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皮膚測定の基礎および定量的評価・官能評価のポイント

皮膚測定の基礎および定量的評価・官能評価のポイント

~皮膚のしっとり感、キメ、色調等の評価方法~
オンライン 開催

視聴期間は2024年3月28日〜4月3日を予定しております。
お申し込みは2024年4月1日まで承ります。

概要

本セミナーでは、皮膚について基礎から解説し、皮膚計測技術の原理から測定方法、測定の実務についての特徴や注意点について詳解いたします。

開催日

  • 2024年4月1日(月) 10時30分 2024年4月3日(水) 16時30分

修得知識

  • 皮膚の機器測定の原理
  • 皮膚測定の機器選定から測定、評価技術
  • 画像解析技術の基礎知識

プログラム

 皮膚の評価には水分量、水分蒸散量、きめ、色調など多くの評価項目がある。目視や官能検査で評価できる項目もあるが、評価精度に限界がある。工学機器や画像解析技術の活用は幅広い観点から測定できる利点があり、目視ではできない微妙な変化をとらえることができる。最近では測定項目が複数選択できるセンサ技術や白色LEDランプと撮像素子を一体化した画像装置を使用して皮膚計測が実施されている。
 本セミナーでは皮膚計測技術の原理から測定方法、測定の実務についての特徴や注意点について解説する。セミナーの内容は、美容領域だけでなく、皮膚科学全般の評価やソフトウェア – などのIT技術の開発にも対応でき、幅広い応用に期待できると考えている。

  1. 皮膚の構造と機能
    1. 美容皮膚科学の現状
    2. 皮膚の構造およびバリア機能
    3. 皮膚の特徴
  2. 皮膚の機器測定の必要性
    1. 従来の皮膚評価の問題点
    2. 皮膚の機器測定の有用性
    3. 生体計測の流れ
  3. 角層水分量の測定原理と測定機器
    1. 角層の構造と角層水分量の測定法
      1. 角層内の水分分布
      2. 水分量の測定原理
      3. 角層水分量の測定機器
      4. 角層中の水分量の測定法
      5. 測定例 (保湿クリーム連用試験)
    2. 水分蒸散量の測定法
      1. 経表皮水分蒸散量
      2. 経表皮水分蒸散量の測定
      3. 経表皮水分蒸散量の測定例
  4. 皮膚の弾力性の測定および評価法
    1. 皮膚の弾力性の測定と単位
      1. 皮膚の弾力性測定法
      2. 皮膚の粘弾性測定装置
      3. 生体計測に特有な単位
      4. 皮膚の弾力性測定例
  5. 皮膚のきめ・シミ・しわの測定と評価法
    1. レプリカ法による間接測定と評価法
      1. 皮膚表面の観察 – キメ
      2. キメの評価方法
      3. レプリカによるキメの定量的な評価
      4. レプリカによるキメ面積の評価
      5. 水分計付き肌スコープの概要
      6. ImageJによるキメの評価の例
      7. ImageJによる皮膚のキメの評価
    2. 皮膚の撮影画像による直接測定と評価法
      1. しみとは
      2. 色素沈着部位と肉眼的色調
      3. しみの定量化
  6. 皮膚色の測定
    1. 皮膚の光学特性
      1. 皮膚中の吸収色素と光の散乱特性
      2. 皮膚中の色素による光吸収特性
      3. 皮膚色の変化の要因
      4. 皮膚色の評価方法
      5. 標準色票, 色見本の活用
      6. 色彩計による色の測定方法
    2. メラニン指数および紅班指数による評価
    3. カテゴリー角および色相角による皮膚色の評価
    4. 従来の色彩計の問題点と画像技術への応用
  7. 紫外線の定義とその影響
    1. 紫外線の定義とスキンタイプ
      1. 紫外線の定義と区分
      2. 光強度の表現
      3. 紫外線強度計
      4. スキンタイプの分類
    2. 日焼け防止剤のSPFとPA
      1. 紫外線防御効果の表示
      2. 紫外線強度の計測の必要性
  8. 官能検査の種類と感覚の評価法
    1. 官能検査の種類と測定値の信頼性
      1. 感覚の基本特性と評価法
      2. 各種の官能評価法
      3. 測定値 (データ) の信頼性と妥当性
      4. 国際単位系 (SI)
      5. 測定値の定量的な分析・解析
  9. 皮膚計測の最近の話題
    1. レーザ顕微鏡・共焦点顕微鏡の活用
      1. 光の生体組織透過性
      2. 光学顕微鏡からレーザ顕微鏡へ
      3. 共焦点レーザ生体顕微鏡
  10. まとめと機器計測の有用性

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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