技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品ライセンス契約の進め方とリスク回避

医薬品ライセンス契約の進め方とリスク回避

~ライセンス業務の基本、事前契約書、ロイヤリティ、ライセンス契約での留意条項~
オンライン 開催

視聴期間は2024年2月16日〜23日を予定しております。
お申し込みは2024年2月21日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬分野のライセンスの特徴、ライセンス契約を締結するに際し、その交渉に臨む態度から事前に調査しておくべき事項について解説いたします。
また、ライセンスの特徴、ライセンス契約、ライセンスフィーなど、トラブルになりやすい条項とその対処法について解説いたします。

開催日

  • 2024年2月21日(水) 12時30分 2024年2月23日(金) 16時30分

受講対象者

  • 医薬品業界でのライセンス業務担当者
  • 医薬品ライセンスの関連業務 (研究者、知財) 担当者

修得知識

  • ライセンス業務の基本、本質
  • ライセンス契約での留意条項、留意ワーディング
  • ライセンスフィー考え方、近年の傾向
  • ライセンス契約と独禁法との関係
  • 大学との共同研究、受託研究の留意点

プログラム

 新製品の導入、導出に係る提携機会環境は厳しさを増してきているが、当該機会を上手く捉え交渉し、契約まで漕ぎつけるにはどうすれば良いか、また後日トラブルを起こさせないための契約の条文はどうすれば良いか等はライセンス担当者にとって重大な任務である。
 本講座では、医薬分野のライセンスの特徴、ライセンス契約を締結するに際し、その交渉に臨む態度から事前に調査しておくべき事項、トラブルになりやすい条項とその対処法並びに最大の関心事であるライセンスフィー等について解説していく。更にバイオベンチャー企業や大学との提携留意点ついても解説していく。
 コロナ禍でビジネスのやり方は大きく変わろうとしているが、基本は余り変わらないかと思われる。本講座では演者の実際の経験した事例やワーディング等を織り込みながら具体的に話を進めていく。

  1. ますます少なくなる導入品の機会
    1. 最近の新薬開発の成功率
  2. ライセンス交渉は人がする
    1. 望ましいライセンス担当者の資質と能力
    2. ライセンス交渉における望ましい態度・行動
  3. ライセンスの対象
    1. ライセンス対象の知的財産権
    2. 製品と知的財産権の具体例
    3. 特許とノウハウの違い
    4. 医薬品業界における知財・ライセンスの特徴
  4. ライセンス交渉
    1. ライセンス交渉の流れ
    2. 各ステージにおける留意点
  5. 事前契約書
    1. 秘密保持契約書
      1. 秘密保持契約の段階で相手国準拠法を主張された場合
      2. “ちょっと見るだけ”で締結する場合のリスク
    2. オプション契約
    3. レター・オブ・インテント
      1. 類似の契約
      2. レター・オブ・インテントの法的拘束力 (日米の違い)
    4. 近年活用されるTerm Sheet
  6. ライセンス契約
    1. ライセンス契約の特徴
      1. 積極説と消極説
      2. 特許権の専用権と排他権
    2. ライセンス契約を構成する条項
    3. 主要条項のドラフティングと留意点
      1. Exclusive licenseと専用実施権の違い
      2. サブライセンスと下請け製造の違い
      3. ”such as”の使用は要注意
    4. 紛争解決法
      1. 裁判と仲裁のメリット、デメリット
      2. 被告地仲裁の最近の傾向と被告地仲裁を受け容れないアメリカの州立大学
  7. ライセンス契約の対価
    1. 対価支払い方式の分類
    2. ロイヤルティ判断基準
    3. 近年のロイヤルティ率
      1. Flat形式
      2. Tiered形式
    4. マイルストーンペイメント
    5. ロイヤルティ支払い期間
      1. 契約期間に影響を及ぼす各国の特許期間延長制度
  8. ライセンス契約と独占禁止法との関係と留意点
    1. 独禁法21条の趣旨
    2. 独禁法違反となる契約条項
  9. ベンチャー企業との提携上の留意点
    1. ベンチャーとのライセンス契約の特徴
    2. ベンチャーリスクを軽減する対抗策
  10. 大学との共同研究契約の留意点
    1. 共同研究契約と受託研究契約の違い
    2. いわゆる「不実施補償」をめぐる意見の対立
  11. まとめ

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年2月16日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/8 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン
2024/10/8 共同研究/開発契約の進め方と秘密保持契約の対応ノウハウ オンライン
2024/10/9 リスクの高い滅菌プロセス管理要求ポイント及び医薬品PIC/S GMP、EMAの滅菌、無菌性保証の注意ポイント並びに滅菌関連回収事例、見落としがちの滅菌バリデーションのポイント オンライン
2024/10/9 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/10/9 新規モダリティの事業価値評価とGO/No-go意思決定のポイント オンライン
2024/10/9 生成AIを活用した近未来の知財戦略 オンライン
2024/10/9 化粧品におけるエマルジョンとラメラゲルの活用 オンライン
2024/10/9 医薬品や医療機器の早期承認取得のためのPMDA申請戦略とスムーズに合意を得る方法 オンライン
2024/10/9 ペプチド医薬品における品質評価・不純物分析の留意点・事例 オンライン
2024/10/10 ラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 油脂の界面化学をふまえたオイルゲルの物性制御と製品トラブル対策 東京都 会場
2024/10/10 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/10/11 数値限定発明、パラメータ発明の特許要件と強い特許明細書の作成 オンライン
2024/10/11 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/11 変革・イノベーションを継続する組織・デジタル人材づくりのポイント オンライン
2024/10/11 費用対効果評価 (日本版HTA) の基礎と実践 オンライン
2024/10/11 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/10/11 宇宙ビジネスにおける特許情報のランドスケープ分析 東京都 会場・オンライン
2024/10/15 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2009/8/10 自転車 (電動自転車含む) 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/8/10 自転車 (電動自転車含む) 技術開発実態分析調査報告書
2009/8/10 照明器具 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/8/5 電気自動車とエコカー 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/8/5 電気自動車とエコカー 技術開発実態分析調査報告書
2009/8/1 パテントマップの全知識
2009/7/15 不織布 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/7/15 不織布 技術開発実態分析調査報告書
2009/7/10 電力10社 技術開発実態分析調査報告書 (改訂版)
2009/7/10 電力10社 技術開発実態分析調査報告書 (改訂版) (PDF版)
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/25 携帯端末 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/25 携帯端末 技術開発実態分析調査報告書
2009/6/20 衛生設備 技術開発実態分析調査報告書
2009/6/20 衛生設備 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/15 NTT (日本電信電話) 分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/6/15 NTT (日本電信電話) 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)