技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化

フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、フィラー充填構造と粘度の関係、フィラー最密充填構造設計技術、数値シミュレーションを活用したフィラー最密充填構造設計、フィラー最密充填構造を用いたポリマー系複合材料の高熱伝導化事例について詳細に解説いたします。

開催日

  • 2023年12月4日(月) 13時00分16時00分

受講対象者

  • サーマルインターフェースマテリアル (TIM) 材料、半導体封止材料等の放熱材料の開発に携わる方

修得知識

  • フィラーの基礎
  • フィラーの充填構造と粘度の関連性
  • フィラーの最密充填とハイブリッド化の考え方
  • 代表体積要素 (RVE) モデルを用いた数値シミュレーションの活用方法

プログラム

 近年、フィラー充填複合材料の熱伝導率を向上させる技術として、フィラー最密充填構造形成技術とフィラーハイブリッド化技術が注目されている。
 本セミナーでは、フィラー充填構造と粘度の関係、フィラー最密充填構造設計技術、数値シミュレーションを活用したフィラー最密充填構造設計、フィラー最密充填構造を用いたポリマー系複合材料の高熱伝導化事例について詳細に解説する。

  1. フィラーの種類と特性
    1. フィラーの種類と熱伝導率
    2. フィラーの形状
    3. フィラーの粒度分布
  2. フィラー充填構造と粘度の関係
    1. フィラー充填複合材料の粘度予測式
    2. Farris理論による粒度分布を考慮したフィラー充填複合材料の粘度予測
  3. フィラー最密充填構造設計技術
    1. Milewskiのフィラー最密充填実験
    2. フィラー最密充填による複合材料の高熱伝導率と低粘度の両立
  4. 数値シミュレーションを活用したフィラー最密充填構造設計
    1. 代表体積要素 (RVE) モデルの構築
    2. 粒子モデルの最密充填構造設計
    3. 繊維モデルの最密充填構造設計
    4. 粒子・繊維ハイブリッドモデルの最密充填構造設計
    5. 粒子・平板ハイブリッドモデルの最密充填構造設計
  5. フィラー最密充填構造を用いたポリマー系複合材料の高熱伝導化事例
    1. 国内外の開発事例
    2. アルミナ・炭素繊維とカーボンナノチューブのハイブリッド化
    3. アルミナ・窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化
    4. 窒化ホウ素とアルミナ微粒子のハイブリッド化

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/2 溶融紡糸の基礎と工業生産技術及び生産管理の実践 オンライン
2025/6/4 高分子の劣化・変色のメカニズムと寿命評価及びトラブル解析事例 大阪府 会場
2025/6/4 高熱伝導材料の基礎と熱マネジメント技術 大阪府 会場
2025/6/5 高分子の絶縁破壊メカニズムとその劣化抑制技術 オンライン
2025/6/5 エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の付与技術とその応用 オンライン
2025/6/5 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン
2025/6/5 欧州における再生プラスチックの市場拡大に向けた規制と対応 東京都 会場・オンライン
2025/6/6 プラスチック製品の強度設計 オンライン
2025/6/6 樹脂用添加剤 超入門 東京都 会場
2025/6/9 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/6/9 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2025/6/10 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 オンライン
2025/6/10 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/6/11 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 オンライン
2025/6/11 ポリマーアロイにおける相溶化剤の使い方、分散条件の設計、評価解析 オンライン
2025/6/11 加飾技術の環境負荷低減に向けた開発と自動車への応用 オンライン
2025/6/11 高分子材料における結晶化プロセスの基礎、構造形成とその制御および構造解析技術 オンライン
2025/6/11 ポリ乳酸の高性能化を実現する添加剤の選定と配合設計技術 オンライン
2025/6/11 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2025/6/12 窒化物フィラーの表面処理技術と凝集力、充填量、配向の制御 オンライン