技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発

熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発

オンライン 開催

視聴期間は2024年1月23日〜2月6日を予定しております。
お申し込みは2024年2月2日まで承ります。

概要

本セミナーでは、生分解性TPEの分子設計、合成、物性、および生分解性について解説いたします。

配信期間

  • 2024年2月2日(金) 13時00分2024年2月6日(火) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2024年2月2日(金) 13時00分

修得知識

  • 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎
  • 一般的なTPEの種類、化学構造、性質
  • 生分解性TPEの分子設計

プログラム

 熱可塑性エラストマー (TPE) は、熱可塑性プラスチックと同様に成型加工が可能なエラストマー (ゴム) 材料であり、通常の架橋ゴムと比較して、成型加工性やリサイクル性に優れているという特徴を有する。一般にTPEは柔軟なソフトセグメントと剛直なハードセグメントから構成される、トリブロック以上の多ブロック共重合体やグラフト共重合体の構造を持つ。TPEがどのように合成されるのか、TPEの構造と物性の関係、などについて説明し、一般的なTPEの例とそれらの特徴について述べる。
 また、植物由来の生分解性ポリマーとして注目されているポリ乳酸は比較的剛直なポリマーであり、ポリ乳酸をハードセグメントとして利用したTPEがいくつか報告されている。そのようなTPEの例として、講演者が開発した生分解性TPEの分子設計、合成、物性、および生分解性について紹介する。

  1. はじめに
    1. 高分子材料
    2. プラスチックとゴム
  2. 熱可塑性エラストマー (TPE)
    1. TPEの特徴
    2. TPEの構造
    3. TPEの合成
    4. TPEの物性
    5. 一般的なTPEの例
  3. 生分解性を有するTPE
    1. 生分解性TPEの分子設計
    2. ポリ乳酸をハードセグメントとするTPE
      1. これまでの報告例
      2. 最近の研究1: ポリ (ε-カプロラクトン-co-D,L-ラクチド) をソフトセグメントとするTPE
      3. 最近の研究2: 縮合系脂肪族ポリエステルをソフトセグメントとするTPE

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年1月23日〜2月6日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/1 プラスチックリサイクルとバイオプラスチックの基礎と応用、最新動向 オンライン
2025/7/2 高分子結晶化の基礎と制御および分析技術 オンライン
2025/7/4 プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ オンライン
2025/7/4 ポリウレタンフォームの材料設計と機械特性の解析、予測 オンライン
2025/7/8 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2025/7/8 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2025/7/8 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2025/7/9 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2025/7/9 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2025/7/9 プラスチックリサイクルの最新技術動向と実務に役立つ実例・技術・連携ポイント オンライン
2025/7/10 トライボロジーの基礎とプラスチック材料の摩擦摩耗特性向上 オンライン
2025/7/11 ポリイミド入門講座 オンライン
2025/7/11 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2025/7/14 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 2コースセット 東京都 会場
2025/7/14 高分子材料の劣化・不具合の解析と寿命評価、対策事例 東京都 会場
2025/7/14 樹脂用添加剤におけるブリードアウト・ブルーム現象の発生機構とその制御・対策 オンライン
2025/7/15 廃プラスチックのケミカルリサイクルの最新動向 オンライン
2025/7/16 ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 オンライン
2025/7/17 UV硬化樹脂の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/7/17 レオロジー入門講座 オンライン