技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略

診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略

~診断薬におけるヘルスケア (健診・検診) とメディカル (医療) へのアプローチの違い、国内外の診断薬業界のトレンドと課題とは~
オンライン 開催

視聴期間は2024年5月14日〜24日を予定しております。
お申し込みは2024年5月22日まで承ります。

概要

本セミナーでは、診断薬業界の現状を把握し、アフター・新型コロナにおける効率的かつ継続的な事業・製品戦略を展望いたします。

開催日

  • 2024年5月22日(水) 13時00分 2024年5月24日(金) 16時00分

修得知識

  • 診断薬業界のビジネスモデル
  • 国内外の診断薬業界のトレンドと課題
  • 診断薬開発プロセスの要諦と落とし穴
  • 診断薬におけるヘルスケア (健診・検診) とメディカル (医療) へのアプローチの違い
  • 診断薬業界におけるCOVID-19後の変化と今後期待される診断薬像

プログラム

 アフターコロナで様変わりしつつある診断薬の世界。これまで、高いスイッチングコストによって守られてきた診断薬業界に国内外から圧力が高まってきました。健診や検診に代表されるヘルスケア産業 (未病/超早期診断) と健康保険で維持されているメディカル産業 (診断補助) 。両者は衝突し、今後どのように融合していくのか。自社の軸足はどちらに置くべきか、スイッチするタイミングはいつなのか。
 基本的な開発手法をベースにすることは変わりませんが、世界を相手にどう戦うか、迫りくるOTC化の波へどう対応するかを提案します。加えて、コロナによって引き起こされた社会変容や話題の線虫検査、今春からスタートする第4期「がん対策推進基本計画」などをヒントに、これからの診断薬開発を展望します。

  1. 診断薬の事業・製品戦略の課題
    1. 診断薬の世界的トレンド
      • 市場規模概観
      • 疾患領域 (感染症の脅威)
      • 技術領域 (高精度検査/簡易検査)
      • 期待される領域と求められる技術・項目
      • COVID – 19で市場は変容、拡大する
    2. グローバル企業に対抗する開発戦略の必要性
      • 世界の有力6社が牛耳る診断薬業界
      • 国内企業の分類と戦略
      • 選択したビジネスモデルが成否を分ける
  2. 自社の強みを生かした課題の解決方法
    1. ビジネスモデルの構築 (様々な切り口)
      • 提供する価値の変化 (製品やサービス)
      • 診断薬+○○ (領域の拡大)
      • 診断薬×△△ (技術の拡張)
      • メディカル vs. ヘルスケア (市場の拡大)
      • 顧客の視点 (サービスとしての診断薬)
    2. 新規事業・新製品の探索
      • ユニークな技術からの出発
      • 顧客ニーズからの出発
      • 斬新なアイデアからの出発
      • 新規事業立ち上げの必要性からの出発
    3. 自社資源と外部資源の活用
      • 開発に必要な4人のキャラクター
      • 事業関係者一覧
      • 最重要は顧客の理解 (そもそも顧客とはだれか)
      • 外部資源・協力者の理解と活用
      • スムーズな連携の阻害要因
  3. 世界をリードするために、生き残るために
    1. 従来型の診断薬企業は成長できない
      • 大手シェア拡大と異業種参入
      • これから成長する会社の特徴
      • 後手に回った企業の行く末
    2. 成長する・生き残るために必要なこと
      • 現場100回 (研究現場と臨床現場、ビジネス現場)
      • オープンイノベーションの推進
      • COVID – 19後のビジネスチャンスと法規制 (自主規制)
  4. 落ちてはいけない落とし穴とその回避法
    • 事業・製品開発ができない会社の特徴
    • 経営者を見極める (言行一致)
    • 成否は設計次第 (バックキャスティングは重要)
    • 落ちてもいい落とし穴 (経験を積むために)
  5. 発展する診断業界、ボーダーレスへ

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年5月14日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 無菌医薬品 GMP入門 東京都 会場・オンライン
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/11/29 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/12/2 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2024/12/2 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2024/12/2 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/12/3 GMPバリデーションのポイントと失敗事例 オンライン
2024/12/4 医薬品不純物 (有機不純物、無機不純物、残留溶媒) の化学的及び安全性評価と管理ポイント オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/12/4 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/12/4 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/12/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/12/4 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/12/4 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書