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プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法

プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法

~添加剤の選定や添加量、成形加工のポイント、各種評価・試験法の基礎とポイント等 / 最新のフィルム技術の開発動向やサーキュラーエコノミー・モノマテリアル化の動向まで~
オンライン 開催

視聴期間は2024年6月10日〜21日を予定しております。
お申し込みは2024年6月10日まで承ります。

概要

本セミナーでは、プラスチックフィルムに関して、原料となる樹脂特性、添加剤技術、成形加工技術およびそれらに纏わる試験・評価方法について幅広く概説し、また、最新のプラスチックフィルム技術の動向やサーキュラーエコノミーについても詳しく解説いたします。

開催日

  • 2024年6月10日(月) 10時30分 2024年6月21日(金) 16時30分

受講対象者

  • プラスチックフィルム技術開発者
  • ポリマーの研究開発者
  • プラスチックフィルムの取り扱いを検討している生産・技術者の方

修得知識

  • 主要プラスチックフィルムの樹脂種類別の特性、成形加工技術、評価・試験方法
  • 市場・用途別の現状、最近成長性の高いフィルム技術の開発動向
  • 最新のフィルム技術の開発動向
  • サーキュラーエコノミーとモノマテリアル化の動向

プログラム

 プラスチックは世界で最も広く使用されている工業製品であり、その代表的な加工法としてフィルムの成形・成膜が挙げられます。汎用樹脂をはじめとした様々な (スーパー) エンジニアリングプラスチックフィルムが容器・包装・農業さらには電子産業など多岐の用途に利用されており、我々の生活になくてはならない重要な材料となっています。そうした背景から、プラスチックフィルムに関して、昔から多くの成形加工技術などが検討されており、今後も市場要求の高まりなどにより、更なる技術開発が求められると思われます。
 本セミナーでは、プラスチックフィルムに関して、原料となる樹脂特性、添加剤技術、成形加工技術およびそれらに纏わる試験・評価方法について幅広く概説し、また、最新のプラスチックフィルム技術の動向やサーキュラーエコノミーについても詳しく解説します。

  1. プラスチックフィルムの現状
    1. プラスチックフィルム全体市場規模推移および予測
    2. 用途別フィルムの動向
      1. 容器包装分野
      2. 農業分野
      3. エレクトロニクス分野
      4. 自動車分野
      5. 建築資材分野
  2. 樹脂特性におけるプラスチックフィルムと添加剤
    1. 汎用樹脂フィルムの特徴と課題 〜添加剤の選定や添加量のポイント等〜
      1. ポリエチレン (PE)
      2. ポリプロピレン (PP)
      3. ポリ塩化ビニル (PVC)
      4. ポリスチレン (PS)
      5. ポリエチレンテレフタレート (PET)
    2. (スーパー) エンプラフィルムの特徴と課題
      1. ポリアミド (PA)
      2. ポリカーボネート (PC)
      3. ポリフェニレンサルファイド (PPS)
      4. シクロオレフィン (COP)
      5. ポリテトラフルオロエチレン (PTFE)
      6. ポリアリルエーテルケトン (PAEK)
      7. 液晶ポリマー (LCP)
  3. 成形加工技術:その方式とポイント
    1. 溶融押出成形
      1. Tダイ成形
        1. 一軸延伸
        2. 二軸延伸
      2. インフレーション成形
    2. キャスティング成形
    3. カレンダー成形
  4. フィルムの評価・試験:各手法とそのポイント
    1. 機械物性評価
      1. 引張試験
      2. 引裂き試験
      3. 耐ピンホール性試験
      4. 衝撃試験
        • ダートインパクト
        • フィルムインパクト
      5. 突刺し試験
      6. 剥離試験
      7. ヒートシール性試験
      8. ホットタック性試験
      9. 摩擦係数試験
      10. ブロッキング試験
      11. ガス透過試験
      12. 水蒸気透過試験
      13. 加熱収縮率試験
      14. 耐折試験
      15. ぬれ張力試験
      16. クリープ試験
    2. 耐候性・耐老化性評価
    3. 耐燃焼性評価
    4. 光学特性評価
  5. 最新のトピックス
    1. MLCC製造工程用フィルム (PET)
    2. FCCL用フィルム
      • LCP
      • PI
      • フッ素系フィルム
  6. サーキュラーエコノミーとモノマテリアル化
    • 質疑応答

講師

  • 八角 克夫
    八角コンサルティンググループ
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年6月10日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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