アンモニア混合ガスの燃焼
  4. 水素キャリアとしてのアンモニア利用
    1. アンモニアから純水素を得るための技術的課題
    2. アンモニアからの純水素製造
    3. アンモニアを原料とする燃料電池発電システム
  5. CO2固定・リサイクル・メタネーション原料としてのアンモニア
    1. アンモニアで排ガス中CO2を固定
    2. 炭酸水素アンモニウムはCO2/H2キャリア
    3. 炭酸水素アンモニウムからメタネーション・合成ガス製造への展開
    4. 炭酸水素アンモニウムによるカーボンリサイクルのビジネスモデル
  6. 今後の展望
    • 質疑応答

講師

  • 神原 信志
    岐阜大学 工学部 化学・生命工学科 物質化学コース
    教授, 副学長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年3月6日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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