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シランカップリング剤の反応メカニズム、使い方、密着性や物性の評価

シランカップリング剤の反応メカニズム、使い方、密着性や物性の評価

オンライン 開催

開催日

  • 2023年4月25日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • シランカップリング剤に関連する技術者、研究者
    • 半導体封止材
    • 塗料
    • 接着剤
    • 歯科材料
    • 金属接着
    • 樹脂改質
    • 熱可塑性樹脂複合材料
    • FRP
    • エラストマー
    • 樹脂バインダー
    • プライマー
    • コーティング剤 など
  • カップリング剤処理、表面処理を行う技術者

修得知識

  • シランカップリングの基礎
  • シランカップリング剤の選定
  • シランカップリングの反応制御
  • 構造・官能基解析の基礎
  • 反応解析の方法

プログラム

第1部 シランカップリング剤入門

〜基礎、メカニズム、使い方とQ&A〜

(2023年4月25日 10:30〜12:30)

 シランカップリング剤の使い方について、分かりやすくまとめます。前半部分では、ほとんどの参考書・教科書や論文で触れられることがなかった反応メカニズムや表面処理の解析について、詳細に解説いたします。後半では、これまでに受けたよくある質問をQ&A形式で解説いたします。

  1. シランカップリング剤について
    1. ケイ素について
    2. シランカップリング剤の構造と種類
    3. シランカップリング剤の用途
  2. シランカップリング剤のメカニズム
    1. シランカップリング剤の反応例
    2. シランカップリング剤の反応メカニズム
    3. 関連する条件と最適条件
  3. 表面被覆状態の分析・解析法の例示
    1. 解析・評価方法
    2. 解析例
  4. よくある質問と回答
    • カップリング剤の反応機構またその制御方法は?
    • シランカップリング剤の加水分解反応とは?
    • シランカップリング剤の縮合反応とは?
    • シランカップリング剤の特性と選び方とは?
    • シランカップリング剤の耐熱性は?
    • シランカップリング剤の使い方と、失敗しやすい点は? 他
    • 質疑応答

第2部 シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法

(2023年4月25日 13:20〜14:50)

 粉シランカップリング剤は無機材料および有機材料と化学結合する反応基を併せ持つため、有機/無機複合材料の性能向上目的で様々な用途に使用されている。
 本講演では、シランカップリング剤の基本的な使いこなしについて説明する。その他、汎用グレードのシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく、当社で新規に開発したシランカップリング剤を、応用事例を含めて解説する。

  1. シランカップリング剤とは
    1. シランカップリング剤の構造
    2. シランカップリング剤の作用機構
    3. シランカップリング剤の応用事例
  2. シランカップリング剤水溶液の使いこなし
    1. 加水分解速度
    2. 水溶液中のシロキサン組成
  3. シランカップリング剤による粉体処理
  4. シランカップリング剤による樹脂改質
  5. 各種シランカップリング剤の使用例
  6. 最新のシランカップリング剤のご紹介
    1. 長鎖スペーサー型シランカップリング剤
    2. 官能基保護型シランカップリング剤
    3. 多官能基型シランカップリング剤、他
    • 質疑応答

第3部 シランカップリング剤界面の密着性の解析と予測シミュレーション

(2023年4月25日 15:00〜16:30)

 分子シミュレーションとマテリアルズ・インフォマティクスを活用して、カップリング剤との界面での密着性を高める材料を設計する方法について解説する。

  1. 材料設計における高効率化の課題
  2. マテリアルズ・インフォマティクスを活用した異種材料界面の高密着化
  3. カップリング剤との密着強度に優れた金属箔を設計する解析モデル
  4. 解析方法
    1. 分子動力学法による密着強度の解析手法
    2. タグチメソッドによる直交表を用いた感度解析の方法
    3. 応答曲面法による密着性向上設計手法
  5. 解析結果および考察
    1. 密着強度の感度についての解析結果
    2. ロバスト性の解析結果
    3. 設計指針および結果の考察
  6. 実験との比較
    • 質疑応答

講師

  • 海野 雅史
    群馬大学 大学院 理工学府 化学・生物化学専攻
    教授
  • 山田 哲郎
    信越化学工業 株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第1部開発室
  • 岩崎 富生
    株式会社 日立製作所 研究開発グループ 生産・モノづくりイノベーションセンタ 材料プロセス研究部
    主管研究員

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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本セミナーは終了いたしました。

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