技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ウェブの連続搬送におけるテンション制御の必須基礎知識とトラブル対策

ウェブの連続搬送におけるテンション制御の必須基礎知識とトラブル対策

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、フィルムなどの巻出し・巻取り工程におけるテンション (張力) のコントロール方法について、センサ・アクチュエータの基礎からトラブル事例まで分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年6月6日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 紙・フィルム・ウェブを扱う担当者、搬送・巻き取りに関連する技術者、品質担当者
    • 薄膜太陽電池
    • リチウム電極箔作成
    • 有機EL
    • 電子デバイスの生産
    • フレキシブルプリント基板
    • ロール・ツー・ロールプロセス
    • 半導体材料・金属材料
    • 紙・フィルムの搬送 等
  • 紙・フィルム・ウェブ搬送・巻き取りで課題を抱えている技術者

修得知識

  • テンション制御の特徴とポイント
  • アクチュエータとセンサの活用
  • テンション制御のトラブルと対策

プログラム

 各種フィルムの加工装置においてテンション制御が重要な役割を果たしているが、テンションコントローラとアクチュエータの種類と特長、張力制御に用いられるセンサのしくみとノウハウ、テンション制御での応用事例などについて解説する。

  1. テンション制御
    1. テンション制御とは
    2. 機械制御部分と各部の役割
    3. テンション制御の基礎
    4. トルク制御と速度制御
      1. ダンサーローラによる速度制御
      2. 張力検出機による速度制御
    5. 速度基準の考え方
    6. テンション制御の方式
    7. テンションと弾性率
    8. 材料特性と機械仕様
  2. テンション制御の種類、センサ、アクチュエータ
    1. テンション制御の種類
      1. オープンループ (半自動制御)
      2. クローズドループ (全自動制御)
      3. 手動制御
      4. 半自動制御
      5. 全自動制御
      6. フィードバック制御とハンチング
      7. 機械との連動
      8. 運転停止とストール
      9. 2軸切替え
      10. メカロス補正
    2. テンションセンサ (張力検出器)
      1. 張力検出器のしくみ
      2. 張力と荷重の関係
      3. 材料・条件に応じた張力検出器の選定
      4. 材料角度・センターハイトの影響
      5. 張力検出器の設置と取付上の注意点
      6. テンションメータとテンションアンプ
      7. ゼロ調整とスパン調整
    3. アクチュエータの種類・特徴と張力制御
      1. パウダクラッチ/パウダブレーキの動作原理
      2. 各種アクチェータの種類と特徴
      3. ライン制御とアクチュエータ
      4. 材料・条件に応じたアクチェータの選定
  3. 機械のメカロス補正
    1. メカロス発生の原理
    2. メカロス発生の条件
    3. 巻出し制御での不具合事例
    4. メカロス補正について
    5. モータ制御によるメカロスキャンセル
    6. トルク変動とハンチング
  4. テンション制御における不具合事例
    1. 定張力による不具合
    2. 巻き締まり不具合
    3. 定トルクによる不具合
  5. 製品の紹介
    1. テンションコントローラ2機種
    2. フランジ形張力検出器
    3. インバータA800-R2R
    • 質疑応答

会場

大阪産業創造館

5F 研修室D

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/30 ウェブ搬送プロセスにおける制御技術とトラブル対策
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2012/5/7 機能性ポリエステルフィルム市場の徹底分析
2012/1/30 水処理膜の製膜技術と材料評価
2012/1/15 光学フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2010/7/28 柔軟媒体ハンドリング
2009/10/1 国際化時代のポリエステル樹脂総合分析
2009/4/20 富士フイルムホールディングスグループ分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)