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医薬ライセンスにおけるDue Diligence Review (DDR) の基礎と創薬モダリティの意思決定スピードアップ・事業戦略

医薬ライセンスにおけるDue Diligence Review (DDR) の基礎と創薬モダリティの意思決定スピードアップ・事業戦略

~これまでのDDRと創薬モダリティのDDRの課題~
オンライン 開催

視聴期間は2023年8月2日〜19日を予定しております。
お申し込みは2023年8月2日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬ライセンスのデューデリジェンスについて基礎から解説し、導入側企業の立場から手順や報告書のまとめ方などのポイントをわかりやすく解説いたします。

配信期間

  • 2023年8月2日(水) 13時00分2023年8月19日(土) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2023年8月2日(水) 13時00分

修得知識

  • これまでの医薬ライセンスにおけるDDRの概要
  • 創薬モダリティのDDRの課題
  • 新しいDDRの取り組み

プログラム

 医薬ライセンスにおいてDDRはライセンスの可否を最終的に決める重要な作業ですが、時間的制限もあって十分に問題点を洗い出すことができず、事後に大きな問題を引き起こした例もあります。
 とりわけ最近、急速に実用化されている創薬モダリティ:創薬基盤技術やモダニティ医薬品では、これまでの低分子開発化合物に比べて情報量が少ないためにプロジェクト毎に収益性を評価することが難しく、創薬プロジェクトになりうるのかどうかの検証がDDRの主な目的になっています。
 収益性の評価も中長期の事業戦略の中で長期的に検証することが求められるようになり、その結果、他の産業でよく実施されているコマーシャルDDRやオペレーションDDR、さらにはConfirmatory DDRも必要になっていると思います。
 ここでは、まず医薬ライセンスにおけるこれまでのDDRを概観し、創薬モダリティのDDRの課題を明らかにしたいと思います。次に、創薬モダリティのライセンスに求められる意思決定のスピードアップと事業戦略の重要性、そのためのDDRについて考察したいと思います。

  1. これまでの医薬ライセンスのDDR
    1. 特殊性
    2. 一般的な査察項目
      1. ライセンス交渉における主要協議事項
      2. 開発データパッケージ
      3. 製薬・製造設備と施設など
    3. DDR実施
      1. DDRの流れ
      2. 主な査察対象資料と担当部門
      3. 実施時期の問題点
    4. DDRの留意点
      1. 創薬研究ポリシーと臨床開発ポリシー
      2. 担当者の責任範囲と専門担当者の育成
      3. 収益性評価の問題点
  2. 創薬モダリティのDDR
    1. 創薬研究ポリシーの検証 (Proof of Research Policy;PORC)
      1. PORCの留意点
      2. 実施にあたっての課題
      3. 意思決定のスピードアップと事業戦略の重要性
    2. 事業性の検証
      1. コマーシャルDDR
      2. Confirmatory DDR
      3. 利益相反
    3. 独自性と優位性の課題
      1. パテントプール
      2. オペレーションDDR
    4. バスター化における収益性評価の問題点
    5. 倫理的課題

講師

  • 志甫 理
    特定非営利活動法人 メディッセ
    代表理事

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2023年8月2日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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