技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向

木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向

~木材の環境配慮性や特徴・利点から木材・プラスチック再生複合材の開発動向・標準化まで~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年7月11日(火) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 木質系材料の基礎知識
  • 木質系材料の現状と新規開発の糸口
  • 木質系材料の重要性 (社会的、政治的側面など多様な観点から)
  • 木材・プラスチック再生複合材 (WPRC) を中心とする標準化の現状、など

プログラム

 木材・プラスチック再生複合材 (以下WPRCと称す) をはじめとする木質系材料は、原料とする木材が再生産可能であること、木材の中に炭素固定を行っているため大気中の二酸化炭素の減少に繋がること、材料製造時のエネルギー消費量が金属等の他材料と比較して極めて低いことなどから、近年、環境配慮型材料としてますます脚光を浴びています。このような中、2010年には「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が決定し、建築用材料として木材の利用が推奨される時代になっています。
 本節では、木材の環境配慮性、木材の基本的な性質、木質系材料の特徴・利点について概説したのち、WPRCについての特徴やWPRCをはじめとする木質系材料の標準化の現状、木質系原料を用いた様々な材料開発の動向等について概説します。

  1. 木質資源利用の重要性
    1. 地球温暖化をはじめとする地球環境問題
    2. 森林・木材利用と地球温暖化を始めとする地球環境問題の関係
    3. 木造住宅・木材のいいところ
  2. 木材の基礎的な性質
    1. 木材の組織と構造
    2. 木材の物理的性質
    3. 木材の乾燥
  3. 木質系材料の特徴・利点
    1. 様々な木質材料とその利用
    2. 木質材料と構成エレメント
    3. 様々な木質材料の各種性質
  4. 木材・プラスチック複合材 (WPC) 及び木材・プラスチック再生複合材 (WPRC) の技術・研究に関する現状と課題
  5. 木質系材料の標準化に関する現状と課題
  6. 木質系原料を用いた様々な材料開発の動向
    1. 日本の森林・木材利用の過去〜現在〜
    2. JAS材・品質表示材の必要性
    3. 木材のJAS規格について
    4. 今後どうなるの?どうすればいい?
  7. まとめ 〜未利用木質系資源の有効活用に向けて〜

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/11 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2025/4/15 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/17 生分解性プラスチックの環境中での分解メカニズムと評価手法 オンライン
2025/4/21 はじめてのプラスチック材料と成形法 オンライン
2025/4/21 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/21 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2025/4/23 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/25 高分子の構造解析手法と構造制御技術 オンライン
2025/4/25 生分解性プラスチックの環境中での分解メカニズムと評価手法 オンライン
2025/4/28 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2025/5/12 高分子・複合材料の熱膨張メカニズムと低膨張化 オンライン
2025/5/13 高分子の構造解析手法と構造制御技術 オンライン
2025/5/14 プラスチック、フィルムにおける応力/ひずみ発生のメカニズムとその評価、応用 オンライン
2025/5/14 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2025/5/15 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン
2025/5/20 次世代バイオプラスチックの開発最前線 オンライン
2025/5/20 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2025/5/21 射出成形金型・樹脂製品設計の基礎および不良対策 オンライン
2025/5/22 GFRP & CFRP (熱硬化性樹脂複合材料) の基礎とリサイクル技術の最新動向 オンライン
2025/5/23 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/3/30 環境配慮型プラスチック
2022/3/30 環境配慮型プラスチック (製本版 + ebook版)
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2020/9/10 生分解性プラスチック入門
2020/1/17 最新プラスチック加飾技術の動向と今後の展望