技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御

微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御

~密充填するためには、粒子径、粒度分布、粒子 形状、粒子の表面状態などを、どのように制御すれば良いのか~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年9月9日〜23日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年9月20日まで承ります。

概要

本セミナーでは、粉体・粒子充填の基礎から解説し、微粒子を密充填するために必要な粒子径・粒度分布・粒子形状・粒子の表面状態などを制御する方法を実験データ、シミュレーション結果・計算モデルを交えて詳解いたします。

開催日

  • 2024年9月6日(金) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 粒子密充填が求められる製品に関連する技術者・研究者・品質担当者
    • セラミックス
    • 金属成型体
    • プラスチックス用フィラー
    • 電子部品
    • 電池
    • 錠剤
    • 化粧品
    • 触媒 など

修得知識

  • 粉体・粒子充填の基礎
  • 密充填するために必要な粒子径、粒度分布、粒子形状、粒子の表面状態などを制御する方法
  • 粉体充填状態の観察・評価

プログラム

 粒子密充填はセラミックス、金属成型体、プラスチックス用フィラー、電子部品、電池、錠剤、化粧品、触媒など様々な製品の製造、設計に関係する重要操作である。粒子充填層は多数の粒子から構成されているため、構成粒子の物性が充填性に大きな影響を与える。
 ここでは粉体や粒子を密充填するためには、粒子径、粒度分布、粒子形状、粒子の表面状態などを、どのように制御すれば良いのかを実験データ、シミュレーション結果や計算モデルなどを使って分かりやすく解説する。

  1. 粒子充填と粒子物性
    1. 粉体や微粒子の特徴
    2. 充填状態の定量的表現法
    3. 充填に関係する粒子物性
  2. 充填性に対する粒子径の影響
    1. 粒子間付着力への粒子径の影響
    2. 限界粒子径とRollerの式
  3. 充填性に対する粒度分布の影響
    1. 大小2成分充填時の空間率を表すFurnasの式
    2. 粒度分布から空間率を推定する鈴木のモデル式
    3. 最密充填を得るためにはどのような粒度分布が良いのか?
  4. 充填性、流動性に対する粒子形状の影響
    1. 粒子形状の定量的表現法
    2. 粉砕方法による粒子形状の違い
    3. 粉体層剪断試験と流動性指数
    4. 粒子形状と粉体の充填性、流動性との関係
  5. 充填性、流動性に対する表面状態の影響
    1. メカノケミカル反応による粒子表面の疎水化
    2. 充填性、流動性に及ぼす粒子表面疎水化の影響
  6. X線マイクロCTスキャン装置を用いた粉体充填状態の観察
    1. 充填層内部の空間率分布
    2. 充填方法の違いの影響
    3. 壁面の影響
    4. 粉粒体圧縮成型時の充填率分布変化

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年9月9日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/11 導電性フィラー充填・分散技術とフィラー分散高分子材料の設計・開発技術 オンライン
2024/9/12 リチウムイオン電池用バインダーの設計と高機能化、高容量電極への適用 オンライン
2024/9/13 窒化物フィラーの表面処理技術と樹脂の熱伝導率向上 オンライン
2024/9/16 水性塗料の配合設計術:よく発生するトラブルとその解決策 オンライン
2024/9/18 液中の粒子分散制御及び評価の要点 オンライン
2024/9/19 スラリーの分散安定性の評価技術 オンライン
2024/9/20 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御 オンライン
2024/9/24 抗菌剤・抗ウイルス成分の種類・特徴と選び方・使い方・示し方 オンライン
2024/9/26 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2024/9/26 粉体プロセスにおけるトラブル事例と対策 オンライン
2024/9/26 パルスNMRによる分散性評価および粒子界面特性評価 オンライン
2024/9/30 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/9/30 ナノカーボン/ナノ粒子への表面グラフト化による機能付与および分散性制御技術 オンライン
2024/10/2 パルスNMRによる分散性評価および粒子界面特性評価 オンライン
2024/10/3 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/10/7 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/10/8 スラリーの挙動と制御技術および評価方法 愛知県 会場
2024/10/8 水性塗料の配合設計と環境負荷低減 オンライン
2024/10/10 スラリー・ペーストの調整および分散性コントロール、粘弾性測定とその応用 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 ナノカーボン/ナノ粒子への表面グラフト化による機能付与および分散性制御技術 オンライン